I'll Sleep When I'm Dead!

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英語学習法-初級編-

英語学習法-初級編-


其の壱:文法書

 おすすめ文法書:高校生が使うような文法の参考書なら何でもOK。例文の多いのがおすすめです。少しずつ,文庫本を読むようにリラックスしながら最後まで読みます。もちろん例文にも全部目を通して。最後まで読んだらまた最初から読みます。これを何度も繰り返します。

総合英語1

総合英語2
↑8~10回読んだ文法書

其の弐:リーディング・速読編

 まずは基本単語1000語のみ,2000語のみ,または3000語のみで書かれているYOHANのLadder Editionがおすすめです。このシリーズは私たちが子供の時に読んだ物語も多いのでとっつきやすいと思います。少し慣れてきたらペーパーバックなどに移行していくといいと思います。ペーパーバックもとにかく興味のあるものなら何でもいいと思います。おすすめはSidney SheldonとHarry Potterシリーズです。この二つに共通するのは,「とにかく先のストーリーが気になる!」です。新聞でよく見るリスニングの教材にSidney Sheldonが使われているのがなんとなくわかる気がします。

 そしてただ読むだけではなく,ペーパーバックを読みながら,気に入った表現,気になる表現を付箋か何かでマークしておき,読み終わったあとにそれをノートまたはパソコンにまとめます。EXCELが使える人はEXCELを使って自分自身のデータベースを作ります。

↓YOHANの1000語シリーズ:ハックルベリーフィンの冒険
YOHAN1000語シリーズ

其の参:リーディング・熟読編

 私は毎日Daily YomiuriやJapan Timesの記事を切り抜いてノートに貼り付け,横に単語リストと訳を書きました。選ぶ記事は自分の興味のあることについて書かれたものが多いです。一応(?)医療業界にいるので健康に関する記事が多かったのですが,そこで気づいたのは,自分の専門や趣味があると難しい単語があっても読めるものだ,ということです。ファッションに興味があるのならファッションに関すること,音楽に興味があるのなら音楽に関することなど,何でもいいのです。毎日一つずつ,仕事で疲れた時は短いものを,休みの日は少し長いものを読んでいました。

 まず,ざっと目を通してわからない単語に下線を引きながら,大体の意味をつかみます。次に単語を辞書でチェックします。このときに辞書の最初の定義だけ見て辞書を閉じてしまわないように!辞書に書かれてあることを最後まで読んで,その単語のもつ意味を頭の中でイメージして下さい。その文章にピッタリと来る定義がなくても焦らないで大丈夫です。なんとなくこんな意味なんだなぁ~というのがイメージできたらそれで十分です。訳がうまく出来なくても「超」直訳でも最初は構わないと思います。要は「英文を正しく理解する」ことが大事なのです。

↓の写真は当時使っていたノートです。実はこの次のページに全文訳があるのですが,スキャナがうまく作動しなくてUPできませんでした。しかし,ノートも記事も変色してますねぇ~(笑)

熟読用ノート

其の四:リスニング・スピーキング

 恩師からのありがたいお言葉,「英語学習にお金をかけるな,時間をかけろ。」巷にはありとあらゆる英語教材があります。そしてそのどれもが高いです。英会話教室に行くと数十万円があっという間に消えてなくなります。お金をかけただけ英語力が身につくかと言うと,決してそんなことはありません。やはり時間をかけるのが一番です。そこでお金をかけずに内容の濃い学習をするにはNHKのラジオ(またはテレビ)講座が一番なのです!

ラジオ英会話の利用法

1.まずその日学習するスキットを大体意味がつかめるまで何回も聴く。絶対にテキストを開けてはいけません!
2.次にラジオの講師の先生の言うことにしたがって単語をチェック,そしてもう一度テキストを見ずに何度も聴きます。
3.次にテキストの英語と訳を見て全文を理解します。
4.テキストを見ながら,テープと一緒に声に出して読みます。(10回~20回)
5.次にシャドーイングを10回~20回。シャドーイングとは,英語を聴きながら聞こえてきたままに口を動かす練習です。
6.その日のスキットを丸暗記します。
7.そして入浴。

 この入浴が大事なのです!心身ともにリラックスした状態で丸暗記したスキットを湯船のなかで思い出すのです。そして何度も声に出して練習。私は一応英語のところだけコピーして持って入っていました。度忘れした時に見るためです。

 そして次の日,仕事の合間に前日覚えた英語を思い出す努力をしました。私はレントゲンの現像室に入った時にブツブツと独り言のように唱えていました(笑)なんだかむなしい努力のように思われるかも知れませんが,数年後,この努力が実を結ぶ時が必ずやってくるのです!

 NHKの講座も当時と違ってリスニング入門やスピーキング入門など,色々なバリエーションがありますので少しやり方を変えないといけないかも知れません。NHKからは昔の英会話などがCD付の本になって出ているので,毎日ラジオを録音したりするのが面倒な人はこちらを使ってもいいと思います。

其の五:その他・受験勉強など

一応大学を社会人入試という形で受けるにあたって受験勉強をしました。文法書の復習に加えて受験生用の長文読解問題集,ロイヤル英文法の問題集を3回ほどしました。長文読解については,本当に寸暇を惜しんで仕事が始まる前の5分間に一つの長文にざっと目を通し問題に答えていました。そしてお昼休みに答えあわせと辞書を引いて熟読。これを毎日受験前2ヶ月ほど続けました。

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