全3件 (3件中 1-3件目)
1
Thousands of new species have been discovered by scientists this year – here are some of the weirdest.From the depths of the Pacific Ocean to the mountains of Vietnam, thousands of weird and wonderful new plants, animals and fungi have been discovered all over the world this year. Whether they are creatures unearthed in a little explored corner of the globe, or a specimen lying hidden in a drawer of a museum, they give us an exciting glimpse of the precious variety of life on our planet. (BBC News)*****hedgehog(ハリネズミ)fungi-(菌)*****「土の中の奇妙な生き物」(渡辺弘之著)を読みました。オーストラリア北部に巨大なシロアリの蟻塚は高さ5mを超えるという。日本のシロアリは白いが黒いもの黄色い物が熱帯にはいるらしい。東南アジアには巨大なダンゴムシがいてペットショップで売られている。2008年ナショナルジオグラフィックに重金属を食べるスーパーミミズがみつかったという記事がありイギリスの鉱山近くの鉛、亜鉛、ヒ素、銅などの金属を含んだ土壌を好んで食べている、ミミズが特殊なたんぱく質で重金属を包み、不活性化、無毒化しているという。ヤスデは時に大量発生して列車の通行妨害を引き起こすことがある、キシャヤスデは一世代八年かかるため8年ごとに大量発生するという規則性がある。大航海時代に外国との交流を断った長い鎖国は外来動物の侵入を防いだともいえる。危険な土の生き物として毒牙で噛みつくムカデ、温度100度の毒ガスを噴射するミイデラゴミムシ、強い刺激臭を放つサソリモドキ、毒液を飛ばすヤスデ。ヤスデを触った人の顔半分がお岩産のように腫れあがった。防御物質を持つヤスデを襲う蛍、20㎝のイワナの胃袋から8個体のヤスデが出てきたのには驚く。平安時代堤中納言物語の中に虫愛づる姫君には尻込みするような毛虫が好きだったがダンゴムシは出てこないが江戸時代栗本丹洲の千蟲譜にフナムシが顕微鏡を覗きながら描いたという絵がある。沖縄にはサクナと言う長命草があるが虫にも長命虫がいるクマムシのこと。発光する、音を出す土壌動物などがいるなど土の中のことを思った。
2025年01月27日
コメント(0)
After lying hidden beneath metres of volcanic rock and ash for 2,000 years, a "once-in-a-century" find has been unearthed in the ancient Roman city of Pompeii in Italy.Archaeologists have discovered a sumptuous private bathhouse - potentially the largest ever found there - complete with hot, warm and cold rooms, exquisite artwork, and a huge plunge pool. (BBC News)*****sumptuous(高価な、豪華な)potentially(もしかすると)*****「地図のない道」(須賀敦子著)を読みました。1943年10月16日という本はイタリアの作家ジャコモがローマ・ゲットの貧しいユダヤ系の住民たちがトラックに乗せられ貨物列車に積まれ強制収容所へ連行された事件を取材した本、ユダヤ人がゲットと呼ばれる高い壁でかこまれた地区にとじ込まれるようになったのは15世紀、そこは紀元前のころから中東の難民たちが住みついていた。衛生環境が悪くローマ人は住もうとしなかった。ベネチアが島だと聞いていたのに実際行ってみると町のふりをしていると、その虚構性に唖然として、大学などで研究者が雑学にかまけているとあいつはドロゲリアみたいな人間だなと軽蔑される。三本の橋を駅の方から一本目がスカルツイ橋、ルネッサンス様式のリアルト橋、アカデミア橋があり著者はアカデミア橋が好き、1968年著者はベネチアの沖にあるリドの島で過ごした。ゲーテやバイロン、ミュッセなどのロマン派の詩人や作家たちはこぞってこの島を訪れ白砂の浜辺を称賛した、トマス・マンのヴェニスに死すはリドが舞台。ベネチアが島だという事実を足を踏みしめるまで実感がつかめなかった。日本と言う国も外に出るまで自分が島にいるなんて自覚していなかった。現在は内陸の街になってしまったアクイレイア、古代は賑わいが絶えない都市だった。シーザーはアクイレイアをローマ直轄の植民地に定め11世紀ころまで異端の侵入を防ぐため重要な拠点だった。どこへ行っても大小の運河やカッレと呼ばれる細い石畳の路。シラミとトスカナ大公という公衆衛生の歴史本に17世紀富裕な人々が病気になった場合、自宅で治療を受けるが病院はもっぱら貧しい患者たちのために存在。コルティジャーネの語尾をコルティジャーニと男性形に変えると宮廷人や貴族の意味になる、日本の紫式部や清少納言の文学について話す時コルティジャーネの文学と使われても違和感はない。限りなく錯綜するベネチアの運河はよそから来た人間にとっては頭が痛くなるような地図をつくりあげているというベネチア、行ったこともないけれど運河や橋、作家、ベネチアの歴史を知ることができた。
2025年01月18日
コメント(2)
The time of day you drink a cup of coffee may lower the risk of an early death, new research suggests.The study found that people who drank coffee in the morning had a lower risk of dying from cardiovascular disease and had a lower mortality risk than all-day coffee consumers - but the research could not prove whether coffee was the sole cause. (BBC News)*****mortality(死亡率)sole(単独の)*****「100年ライフのサイエンス」(樂木宏実著)を読みました。日本人の高齢者85歳は25年前の65歳に相当するというデータは歩く速さなど高齢者の若返りは身体機能、健康状態、知的能力にも及んでいる。老化は制御、コントロールが可能、食べ方や活動レベルを変えるといった生活習慣の改善によって臓器の老化を抑え老化リスクを抑えることが可能。筋力低下や歩行速度や握力が低下したりするサルコペニア、フレイル。ライフスパンを伸ばすカロリー制限、断食、運動などが大切。老化の犯人はミトコンドリアエネルギ―の産出に欠かせないNADの減少、サーチェイン遺伝子を活性化させるのがNAD。センテナリアンは長寿遺伝子が若者とほぼ同じ。空腹を感じることが大切。NADはウオーキング、自転車こぎなど有酸素運動、筋トレでも増えるが続けないと効果は継続しない。筋肉と骨の維持、疾病リスクの軽減作用、多様な抗老化効果のあるビタミンDは血中濃度を高める魚類キノコ類に豊富、食物繊維不足は健康寿命を縮める、主食に全粒穀物をくわえるだけで生活習慣病リスクが減る。ストレスと過食は免疫機能を低下、適度な運動、免疫老化予防は生活習慣病予防と共通点が多いなど食事や運動を考えて生活する必要があることを思った。
2025年01月09日
コメント(2)
全3件 (3件中 1-3件目)
1