あまり評判がよろしくない「一寸法師」ですが、ヤッパリ、私には難しすぎたんですかね?
その場の思いつきで書いてるもんですから、今すぐ辞めようと思えば辞められるんですが、急に辞めるとなると前回と同じになっちゃうんで、もう少し続けさせてください。
しかし、文字で情景描写をするってほんと難しい・・・・
ということで・・・・・・
家族4人で過ごした日曜の午後・・・・・お昼ゴハンは「ファミレス」に行き、スーパーでは一週間分の食料や、必需品を買い・・・・ようやく家に戻ってきたのは夕方の5時でした。
それからの夕飯の準備・・・・
子供達は夕飯まで勉強をすることにして、私は妻と台所に入りました。
今日は「すき焼き」にするつもりでしたから、材料を洗い適当な大きさに切るだけ・・・
すぐに準備は終わるはずでした。
「なあ・・・お母さん・・・俺、疲れてるんだろうか?」
そう言って、妻に今日あった出来事を話しました。
マクドナルドでの出来事・・・、家の洗面台でのこと・・・
「ええ?、あたしも変なことがあったんだけど・・・・・・」
妻は驚いたような声を上げました。
「今日は雅楽鑑賞会だったでしょ?・・・・・一人、あなたと同じような服装をしたお爺さんが会場の体育館に来ていたのよ。」
妻は、「父兄にしては見たこともないし、出演者でもないし・・・・いったい誰なんだろう?」と考えていると、その老人が近づいてきて・・・
「なつかしい響きでしょう?」
ちょうど舞台では「越天楽」の演奏が始まっており、妻自身もなつかしい音だなあと感じていたときでしたから
「そうですね・・・・日本人の心のふるさとの音楽でしょうか」
と答えたそうですが・・・・その老人はフッと消えてしまったそうです。
あとで、ほかの教師に聞きましたが、その老人の姿を見た人は他にはおらず、夢を見ていたような気持ちになったそうです。
「あなたが見たお年寄と同じ人だったのかしら?」
妻には、「打ち出の小槌」の話しはしなかったようですが、あの小槌が関係しているのは確かなようです。
「お母さん・・・ゴハンまだ?」
息子が二階の自室から降りてきて催促しました。
「アア、ごめんごめん・・・もう準備できたから手を洗いなさい」
話を中断して、家族4人の「幸せな夕食」が始まりました。
さて、その翌日の話し・・・・・・・・・
役所に出勤した私は、朝一番から部長に呼ばれました。
「川村君、君も3年後の国体のボート会場が、わが町になるって言う話は聞いてるだろ?・・・そこで”漕艇場”の整備をすることになったんだがね・・・・大学時代ボート部だった君に、その指揮を取ってもらうことになったよ」
私がボート部?・・・・部長が何か勘違いをしているんだろうか?
そう思って大学時代のことを思い出していました。
ところが、クラブ活動どころか自分が受けた授業も思い出せないのです。
確かに、「平安京大学」という京都の大学に通っていたはずなんですが、何も思い出せない・・・・・昨日の老人の件、タオルの件・・・・・私の身体に異変が起こっている・・・・そんなことを感じていました。
「・・・そこで川村君・・・君には今日から課長職ということで国体対策課を立ち上げてもらう・・辞令交付式は明日の朝9時、市長室だ・・・・・がんばってくれよ川村課長」
突然のの辞令交付・・・・しかも新設の課で課長・・・・出世ができてうれしくないわけがない。
私は部長に礼をいって自分の席に戻りました。
「おい、昇進おめでとう・・・私も推薦しておいたんだよ」
課長は前もって聞いていたようで、すぐに私の席に飛んできて「祝いの言葉」をいってくれました。
「ありがとうございます。お世話になりました。」
「新設の課だからな・・・・場所は第3会議室になるそうだ・・机なんかはもう準備してあるそうだから、すぐに引越ししなさい」
第3会議室は、いまいる「企画課」の隣にある会議室で、引越しといっても机の中の物を移動するだけ・・・・課長だから「方袖デスク」が「両袖」の物に変わり、容量も大きくなるので引越しといってもすぐに完了しました。
「国体対策課」の職員は私を含め、10人・・・それに臨時の事務員を入れると12人体制になるようです。
それぞれ、総務課、土木課、用地課、教育委員会などからのベテラン職員が配置され、工事の設計発注は昨年既になされており、当面の忙しい仕事はないようでした。
顔見知りの職員が多く、それぞれが新しい仕事に燃えているようでした。
「しかし、俺がボート部だったなんて・・・・」
もしかしたら、精神的な病気でもあるんだろうか・・・・
「辞令交付は明日だったな・・・・今日の午後は休暇をもらって病院にいってこよう」
そう決めた私は部長に許可をもらいにいきました。
許可はすぐに降り、私は昼食前に帰宅し総合病院に出かけました。
「何科を受信すればいいんだろうか?・・・・精神科か内科?」
なんとなく「精神科」という名前に抵抗があり、私は「内科」を受診することにしました。
様々な検査をしましたが、結果はすぐに出ないといわれ、明日結果を聞きに来なさいということで思いのほか早く病院を出ました。
「いまから役所に戻っても中途半端だしなあ・・・」
しばらくの間、町をぶらぶらすることにしたのですが、昼の繁華街を歩くのは久しぶりでした。
「アア、こんなとこに新しい喫茶店ができたんだなあ。。。。」
コーヒーでも飲もうと、喫茶店に入ろうとしたら、喫茶店の横に一枚のドアがあり「催眠カウンセラー」の看板が目に入りました。
そのドアはどうやら、喫茶店の二階に通じる階段があるようです。
「病院で結果を聞く前に、カウンセリングを受けてみようか」
私はそのドアを開け・・・予想通りの階段を二階に歩み始めました。
つづく
「
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