虹色のパレット

虹色のパレット

2005.07.16
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カテゴリ: 心・人生
写真は全くのビギナーです。初心者のビギナーです。


私は、娘の、「デジカメ押すだけ」カメラでスナップ風なものをパチパチしていました。今年の初め娘に立ち上げてもらったHP 「kazumiart gallery」 に photo album を作ってもらい、それに載せていました。そんな頃、ブログと言うものに出会いました。HPとブログはどう違うのか。それより、ブログって何なのか。ある日、車を運転中に思い出して娘に聞きました。
「Oちゃん、グロブって何?」
「??、知らな~い。」
「そんな事言わないで教えてよ。グロブよ。」
しつこく聞かれて・・・。
「?・・・・、手袋の事じゃない!?」

ITデジタル関係の事に付いては、何から何までこの調子なんです。恥ずかしいを通り越して、馬鹿ばかしいことばかりです。でも、面の皮も大分厚くなってきていたお陰で、それに物忘れが激しくなったお陰で、赤面するような恥ずかしさもすぐ忘れます。前進あるのみ!!!

それで、あちこちのブログ訪問を始めました。色々な人が、それぞれ個性あるブログしている。面白いなーと感激していました。その中の一つ、素晴らしい写真が載っているブログに出会いました。プロがやってるのかなと思っていたら、普通の会社勤めの週末写真家!ですって! 毎日更新されるので、入り浸りになりました。コンパクトデジカメって何ですかー?みたいな恥ずかしい質問にも、丁寧にお答えして下さるんです。ほとんどのコメントは、写真に詳しい方たちからの、私には何言ってるのかちんぷんかんぷんなものばかりです。場違いな所にうろうろしてるって言う感じで引きそうになりました。でも、ご親切に初心者には身に余る情報を惜しげもなく下さり、「それぞれの立場で、写真は自分で楽しく撮るのが一番です。」と言って下さるのでした。いいな―こんなに撮れたら!なんて思いながら、「私は、写真には深入りしない事に決めました。楽しく自分のペースで撮りまーす。」とかコメント欄に書いておきました。そして、そこを、師のブログを拠点にあちこちのブログを訪問するようになりました。写真愛好家の方々で、どのブログにも素敵な写真が載っていました。ネットの網の目に迷子になり、戻れなくなり、行けなくなりしながら、色々な方の写真を楽しませて頂きました。時々恐々コメント残したりしながら・・・。どなたも、私の馬鹿な質問にも丁寧に親切にお答え下さいました。門前の小僧習わぬ経を読む、知らない間にいろいろ勉強させて頂いていたのでした。

ある時その中のお一人が「Oさんのところでお見かけしました。深入りしないって書いてありましたが、写真深入りしましょうよ!」なんて誘惑するんですよ。始めてコメント書いて、そのお答えがこれです。もうご存知のように、私、熱しやすいミーハーですよ。くらくらって来ましたが、「Oさんは、楽しく撮るのが一番ですって言って下さいましたよ。」と反撃に出ました。そしたら、「じゃあ、楽しく深入りしましょうよ!」ですって。あっさりとその一言で!!です。なんてポジティブな!!!楽しく深入りかー。参ったー!!。師からの、いいんですよ、いいんですよの優しいやんわりとした根回しの後にこれです。「強引な誘惑有り難う御座いました。」あっさり兜を脱いだ私に「よかった。カメラが変わると世界が変わりますよ。私も始めたばかりですよ。」と先輩。始めて、新聞のチラシのカメラの広告に目をやりました。ガーン。デジカメ一眼レフて高―い。そんなもの買う余裕はありませんよ。でも、すでに誘惑に負けた私です。

・・・・・、ポジティブ、ポジティブ!!!そうだ、確か昔日本で買ったキャノンあった筈。一眼レフじゃないけど、押すだけでもない。ピントとかいろいろ合わせられる。箱の形じゃなく、カメラの形してた。ごそごそ。あったあ!。???これって一眼レフ!!?知らなかったー。でも一眼レフ買った覚えない。おまけに、マクロ、広角、望遠の小型ズームが!!「ツイてるー。」
それで、師と先輩にご報告。「古いもの見つかったんですが・・・。」こんな古いの持ち歩くのカッコ悪いな・・・、と内心思いながら。「機種は?」「し、知りません。」 お、AE-1と書いてある。するとどうでしょう、「キャノンAE-1と言ったら、かって一斉を風靡した、ポピュラーなカメラで、今も愛好家が多いんですよ。」と言う丁寧なご説明。えー、じゃあ、堂々と持ち歩いていいんだ。愛好家として。「いいカメラなんですよね、手放せないんですよね。」とか言って。

フイルムの入れ方もなーんにも知りません。でも、ポジティブ、ポジティブ!!始めました。そんな時に、日本にいる弟とチャットしました。カメラの話が出ました。「一眼レフなんか買ったら大変だよ。交換レンズやアクセサリー高いよ。」「交換レンズなんか買わないよ。」「じゃあ、一眼レフ使う意味ない。新聞に出てるんだって、ボディーだけじゃない?」「ハー?!そう言うもんですか。じゃあ、フィルムの一眼使うから・・・。」「それは、高くつくよ。今は,デジカメの時代だ。」 ジャーン。それでもポジティブ、ポジティブ!!「俺、使ってないデジカメあるから、貸してやってもいいな。」「え・。で、それって一眼レフ?」何故か分かりもしないのにこだわっています。「レンズ交換は出来ない、って言うより、全部ついてる。もうこんなカメラ何処にもない。凄い機能満載。ただ、画素数が少ないけど、大型プリントするんでなかったら、むしろこの方がいいくらい。凄い気に入った使いやすいカメラだから、手放したくないんだけど。」「そう、そう。そう言うのてあるよね。」「貸すから、使ってみたら?今、人に貸してあるけど、余り使ってないようだから、返してもらって送るから。」「有り難う!!」

かくして、2台の一眼レフが、1銭も使わずに手に入ったのでした。そうして、思い出しました。何故、キャノンの一眼レフがあるのか。ずーと昔ドロさんに入られて、私が買ったカメラ盗まれたのでした。保険会社は他のものは、キャッシュでくれたんですが、なぜかカメラだけは、現物をくれました。「同じキャノンだ。構わん。構わん。」時に、無知って可愛くて得しますよね。

些細な事でしたが、フィルムの第一本目が取り終わって、お店に持っていきました。そしたら、今までそんな事無かったのに、その週は半額のクーポンがありました。もう一枚貰って、二本目も半額でした。三本目を撮り始めたら、デジ一眼レフが届きました。それから、もうそれで、バンバン撮リまくっています。これはみんな1ヶ月半くらい前のお話です。

先輩の言った事は本当でした。カメラが変わると世界が変わるって。全くそうでした。だから、師と、先輩とそのお仲間の方達に、それから、大事なものを貸してくれた弟にお礼を言いたかったのです。そして、なにより嬉しいのは、ブログご訪問下さる方々が、楽しんで下さっていると言うことです。何時も、ご訪問有り難う御座います。また、忘れてならないのは、我が家のスター達。植物や動物や空や雲や雨や、次々とご登場頂き有り難う御座います。お陰で、みんなさんが楽しんで下さっています。

人、二人が寄りかかりっこしているもの。人間、人と人との間に生きているもの。自己と人、人と人、人と物との関係の網目をネットの網目で体験しています。ネットにはまってしまった理由でもあります。

そうそう、ほら、月下美人が咲きそうなんです。真っ直ぐだった蕾がぐっと頭を持ち上げて来たでしょう。今日咲くか、明日咲くかっていうところなんですよ。楽しみです。でも、たった一晩の命ですからやり過ごしてはいけません。楽しく気を揉んでいます。
gekkabijin2



多くの方に祝福を頂いた、鳥の親子も元気です。小さかった1羽も、なんだか大きくなっていたような気がします。ご心配、ご声援、祝福のお言葉、有難う御座いま巣。鳥の親子に成り代わってお礼申し上げます。

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この塊の上に親鳥はのっているんですね。ほら、昨日より大きくなった感じ
しますよね。これ撮っていたら、親鳥が帰ってきたんです。卵だったときは、大騒ぎしなかったのに、今日は、アタックする勢いで騒ぐんです。小さいものですよ、でも、そのエネルギーたるや凄いものでした。怖くなったくらいです。急いで引き上げましたが、体を張って、雛を守るのです。毎日いい勉強させられます。 


最後になりましたが、一番上の写真は、師と先輩とそのお仲間の方々に捧げる桔梗です。偶然一枝に、蕾から、咲く瞬間、満開の花まで付いていました。皆様のより一層のご活躍をお祈りしています。有難う御座いました。今後とも宜しくお願致ます。                 






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最終更新日  2005.12.30 03:23:55
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