10月17日(土) 〔忘れ得ぬ思い出〕
昨日は迷子になりかけて冷汗をかいた。(*^^*ゞ
ホテルに戻り、メンバーには何事も無かったかのような顔をして朝の挨拶を交わした。
取り合えず、無事にホテルを出発できたようである。
12:10分の敦煌離陸までには時間がある。
なので、市内を観光する事になった。
先ず、日本で言うところの朝市のような所に立ち寄った。
食べ物から雑貨、日常生活必需品がずらりと並んでいる。
続いて、ジュータンなどの機織り製品を見学した。
製品が展示されている店内に入ると、心得ているとみえて日本語で説明が始まる。
そして、売り口上はこうである。
「これぐらいの大きさになりますと、日本の一流デパートで100万円は下りません。ここは生産直売所ですから、かなりお安く提供する事が出来ます。日本までの送料込み保険付きで35万円です」
店は違ったが口上は5年前と何ら変わっていない。
こうして女工さんが1年も掛けて織り上げるのだから、35万円は仕方がないのかも知れない。
その後、敦煌空港を予定通り北京に向けて飛び立った。
色々あったが、敦煌は再び訪れたい街ではある。v(^^)v
敦煌を飛び立ち飛行機の窓から覗いたら、砂漠の中を流れている川が印象的だった。
北京に到着して夕飯を済ませた後、ホテルの近周りを散歩してみた。
スーパーなどがあり、日本と殆んど変わらなかった。
さぁ、明日の帰国に備えてベッドインするとするか!
中国最後の夜は、どんな夢を見るのだろうか。(v^-^v)
夜が明けて、今日は17日である。
遂に帰国日となったが、北京からのフライトは14:00である。
天安門広場で記念写真を撮ろうという事になり、一路目的地へ。
ところが、天安門前まで来て驚いた。
「中国成立60周年」
を祝う人たちで溢れ返っているのだ。
広場に入るため、検問を受ける人たちの行列が果てしなく続いていて、
並んだら冗談抜きで10時間は掛かってしまう。
これを見た瞬間、一同は 「ダメだこりゃ!」
と異口同音に。(^〇^)
天安門広場に入るのは諦めて、周囲を観光する事になった。
有名な建物や由緒ある建造物を見て回る事にしたのだ。
続いては、シンプルにお茶の入れ方講習会へ。(*^o^*)
中国に来たらお茶の試飲は避けて通れない。
プロの手に掛かると、入れ方が巧妙で数段も美味しくなるのだ。
十数種類ものお茶を次々に入れてくれる。
勿論、最終的には売りに入る。(*^^*)
説明・試飲の後、店内を案内し、茶碗なども合わせて売り込みに入った。
しかし、中国も3回目となると欲しい物は揃っていて、改めて買うものは無いのだ。
ただ、帰国してから飲むためのジャスミン茶は買って来た。
さぁて、日本に向けてのフライト前に腹ごしらえだ。
これまでにも何回か食べた北京ダックだが、これで食べ納めである。
慣れた手さばきで一口サイズにダックの皮を削る。
肉と皮と骨に切り分けてゆく。
一昔前までは、本当かどうかは知らないが、肉は捨てているという噂があった。
仮に事実だとしても、近年では料理として出しているのだという。
出来上がった料理は、お客様の待つ円卓へ。
しかし、どういう訳なのか、後から出て来る料理は皿と皿の間に重ねるんだよねぇ。
但し、公式のパーティーや昼食会、あるいは晩餐会などでは皿を重ねる光景は見られない。
お腹も一杯になり、いよいよ帰国の途に着く。
NIJIたちを乗せた飛行機が北京空港の滑走路を滑り出した。
数分後、数え切れないほどの思い出を胸に機上の人となった。
8泊9日の中国5都市歴訪の旅。
色々あって長かったようだが、終わってみれば短いような・・・。
この飛行機が成田に着陸した瞬間から元のステージが待っている。
つづいて ≪’04 北京&敦煌≫
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あるいは ≪’06 再びの北京≫
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もしくは ≪’09 NIJI in USA≫
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