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2004.04.15
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映画(ビデオ)「ゾンビ ディレクターズカット完全版」
原題が「DAWN OF THE DEAD」

5月でしたっけ?劇場公開されます同名の映画が有りますが
それの元ネタというべきかな?
「悪魔のいけにえ」と「テキサス・チェーンソー」みたいな関係のヤツです。
劇場公開を前にして(観に行くかどうかは微妙ですが)


「そういえば、コレも見てなかったよな?」


と、いうことで借りてきました。
昔の映画、特にホラーなんかは技術の進歩が如実に出やすいジャンルだと

結果から言うと楽しめましたね‥‥‥‥いろんな意味で(笑)
しかし久しぶりのビデオ屋でなんでコレを選ぶかね?
らしいと言えばこれほどらしいチョイスも無いんだけど(笑)



混乱しているテレビ局の調整室から話は始まります。
スタジオでは司会者と学者らしき男が二人、意見を戦わせている
周りではスタッフが学者に罵声を浴びせかける
学者は言う「死人が甦り人を襲っているのだ」と。


パッケージの裏には小惑星が爆発してど~たらこ~たらと書いてますが
作品を観ているかぎりその手の話は一切出てきません
分かるのは
・何かが起きて

・結果、死人が甦り増え続けている
て、ことだけ。
そしてどうやら「事件」が起きて、すでにかなりの時間が経っているらしい事
人々のモラル、士気が著しく低下しているらしい事
放送局の人間ですら事態を把握出来ていない事などがかろうじて分かるくらい。



と言うより混乱しすぎだろ?嫌になって仕事放棄する局員がちらほら‥‥‥‥
何に嫌になったんだか分からないんだよな、学者が言う事が信じられないのか
騒ぎすぎてる局員に馬鹿馬鹿しくなったのか(笑)


ひとり真面目に仕事をしようとするアナウンサーのフラニー、そこへ恋人で
局のヘリコプターのパイロットをしているスティーブンがやって来て耳打ちする
9時に屋上へ、ヘリで逃げよう、と。
すでに人々の都市からの脱出が始まっていて彼らも今夜、立つのだ

場面変わって、あるアパートメント
悪党一味が立てこもり銃撃戦に。
突入する警察、危険なまでに怒りをたぎらせていたある警官が
無差別に発砲し始める、手当たり次第に部屋を開け撃ちまくる!


このあたりで「ああ、昔だな~」と思わせるシーンがいくつか。
ちゃっちい弾着&血のりが、こんな時代もあったんだな~とシミジミ思わせます(笑)
でも見せ方が上手いのでさほど気にならないかも。
技術のなさを撮影テクニックで補おうとする健気な努力が見物です
補え切れてないところもまた良し(笑)


ある部屋を開け発砲しようとする!が、後ろから射殺されようやく終わったかと
思わせといて、この部屋で 唐突に 生ける死体「ゾンビ」登場!
何故か左の足首がなく歩けないので這って進む進む‥‥‥
となりの部屋からもゾンビがゆっ~~~くり登場~~~
警官にガー!っと(ゆっくり)襲いかかる!


‥‥‥‥‥‥「(ーヘー;)え~と...出方、唐突すぎない?
あの、振りは?なんか恐い音楽とか、あるじゃんあの部屋のドアを思い切って開けたが居ない?!
あれ?と思って振り返ったら急に出てきてビックリ!!とかさ
なんか、うやむやの内にゾンビ登場です(笑)
まあ、作品の世界ではすでにこの手の怪物は、すでに出てきてる訳ですから良いんですけど
観てるコッチはねー初見なんだからさーもう少し驚かして欲しいなー。


実はこの建物には、州兵によって処分される事を嫌った親族らの手によって
死んだ身内の遺体がアチコチに保管されていたのだ!
封印されていたドアをこじ開けると、出てくる出てくる青白い顔した人‥‥‥‥‥じゃないゾンビが(笑)


原因不明ながらすでに多くの死体がゾンビ化している事を
表現するにはとにかくたくさんのゾンビを画面に出す事が必要な訳で
当然、素で出す訳にはいかないからメイクしなくちゃいけない
でも大勢のゾンビエキストラ一人一人に凝ったメイクをしている時間も予算もない!
そこで思い切ったね、取りあえず顔、青白く塗っちゃえってそれで
ポイントポイントだけに特殊メイクしたゾンビを使おうと。
僕の想像ですけどそんなに間違ってないんじゃないかな?
とにかくたくさんの青白い顔した人に見える(笑)ゾンビがでます。


死者を弔う為にいた神父に頼まれゾンビ化し、人肉をむさぼる人々を
拳銃で撃ち殺していく警官、ピーターとロジャー
人で無くなったものの、人に見えるゾンビを涙しながら撃つピーター
そんなピーターを街からの脱出に誘うロジャー
彼らもスティーブンのヘリで街を脱出していく。

脱出の道すがら、ある田舎町で
まるで狩りでもするかのようにゾンビを狩る一団を見つける
思い思いに持ち寄った食べ物や飲み物を飲みながら
ゾンビが現れたら撃つ、撃つ、撃つ。射的の的のように。

この辺の描写から人々のモラルの崩壊というか
ゾンビへの考え方、対応の仕方が変わってきた事が分かると思います
元人ではなく害獣を駆除しているような気楽さ
うすら恐い感じが漂いますね。


脱出行の途中、ショッピングセンターに着陸する一行
食料の補給と睡眠する安全な場所を求めて来たのだが
この辺からちょっと雲行きが変わり始めるんだなーコレが。

生前の習慣からショッピングセンターを徘徊するゾンビがいるものの
手つかずの商品に欲望を抑えきれなくなる警官組の二人
フラニーが止めるのもきかず階下に降りていく‥‥‥‥‥


なんかエライ長くなってきたのでこの辺にしときますが
従来のホラーと違って、結局恐いのは人間ちゃう?て感じの展開が
なかなか良いものの、年月は残酷なモノで(笑)
多少の粗は笑いのたねってことで。
ゾンビを撃つことに罪悪感を感じていた一行だが
生きる為の本能がむき出しになるにつれ、人であったものから
単なる邪魔者、狩る対象になってしまって殺す事への
罪悪感が薄れていくところが、うすら寒い感じがして良いのですが
焦点を絞り切れてない、中心に何を据えるのかハッキリ決まってない
どっちつかずな展開がどうにもこうにもイライラします。


ゾンビの恐いシーンを見せたいのか、人間が恐くなっていくところを見せたいのか


ゾンビ関連の、かなり工夫を凝らしたシーンがそれなりに有るのがまたもったいない。
しかし、その後のホラー映画に与えた影響を考えると無駄なシーンとも言えない訳で‥‥‥
酒でも飲みながら友達と一緒に爆笑しながら観る(笑)
そんな映画です。お暇なら一つどうでしょうか?
笑えます!(笑)


今日はこの辺で。ではでは







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最終更新日  2005.03.18 23:38:58
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