やっぱり本が好き♪

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November 9, 2004

『ダーリンは外国人』小栗佐多里

(2)

テーマ：今日どんな本をよみましたか?(91891)

カテゴリ： ♪本の覚え書き♪

本の紹介としてのっていたひとコマを見て思わずにやりとしてしまい、図書館へ予約に行ったのでした。

ハンガリーとイタリアの血を受け継ぎ、アメリカで教育を受け日本にやってきたトニーは、英語、日本語のほかにも北京語、スペイン語にポルトガル語まで話せます。そして「和語しりとり｣をして遊ぶというほどの語学オタクだと作者は語っています。
和語というのは日本古来の言葉で｢ひとつ、ふたつ、市場（いちば）」というもので、中国から入った言葉「いち、に、市場（しじょう）」というのが漢語となるそうです。

豊か過ぎる感受性、レストラン等で自分の意見をはっきり伝える交渉性、ストレートで日本の謙遜というものがいまいちよくわからないところや笑いの沸点の違いなど、本当に魅力的に描かれてましたぁ♪

『トニーのひとりごと』として要所要所に私たちに向けてのコメントもあってなるほどと思わせられたりします。
マンガ『あたしんち』とどこか似たような笑いのできる本かな。読み終えてにんまりホンワカとなる楽しい本でした♪

続編が出ているようなのでさっそく予約してきま～す。

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