あたまに光 てあしに力 こころに喜び!

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2011.10.13
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カテゴリ: カテゴリ未分類




今日は、学童さんたちと校庭で思いっきり遊びました

今日は珍しく、先生の数が生徒の数に対して結構余裕があったので

普段は、「先生は走るのは苦手です!走ると喘息になるので、鬼ごっこはしませ~ん」

なんて、予防線を張ってあるのですが。



2年生の女の子二人から、「せんせい!一緒に逃走中やろう!」って誘われました!

「私が黒い服を着ているから、私が追いかける人だよ。
先生と、○○さんは30数えるから逃げてね!」

だいたい、誘ってくる子って、先生を鬼にしたり、先生を集中的に狙ったりするんですが、
追いかける役を引き受けてくれたので、ほっとしました(笑)



楽しく遊んでいると、必ず、「何してるの~?」って子どもたちがよってきます。


いれて!
って言われて

いいよ!
っていれます。

走りながら、~さんも入ったよ!って声をかけたりすると、

その声につられて、またべつの子どもも寄ってきます♪

楽しいことを見つけるセンサーが働くんですね。
楽しいところに、人は集まります!

一旦全員集めて、人数が増えたから、じゃあ、追いかける人を3人にしよう!

捕まったら、ここにいて、仲間を助けるには、仲間二人で助けにいかないとだめだよ!



なんて、適当なミッションをつくって

ワクワクドキドキ!

挟み撃ちされそうになったり、

どうやって助けようか?
って、頭をひねったり。




そんなこんなで、お部屋に帰る時間になっちゃいましたが


楽しいあそびをすると、満足感があります。

追いかけられて、もう少しで捕まりそうだったけど、ギリギリのところで逃げれたよ!

嬉しそうに報告してくれた子もいました〓。


楽しいあそびは、子どもたちを心から元気にしてくれます。

今日は、たまたま私がガキ大将役を引き受けましたが、

夢中で楽しいあそびを体験できた子は、またワクワクしたくて、きっと、また遊びます。


どんどん遊んでいくと、子どもたちはまた次のあそびへと発展させたりするんですよね!(子どもたちはあそびの天才です♪)


それから、
いれて!
いいよ!ってやり取りは、社会性を育てます。

あそびのなかで、
たとえば、ハンター(おに)同士で知恵を働かせたり、

逃げる人同士で助け合ったり、


あそびのなかで、体を動かしながら、ワクワク心も動かしながら、

子どもたちはじつは、人間関係や、社会に出てから活かされる沢山のことを学びます。

今、遊んでいるときの姿勢がそのまま、大人になってからの仕事への姿勢に繋がると思うのです。

楽しいことは、言われなくても、自分から試して繰り返して発展させます。

あそびには仲間がいた方が楽しいです。

もちろん、一人が好きな子は、一人であそびを深める時間を保証してあげたいですね!

こどもたちが、「好き!」をたくさん増やすことができた分だけ、未来への可能性も増やせるように感じます。

ワクワクして身に付けたことは、一生の宝物になります。

昔は、たぶん、ガキ大将がいて、異年齢のこどもたちが徒党を組んで遊び回っていた環境がありました。

私自身は、お絵描きや、一人で本読みしているのが大好きな子どもだったので、
残念ながら、あんまり、みんなで鬼ごっこをした記憶がないので、
学童のこどもたちがみんなで遊ぶ姿をみると、本当に羨ましくなります。


大人になってから、こどもたちと読みきかせをしたり、一緒にやったことのない遊びを考えたり、改めて昔からあるあそびを教えてもらったりできるのは本当に幸せです。


本は好きだったけれど、子どもの頃に、もっと読み聞かせで生の声でお話をききたかったなあ!
とも思います。

読み聞かせと言えば、
最近こどもたちも本当に読むのが上手になってきました。

それから、本が大好きな子どもほど、読み聞かせの時の台詞の読み方がよどみなく、言葉に感情を込めるのが上手だな、と感じています。

きっと、想像力を働かせながら、普段から、心のなかで物語の人物たちに感情移入することができているからなんだと思います。

感情移入できる力って、人の痛みを想像することができる、思いやりの力へと発展できるんじゃないかと思います。


小部屋の2、3年生の子どもたちには、夏休みのときから意識して読み聞かせを一緒にしてもらうようにしていました。

下手でも、どもっても、小さい声でも、練習しなければ、やってみなければ、慣れませんから。
勇気を出して、やってみて!

そして、夏休みをすぎてみたら、こどもたちは、聞く姿勢も、読む姿勢も、ますます素晴らしくなっていましたよ!

やっぱり、子どもたちの力って、素晴らしいです!

そして読んだあと、子どもたちから自然にでてくる一言、二言・・・

そんな心からポロリとこぼれたふとした一言が聞けると、本当に嬉しくなります。

ーおもちでできた骨っておかしくないかな?
~ウンウン!!先生もおかしいなって思ったんだけどさ、お正月の鏡餅って固くなるでしょ?乾燥して固くなったおもちだったんじゃないかな?
ーあっそうか!!

とか、

ほんとに人って100年も寝ていられるのかな?(眠り姫のあとの呟き)

とか、

それって、本当のお話!?

とか◎^▽^◎


ちいさなやりとりのなかに、

その子との小さな心の交流ができたみたいで
本当に嬉しくなるのです。

この子はこのお話を自分のことのように想像しながら聞いてくれたんだなあ


心のなかで起こった出来事を共有させて貰える嬉しさ!

だから、自分が幸せでうれしくて
いろんな紙芝居を探してきます。

虫のことがわかるお話や、世界や日本の昔話。

ちょっぴり怖いお話は、とくに子どもたちに人気があると思います。

このあとどうなっちゃうんだろう・・・っていうドキドキがお話に引き込ませてしまうんでしょうね。

途中はドキドキしたけど、あぁよかった!っておわれると、ほっとしますよね。

主人公の男の人が、半分猫になったままで終わってしまったお話がありましたが

みんなで続きを少し考えました。

だって、ほっとしたいですもんね。

猫になってしんじゃった!なんて想像した子もいましたが

それぞれの想像力にまかせるのも、面白いですね。

怖いお話を読んだあとは、どうしたらハッピーエンドになれるか必死に考えます。

じつはそこが大事なのかもしれませんね。

必死に幸せになる方法を考える!

大人になってから、自分自身の人生をいかにハッピーエンドにさせるか考える練習にもなりますもんね!


そんなことを考えました☆


あそびってやっぱり、いいですよね!

◎^▽^◎





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Last updated  2011.10.14 01:07:41
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