Hope you have a good day♪

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その後のこと


それを確定するためにHCGの検査を2度受けた。
8週0日 40900
8週3日 40700
この結果をミッドワイフが電話で連絡してきたのだけれど、もう諦めていたので特段ショックもなかった。
「Your pregnancy is unsuccessfully.」
こう言われても
「OK」
と冷静に答えられる自分を何だか他人を見ているようだった。
とりあえず9週0日に当たる日まで自然流産を待ってみて、その後の対応を決めることにした。

そして9週0日。ミッドワイフの検診。
出血も痛みも何も無かった。
でもこの日は何だかもう悲しくて悲しくて、診察室に入ったとたんに涙がとまらなくなってしまった。
ここで受けるのは妊婦検診だったはず。
なのに何故流産の検診を受けているのか・・・
考えてみたら今回の流産で泣いたのは初めてだった。
自分の感情を押し殺し、何も感じないように必死に努力していたのに、もう限界だったのだと思う。
そしてウルトラサウンドに映る胎児の姿には1週間前から何も変化が無く、やはり6週相当の大きさのままだった。
改めて繋留流産を言い渡され、ミッドワイフに抱きしめられ、大泣きしてしまった。
初めて泣いたのが主人の前でも無く、友達の前でも無く、もう会う事の無いかもしれないミッドワイフだったというのもおかしな話だけれど、「私は平気だから」って強がる必要の無い相手だったからかな。

落ち着いた後、流産の薬の処方を希望するかと聞かれたけれど、即答できず。
ミッドワイフから、もう一度HCGを調べて自然流産の可能性を調べることを提案されたので、そうすることにした。
別にそうしたいと思った訳でもないのだけれど、単に即断できなかっただけ。
薬の処方はいつでも電話で依頼できるので、急ぐことも無いかな。

昔、母猿が亡くなってしまった子猿を手放せなくて抱きながら生活をしている映像を見た事があったけれど、今の私はそんな気持ち。
もう一縷の望みも無いけれど、お腹にいつまでも留めて置きたい。
いつかは終わらせなければいけないけれど、それを自分で決められない。
あの母猿のようにミイラ化した子猿を抱きしめ続けるわけにはいかないのだけれど。

3連休明けの火曜日、ミッドワイフからの連絡があり。
HCGは37000。
1週間前と比べてさほど下がっていないし、このレベルでは暫く流産が起こることは無さそうとのこと。
選択の余地は無い、薬を処方してもらった。

もう一度この薬を見ることがあるとは・・・縁起でもない。

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