Hope you have a good day♪

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流産の薬


六角形の錠剤を1回4錠膣から挿入する。
通常1~7時間後に陣痛が始まり、子宮内容物の排出が始まる。

独立記念日の3連休を挟んで、水曜日の夜に服用する事を決めた。

大して説明書を読まなくてもプロセスを覚えている自分。
不妊治療のことも大抵のことを理解しているけれど、こんなことも知ってしまっているのが空しい。
一般的には服用して2~3時間後には薬の作用が確認されるとか。
が、前回同様少しの腹痛が起こるのみで、肝心の内容物の排出が始まらない。
腹痛もこんなものでは無いはず。
ただひたすら頭が痛くて吐き気がする。
8時間後くらいに出血があったものの、とてもじゃないけれど流産のそれには及ばない。
結局少しの固まりを伴った出血があっただけで翌朝を迎えてしまった。

昼にウルトラサウンドで確認してもらったところ、胎児は無くなっているが、サックは殆ど残っているとのこと。
1回目から24時間後にもう一度との指示。

昨日と同じ時間にもう一度4錠を挿入。
頭痛と吐き気に悩まされたが、肝心の腹痛が殆ど無い。

そして2度目の服用をした翌日、10週0日にあたる日の早朝に再度検診。
でも、殆ど出血が無かった旨を伝えると、それならばウルトラサウンドは出来ないと言われてしまった。
そして掻爬手術しかないと。
ここから先はもうミッドワイフの域では無く、ドクターの域。
前回担当したドクターを外してくれるように確認をして、一番早く予約を取れるドクターを探してもらうことになった。
前回ドクターなら午前中に診察可能とのことだったけれど、即答でNO。
ミッドワイフ、少し怪訝そうな顔をしてたっけ。
でも譲れない。また彼女の手術を受けるのはまっぴらだった。

昼前に病院から連絡があり、翌週木曜日が手術だと伝えられた。
担当医の診察は無く、代わりに担当についているレジデントの診察を午後から受けることになった。

そしてこの日のHCGは5000
随分と下がってはいる。どうりで悪阻が軽くなった訳だ。
連絡をくれたミッドワイフにこのまま流産が完了する可能性を聞いたけれど、分からないからドクターに会うべきだと言われた。
ま、当然の対応だと思う。

午後診察に。ここ数日何度もこの受付を通っているな、なんてぼーっと考えていたら診察に呼ばれた。
不思議なのは、いつ行っても身長を聞かれること。
今日は2回目。そんなに身長を聞くことが重要なのかな。別に良いけど。

レジデントの診察。
ウルトラサウンドにしっかりサックが映り、手術決定。
手術のリスク、10万人に一人は死亡とかなんとか、恐ろしいことが沢山書いてある書類にサインして、最後にドクターが挨拶に来た。
何か質問は?と聞かれたけれど、別に無し。初めてじゃないし。
でも今回は術前のウルトラサウンドをお願いした。
前回みたいに術後に「必要なかったわね」なんて言われたくないから・・・

一通りの書類記入が終わり、漸く担当医が現れた。
ごくごく普通の白人女性。
何か質問は?とまたしても聞かれたけれど、「2度目だし特に無い」旨を伝えたら、ちょっと顔色が変わった。
2回連続でD&Cは珍しいのかな。

あーもう何だか疲れた。

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