※祝勝会
祝勝会参加者は、新丸ビル地下フロアに集合した。参加者はタイゼムのナゾさん、NIBK理事のヘキサゴバンさんとあっじょさん、そして大和杯の懇親会場から引っ張ってきたフリー記者のSさん。若手の先生も誘いたかったが、関係者の打ち上げがあったようだ。
ジビエ料理の店に入り乾杯。まずは、定番のウズラのモモ焼きが出てきた所で、誰かが「いやあ、ウズラの卵じゃなかったのね。」とイキナリ切れのあるボケをカマシ、会議がスタートした。すでにかなり酔っていたので詳細は忘れてしまったが、いくつかの懸案の課題が話し合われた。kyonchnさんは何歳か?などという極めて重大な課題の議論に大いに熱が入り、時が経つのを忘れた。
次々とフランス産のカモやら鳩やらが出てきて歓声が上がる中、いよいよ「幽玄の○○」の議題に入る。これは意外なほど波乱がなく「幽玄のパンダ」に決定。離れた次点として、凝った作品である「幽玄の象 パオーン(覇王)」が入った。
当初、「ちょっと顔だけ出して」と言っていた記者のSさんも、途中からかなり乗って来て店の閉店まで付き合ってくれただけでなく、次々と秘密情報など口を滑らして、大いに盛り上がったのである。今後棋日本棋院NIBK工作員としての働きが大いに期待される。
ここでSさんと別れて、さらに4人でイタリアンバー・リゴレットに移動。ここは、外国映画に出てくるようなお洒落なバーで、お得なワインの宝庫だった。ワイン通のあっじょさん・ヘキサさんのリードで、美味しいワインをたくさん楽しんだ。料理も最高で大満足。東京ってやっぱりすごい。
※ホン道場見学
翌日はどこかで勉強しようかなと思っていたところで渡りに船、大和杯の運営に関わっていた新城さんに誘われて有名なホン道場に見学に行くことにした。学生時代からの知り合いの彼から囲碁関係の企画をしているとは以前聞いていたが、ホン道場のオーナーだとは知らなかったので驚いた。若手育成の場としての道場運営だけでなく、囲碁界活性化のためにスポンサーを引きこもうと、いろいろな企画に携わっているらしい。棋院関係者以上の熱い思いに圧倒された。
道場は市ヶ谷、居酒屋喜の蔵の横の坂を上ったところにあるマンション風のビルの中にある。家賃もたいへんだと思う。中はかなり広く、中心となる絨毯の部屋に20面ほどの碁盤が置かれていた。壁には、成績表などが貼られている。
道場で驚いたのは、子どもたちが延々と詰め碁をやっていたこと。点数をつけたり、チーム戦にしたりで楽しみながらできるように工夫している。様子を見ていると、棋力に比べて読みの力が強いのがすぐわかる。
午前と午後に今年のプロ試験も受けたという女の子と一局ずつ。まだまだ上手な碁ではないけれど、地力を感じる内容だった。2局ともホンさんが解説してくれて大感激。ホンさんには今回初めての対面。経歴から勝手に怖いイメージを持っていたけれど、穏やかで優しい人柄にひかれた。40人ほどの道場生の中には、院生やプロを目指す子も多く、現代の木谷道場という感じがした。
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