そう言えば中学の時にバレーボールをしていた事があって、先生に言われた事を思い出した。「自分の手にボールが当たって審判が気づかなくても絶対手を上げちゃ駄目だぞ。それがスポーツの決まりだから。」これは、純真な子どもには衝撃的なことだった。他の学校の試合の線審をすることがあるのだが、この時先生から指導されたのは「アウトかインか分からなかったら、どっちでもいいから堂々と判定しろ。」という事。実際どっちか分からないケースが多いのだが「分かりません。」じゃ試合にならない。これはよく理解できた。
年齢詐称も何のその、中国では打とうとした石を落としたら「今着手した。」という抗議があった事もあるそうだ。日本では考えられないが、アマの大会では相当にえげつない事をする人もいる。ところでいろいろなケースで自分なら。
☆相手が当たりに突っ込んで来たら
遊びの碁や指導碁なら教えて打ち直しを勧めることも多い。公式大会なら間違いなく取る。
☆相手が時計を押し忘れている
公式戦で時間は貴重。すぐに教えずに自分の着手が決まれば打つ事が多い。ただ、自分が長考に入る場面では罪の意識が出て来て結局教えてしまう。1分くらいが我慢の限度だ。
☆相手がハガシしてきた
これは、石が離れた時間によりそう。0.3秒くらいが許容の限度か。これは、その後両者ともに精神的な影響が残りそうだ。
☆知らない間に自分が有利な所に石がずれている
これは滅多にないが、一度だけ経験した事がある。この時はすぐに修正した。
☆相手が劫材を打たずに劫を取ってきた
これは経験がない。公式戦だと悩みそうだが、相手が打ち直して来たらそのまま許容しそう。
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