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“Edizione Straordinaria! (号外!)”
なんとナポリターノ大統領から記念メダルを贈呈され![]()
そのお披露目&再演がこの日、町のメイン広場で行われました。
お話は イタリア統一運動
、
劇は昨年の イタリア統一150周年
を記念して行われたものです。
まずは、市長の挨拶、大統領からのメダルを頂いてやや興奮気味
熱く、親しみやすい市長で私は好きです
この劇の特徴は、なんといっても 俳優が皆、この町の住民
であること!
なので、知り合いが出てくる、出てくる・・・
見よ、このマルコ(近所)の熱い演技・・・
ま、彼と彼の家族はこういった地元イベントに必ず出てるので
絶対いると思ってたけど、予想通り家族4人全員総出でした
ちなみに手に持ってるのは小道具でなく、台本です(笑)
ストーリーの大半は、マルコの後ろにいるおっちゃんの語り、
それに住民が扮する民衆、そしてイタリア統一運動にかかわる中心人物5人が絡んできます。
サヴォイア国王の カルロ・アルベルト
、 ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世
、
イタリア王国初代首相の カヴール
、革命思想家の マッツィーニ
、
そしてなんといっても!軍事家の ガリバルディ
。
ガリバルディ役は、なんと 休暇の家
の娘さん・エリーザ!
そしてエリーザの父・カルロはヴィットーリオ・エマヌエーレ2世役!
舞台はこの広場、そして周りの建物全て。
キャストが窓から出てセリフを言ったり、歌ったり、紙吹雪を散らしたり。
タイトルの “Edizione Straordinaria!=号外!”
は
“Edizione straordinaria! Il 3 luglio del 1848 Francia entra a Roma!
(号外!1848年7月3日、フランス軍、ローマ入城!)"
のように、その統一運動の日々刻々とする状況を新聞の号外!
という形でセリフにしたもので、キャストが連呼していきます。
ナブッコ
の “Va, pensiero(行け、我が想いよ)”あり、国歌ありで、
観客も大盛り上がり
この後、エミリア地震で被害を受けた小学校再建のための募金を行い、イベントは終了。
今回思ったこと2つ、市長も言ってたけど、ここ数年、
わが町のイベントも増えてるし、参加者・来場者もすごく増えてるらしいし
なんだか活気がわいてきたな~という感じ( こんなん
とか、 こんなん
とか)
陣内先生、ぜひ、 小さなまちの底力
の続編が出れば、わが町入れて下さい(笑)
あと何冊か読んだ陣内先生の本にいつも書いてある
“イタリアの町の劇的な空間”
てこういうこと~って実感しました。
2つ目、私は元々イタリアの歴史好きからイタリア好きになったんやけど
ずっと興味があったのはルネサンス期の小国家乱立時代、
でもこっちに住んでからは、たった150年前のイタリア統一、
何気にこのリソルジメントの激動の時代が面白く感じる。
この時代だったから、その時の背景もあったとは思うけど、
この時の “変化”を求めるパワー
、今のイタリアでも再現してくれへんかな~とも(苦笑)
そして、何気に歴史の中でこんなに浮き沈みの激しい国もないんちゃうか~とも(苦笑)
ともあれ、落ち着かない長男を制しながらではありましたが、
エエもん見せてもらいました!
ご無沙汰しております。 2014.06.10 コメント(2)
明けましておめでとうございます♡ 2014.01.01 コメント(4)
イタリア各地のクリスマスイルミネーショ… 2013.12.18 コメント(2)