全31件 (31件中 1-31件目)
1
ちったー家族サービスもしなきゃーいかんという事で、実家に娘息子をあずけて奥方と飲みに出る。カランドリエとか福臨門とかいろいろプランはあったが、カジュアルがいいっていうリクエストなので、「中村」へ。 なんだか一杯いただきました。佐賀牛霜降り肉の刺身とカルパッチョおいしかったです。ノドグロ似付け、明石たこぶつ、あわび、子持ちこぶとなんたら、などなど大満足。 飲んだワイン ランシュバージュ98、トロタノワ97 ふたりで2時間ちょいでボトル2本飲むにはちょっと早かったかも。 ランシュバージュは毎度のことながらはちきれそうな果実味で若さを抑えきって飲ませる味。時間とともに柔らかくなる。作りは上等ですね。デカントして飲むのが正解なんでしょう。 トロタノワがねー、リスト外だったけど、何か出せーといったら、セラーに主人がいったので、くっついていって、出してもらったもの。ボルドーは詳しくないらしい。いくら?13000円って事で。じゃもらっちゃおう。で決まりました。オフですからねー濃くはないけれど、ちょーどいい感じでできあがってました。 デカントしますか?ってきかれて、温度を戻すためにお願いしますって言ったら、ご主人、デカンターに一滴残らず全部うつしちゃいました。澱なかったの?(^^;ほんとに?ボルドーは詳しくないのかもしれない。いいけどさ。(澱が全く見えなくても、嘘でもデカントするときにはボトルに少し残すものですよー。芸のうちだから。) 全然料理との相性考えてませんけど。あれこれ頼みすぎぃ。福臨門いったほうが安くついたような気がするがー・・・。(中村ってメニューに価格書いてないから全部時価で会計までわかんないのよねー)まー相方が大変満足して、また次もここ来ようと酔っ払って息巻いてましたので、よろしかったのかも。あーたねー、いくらかかったか、わかってんの?(^^; 家に帰ってから、もう1本飲むぞーと酔っ払い状態、子供放置で軽いのをあけてしまう。 コートデュローヌ白・グラメノン・ヴィオニエ 94 ええ、ただのコートデュローヌのヴィオニエを10年も寝かせているのは私くらいなもんでしょう(^^;以前シャトーグリエを寝かせている変わり者がいて、みんなで楽しんだことがあるが、なんせただのコートデュローヌ白、グラメノンだけどただのヴィオニエですからねぇ。ギガルのコンドリューやエルミタージュじゃないんですから。もともと和食とワインの会であわせて秀逸だったものをケースで買ったらあまちゃって放置されていたもの。ついでにいうと、先日のワイン部屋大掃除で発掘されたもの。 お味は10年寝かせただけあって(笑)、当初の花のような可憐な香りは消え去り、元々水のような飲み口であったのが、よりいっそう水のように澄んでしまって、アルコールを感じさせないあっさりぃ。全然に傷んだりしてないのが不思議。こんな速攻で死にそうな白が無事何年も年を越せてるって事は、意外にワイン部屋もいいのか、なんだかよくわかりません。 半分余ったのを、日曜日朝から飲んでる奴。ふわふわ~。
2004年01月31日
コメント(6)
タイトルは例によって意味なし。クレタ人は嘘つきだとクレタ人が言ったのまね。ワインも飲まず、出歩きもせず、株の指値は入らず、人生ってこんなもの?とフラストレーションがたまっていたところに、次々とワインの売り出しのメールが来る、来る、来る、くるくるくるくる・・・・・(@_@)? 血迷いました。 2001年思ったよりも高いなぁと思いつつ、18000円のムートンのオファーがある。安くはないけど、ムートンだからこんなもんかなぁ・・・。同じところの1996は23000円なり。これはちょっと安い。2001のダルマイヤックとレフォールドラトゥールが出ていて、2980円と5100円、まーまー安いと思う。・・・買ってしまいました(^^; ならして各3で買ったので無茶苦茶にはなってませんが。もうちょっとで血迷って、ムートンだけ半ケースづつ買いそうになったが、これはすんでで思いとどまり。しかし、3本っていうのは、いかにこのクラスとはいえ、中途半端な数ではありまして、いつあけるのかそれぞれに難しい。少なくとも2010年まで開けることは絶対無いな。 あーしかし、もう買わないと誓ったのに、そもそも若いのなんか買ってどうするんだ。nipponitesは嘘つきだ。今から寝かせるのか?いつまで生きてるつもりだ。あほか。場所もないのに。ワイン部屋むちゃくちゃになってるんだぞ。どうするんだよー。 子供たちのヴィンテージという救いの言葉はどこか言い訳がましい。あーあ。ほんとどうするの?ぶつぶつぶつ。 つまんないところで我慢すると、他で無駄しちゃうという典型例ですなぁ。はれほれ。 勝手にしてください。【ワイン部屋整理】 部屋の整理はまるでする気がしないが、ワインは気になっていたので帰ってきてついにやってしまう。約2時間えっちらこっちら、あちこちの段ボールをあけ中身を確認し積み上げたり下げたりしてたら、ようやく形にはなりました。あー疲れた。 とってもうれしい発見ひとつ。ごそごそと段ボールや木箱を整理してたら、床からでかい発泡スチロールがみつかる。ありゃ?と触ると重い。おお、こりゃ何かワインはいってるでー、と開けてみると、でてきました、フィジャック1966マグナム発見。うれしー。 インポーターが書いてないから、自分で海外から引いてきた奴らしいが、いつ買ったかてんで覚えがない。3,4年以上前であることは確か。なにかすっごく得した気分。らっきー。 他にもけっこう文字どおり(^^;掘り出し物がいろいろあって、ちょっとうれしくなったのでした(って、そもそも、自分のもんだよ)全体を俯瞰してみると、ボルドーの89、90あたりが弱い。99の在庫は過剰ですな。全体の90%がボルドーっていうのは、しかたないね。【ワイン】 ま、ひさしぶりに週末だし何か飲みましょうって事で、1本あけてみました。ラフルールペトリュス1989 これは売り出しで買って我が家で寝かせていたから10年選手ですねぇ。おいしくないはずがないものでしたが、意外に妖艶なるメルローにはなってませんでした。おいしーのだけれど、香りが弱い。力弱い。頭飲んで、デカントしないほうが良さそうな気がしたが、底力に期待してデカントしちゃったのがいかんかったか。時間とともに甘くねれた香りが上がるが、そもそものメルローの良さがあまりひきだせてない。最後にピリッとしたタンニンはけっこういけます。あの部屋の環境で10年メルロー寝かせるのはつらいって事かなぁ。ちょっと心配になりました。 ちなみにこの部屋には77とか69のラフルールペトリュスも寝てるんだがねぇ。77はちゃんとおいしく飲めたけどなー。現在あるラフルールペトリュス在庫、69(マグ)、77、2000、すげー偏りがありますな。 空瓶が大量に見つかる。邪魔だ捨てちまおうとか思ったけれど、昔の手ぶきボトルでボトルだけでも貴重なものばかりで、ちょっとためらう。白馬29、ラスカーズ1899、ムートン49、55、61・・・などなど。ムートン49はボルドーでコルディアンバージュから空瓶をわざわざ持ち帰ったものだな。思い出だからねぇ。【本日の映画】 「トリック 劇場版」、DVDで半額で落ちていたものを買ったまま、「常温」で放置しておりましたが、いっこうに熟成して良い映画になる風にも見えないので(笑)、みました。前見たことあるから、細部の遊びを楽しもうという感じ。けっこうギャグが幼稚であったりするので(それをまー阿部寛と仲間がやるからいいのかね)、2歳半の息子が妙にケタケタうけておりました。 そもそものドラマみてないといけませんよーって、人に言われたけどツタヤに行くのがめんどくさいので(徒歩5分であるんだけど)、見てない。【激指】 夜、激指と激戦を制す。だいたいは分が悪い。初段以上2段未満の私ではかないません。早指しなんかやってると2分で負かされたりしますな。 しかし、このソフトの検討モードっていうのはすごいねー。コンピューターと本気で感想戦ができます。ここでこうやるとどうなる?とかやると、猛烈な勢いで検討手順をだしていき変化をあげていくのには恐れ入ります。飽きないモードだぁ。これ1つでずーっと遊べますがな。私のCPUって1.3Gくらいだけど、これをもっと早いCPUで動かすともっと恐ろしいことになるんだろうなぁ。 ときどきスジの悪い手を指して、本手を読まないので、そのわずかなチャンスで勝てることがあるのですが、こちらの集中力が足りないとあっというまに読みぬけできて負けてしまう。 ちょっとだけ、ディープブルーと闘う、カスパロフの気持ちがわかりました。いやほんと。
2004年01月30日
コメント(8)
タイトルは意味なし。 やっぱりぃというべきかデンカ上へいってしまいましたねぇ。フライパンさんが喜んでいることでしょう。ま、しかたないわねぇ、私に我慢できるものじゃないからね。今日は一日続落であった株は、底の底で待っていたけれど、一文ちがいで入らないのから、そんな値段ついたら死者続出よなんてものまでいろいろあったけれど、どれも来ず。ま、値動きみてるだけで、ちょっとずつ感覚がもどりつつあるからいいか。 明日の週末越えをおそれてのパニック売り、手仕舞い売りを強く希望しているのですが、たぶん、NY次第って事なんでしょう。あーつまらん。平和とも言うがね。 とりあえず、何か買って何かしないと、このままじゃ、イーバンクに定期預金してるほうが儲かる理屈になってしまう(^^; 資本主義ていうのは、お金持ってる人間が、それをリスクにさらすだけでお金が儲かるっていう制度だから、リスクをとらないのは死に金だ。もちろん最小限のリスクで最大限の利益を得ようとするから慎重になるわけだけれど、あまり慎重すぎるのもねぇ。 そろそろ私好みというか、私の得意な相場にならないかしらん。相場にヒステリーがおこらないと出番がありません。今日のが押し目だとかいうなら、私は本当におこっちゃいますよ、ぷんぷん。 もしも飲んだら続き書きますけど、たぶん、体調調整のために今日も飲まない予定。 あ~人生って空しい。ワインも飲まず、相場も張らず、職場からまっすぐに家に帰り子供と遊ぶ、こんなの男の子の人生じゃないよー。男の子になってやる、なってやる、なってやるぅぅ・・・。
2004年01月29日
コメント(5)
昨日久しぶりの株買ったなぁと思ってたら、今日の午後あがっているので、さっそく売り飛ばしてしまう。デンカです。+130円。パルメくらいの儲け。もっと待つべきかなぁと思ったけれど、ワインは待てても、株は待てない性格でして。 ついでに映画優待券の権利株、配当落ちだけどほぼ買値に戻ったので、配当と優待券のまるどくって事で売ってしまう。いよいよに株のポジションが低くなっとるな。 ちょっと勘が戻りつつあるので、自分の守備範囲に来たものは、ちゃんと拾っていこう。 しかし、こーもポジションがないと、株で儲けが出るはずがないな。リートでも買うかねぇ・・・。
2004年01月28日
コメント(2)
特別やる気がないわけでもなく、あるわけでもなく、まーそういう感じで過ごしております。結局権利落ちした映画の優待株は一時15円も権利落ちしやがった。最終で10円。4000株持ってるから・・・、もと取るために映画観に行こう(気がむかんが)。 久しぶりにリハビリを兼ねて一銘柄買ってみました。今年初めて。ま、感覚とり戻すってとこですなぁ。体調管理のためにちょっとお酒飲まないから、しばらく株で神経紛らわすかねぇ。儲からないとダメだけど。フライパンさんとデンカ兄弟になってしまってます。ここで止まらないと、私は根性ないからすぐ投げるよ(^^; 夕食も食べる気なーいとやってたら、親切な人が、仕出し弁当もってきてくれたので、それじゃーって食べてしまう。この冬の寒い中シンポジウムなんてもののお誘いがある。ちょーど東京テロのありそーなころだなー、怖いよーといいながら行ってしまいそう。万年筆のインクボトルが切れかかってるので人に頼んで買ってきてもらうことにする。(万年筆:Aデュマ・1931WG・51)ブランパンをオーバホールに出すのにどこに出すのが正解かわからないので聞いてきてもらう。なんだか全てひとまかせです。気力がわいてません。なぜか指をけがした。まーどーでもいいかー。(投げやりー) ま、そういう事で・・・。
2004年01月27日
コメント(0)
今日はとしのすけさんとこのBBSに長文書いたので(長すぎて迷惑だったかも、ごめんねぇ。もっとまとめて書けば良かったが、ちょっとの返事のつもりが長くなりすぎまして、すいませぬ)、日記はだいたい省略。いちおう、まだ体調を大事にしようという事で、本日もワイン飲んでませぬ。【ハイフィデリティ】 去年レンタルで借りようと思ってそのままになっていが、ハイフィデリティをもう面倒!ってことで、DVDで買っちまっていたので、そろそろ観てみる。 ジョンキューザックが楽しそうにやってます。自分でプロデュースにもはいったりして、すっかりのめりこんじゃってますなぁ。しかし、どんなにみても、やっぱりキューザックはかっこいいので、音楽オタクのモテナイ男には見えませんな。事実よくもててるじゃない。 これはあれだ。マルコビッチの穴で(傑作!)、キャメロンディアズがブスメイクしてわざわざ醜女を演じたセンをねらっているのだろうけれど、あのそこぬけのキャラに比べると、キューザックは知的だからそこまでバカになれんのねぇ。 キャサリンゼタジョーンズが出てたなんて、あとでクリップみて知りました。そっか、あのチャーリーね。見覚えあると思ったが・・・って私はそうとうバカかしら。 もっと愚かには、ティムロビンスがなかなかキワモノの役をしてて、これまた見覚えあるけどなーと思ってた私はもう映画なんて語ってはいけないのかも。しかし、太りすぎで映画のギャグだが、脂肪男とか言われてたな(^^; インディペンデンス系映画だからみんな楽しそうにやってます。大物は全部カメオ出演だろうし。音楽の薀蓄が楽しいけれどついていけるほど私も詳しいわけではない。 こーいう一芸にひいでて詳しいっていうのは、なかなかかっこいいよなー、真似できないけど。こーいう入れ込みようって言うのはいいよねー、今から音楽聴いてもダメだよねーとか思ってた。 けれど、よくよく考えてみると、私って言うのは、たぶん、十分に、ボルドーおたくとなのっていいだけの、うるさい奴な気がするので十分この範疇の人なのかもしれない(^^;そうと思ってしまうと、急に、「いやーこういうコダワリばかり言って生きてるのも窮屈なんすよ、もう辞めたいくらい」なんて能書きも言いたくなる。 いまやサザエさんかゴルゴ13と化した「美味しんぼ」の最初のほうには非常にうまいことを書いてある。食というものにこだわってしまう自分に嫌悪感を持ちながらも、それにこだわらずに入られなくなった自己矛盾の苦しみみたいなもの。まーそんなもんだよなー。こだわりっていうのは、そういう事だ。 若い頃の「こだわり」って、だいたいは「形」からはいっちゃうから、用意にその形はかわっちゃうわけで、こだわってるはずが、次々と変わっていっちゃうあたりが、若さであり軽さでもあるとは思うのだけれど、それだけ精神の自由度も高いという事ではあるわな。 けれどある程度、「中身」が身についてしまうと、容易に自分が変化できない窮屈さに身を閉じ込めてしまう。これをコダワリとよべるが、単にガンコともいうし、融通が利かないともいう。ガンコもとことんとおすと、これは「美学」なのかもしれないけれど、たいていはどっかで妥協するので、「こズルイ知恵」になってしまったり・・・。まーいいか。(と、さっそく妥協してみる) ま、いいか。しばらく、ジロンド派のボルドー頑固爺でも。今日はそれにみあうぶんくらい、よそのBBSで書いたので、ま、否定はせずに、流れに身を任せましょう。はは。(虚しく笑い)【デッドマンウォーキング】 もう一本ついでに観てしまう。これまた買ったままけっこうほったらかしになっていた映画。スーザンサランドンもショーンペンも好きだが、このタイプの映画はねぇ・・・。ま、なんとなく泣いてみたいような気がしたので観てみましたが、そういう感傷を入れないようにあくまでクールに作り上げてましたね。 これってティムロビンスが監督でしょう。結局はアルトマンがザプレイヤーの時にやろうとした、映画中映画を、あの時に主役してたティムロビンスが作ったっていうことかしらん。けっこうダブってるよねぇ。ティムロビンス、どこかアルトマン風に乾いて作ろうとしているけれど、真似はできてませんね。サランドンとペンがいなかったら、これ映画になってないもんなぁ。 人権問題、死刑問題については語るつもりなし。 ショーンペンの最初のいかにもっていう冷たい目の演技がよかったけれど、この人ってやっぱかっこいいから、やさぐれたチンピラにはなかなか見えないのよねー。ついでにいうと、サランドンも人権派には見えても(事実そうだが)、シスターには見えませんなぁ。
2004年01月26日
コメント(2)
昨日帰ったのが1時過ぎくらいだと思うが、そのまま熟睡して起きたのも1時。自堕落な一日であります。体がいまだに満腹だぁと言っているので、何か食べようかという気にならない。 夕食はひらめのムニエルと冷製カキと特製ソースっていうやつで、ワインあわせようかと思ったが、体が欲しそうでなかったので、ミュンマービールでごまかす。 ついでに老酒20年ものを試す。悪くはないが、先日の福臨門の女児紅に比べたら全然ダメだぁ。そもそもこんなの20年の味じゃない、せいぜい10年だ。ぷんぷん。【本日の映画】 買ったままほったらかしになっていた「戦場のピアニスト」をみる。あまりこの系統はみないのだけど、ロマン・ポランスキーがどうやったかが見たかった。アカデミー賞をたくさんとったこの映画は、まーそんな映画でした。ポランスキーもオーソドックスに撮っていて、鬼才ぶりを特別に発揮しているわけでもなし。いつもながら、光の使い方の上手い監督で映像は美しい。 個人的感想をいわせてもらうと、「死と処女」でポランスキーはこの題材をまさにポランスキーというやりかたで撮ってしまった気がするので、あの鬼家迫る迫力から言うと、凡庸に見えますね。最後のまとめからは、どこか「死と処女」を思い起こしてやっているのか、単に好きなからだけでしょうかしらん。 まぁ、「死と処女」のほうが100倍くらい好きかな。というか、ポランスキーらしいよね。PS 日記上の写真変更 写真のコメント書く所がないから日記に書いちゃおう ムートンロートシルト内の樽 1995年9月撮影
2004年01月25日
コメント(0)
土曜日の仕事はやる気がない。書類を半分片付けたらもう何もしたくなくなったので、早めにふけて帰っちゃう(学校じゃないってば)。奥方と楽天でフォアグラ(生)とか一夜付けウニとか北京ダック(どうやら業務用)とか見てたら夕方になりましたとさ。それにしても、文字通り身を切るような寒さ。 そんななか、ミナミへむかいます。いつものお店に行くまでの道には、いつもたくさんのキャッチの兄さんがいるんだけど、さすがにみんな寒そうでした。 お店は毎度のように迎えてくれる。連れの人は遅れるんだそうで、じゃ勝手にはじめちゃおうって事で、ひとりで焼酎頼んで、さえずりと、白魚を食べて待ってたら来ました来ました。 こちらの人らとのつきあいも実は長い。間が少しあいてるが、もう14年ちかくになるかもしれない。まだ私と奥方が結婚する前に、奥方共々で新地に飲みに誘われたのが最初だから、そーとー古いです。ちなみにそのとき最初に入った店は寿司屋だったのだけど、今聞くと、今日行ってる店と同じ経営の店だとか。へー覚えてなかったよー。 じゃんじゃん、マイペースで頼んじゃいます。まー、いつもあまりかわらんのですけどね。あわび、ふぐ白子、鯨ベーコン、むらさきウニ、コノワタ軍艦巻き、大トロ、おどり、シラウオ天麩羅、生ガキ、牡蠣の天麩羅・・・ 前とあまりかわらんな。思い出したら追加しよう。 さんざ、寿司食ったー、で、まだ行きますか?って言われるので、それじゃー行きますよーと行きました。ワインバーへ。いったらまた知り合いにあった。同じ業界の人だがいいかいな・・・(^^; さって何飲みましょう?と勝手知ったる他人のワイン冷蔵庫勝手に開けてみては、値札を見て考える。ピションラランデ84なんてのが16000円である。このよくわからんワインが今ごろどんな味になっているか非常に気になるが、それを試すのにこんな金額払う気にならないので(私が払うわけじゃないけどさ)、パス。昔エノテカで2980円で買ったとおもうがねぇ。きっと今年20歳の人に飲んでもらうようにあるんだなぁ。 シュバルブラン80なんてのもあった。36000円くらいだったかしらん。まーそんなもんだと思うけどねー、これもちょっとなー。 そんななかでグランピュイラコスト83なんてのが21000円くらいであったのでそれをもらっちゃうことにする。すごく飲みごろの予感。 それはほんとに完璧な状態でした。もうポヤックのあるべき最高の状態を作り出してましたねぇ。もうもったいなくて飲めないほどに、最高の香りがあがりまくり。完全にとろけきっていて、口の中でねっとりところがり、かすかなスギのかおりを楽しみながら、バランスのよい甘さと均整のよい豊満さを満喫。もったいなくて飲めないよ、これ。いやー最近飲んだポヤックのなかじゃ1,2をあらそう最高の出来じゃ?素晴らしすぎて言葉がないくらいですなぁ。 右岸フィジャック82を飲んで感動していた君に、是非こちらも左岸代表という事で飲んでいただきたいような、カベソーというよりは、ポヤック系のある種の究極。 これこそが本当のワインなんですよ。ワインは果実味で飲むんじゃないんですよ。ブランドで飲むんでもないんです。口の中紫にして、口を痺れさせながら飲むのは本当じゃないんです! このような、この全体の構成とまとまり、熟成したときに世界を寛容に包み込むような暖かいまとまり、すばらしい芳香。いやーこういうのをグランピュイラコストがみせてくれるというのは幸せではありませんか。 こういうワインは今のところ、ボルドー以外どこも作り出せないし、けれど、そんなボルドーがあちこちの新興(パーカー点数に魂を売ったワイン作り手たち)におされて、一部の虚名なワインを除くと、4000円以下、時に3000円以下で売られているのを変と思いません?トップとその周辺の一部をのぞくと他のボルドーって、10年前より値段が安くなってるんですねぇ。私にはめちゃくちゃお買い得にしか思えなくて買っちゃうのだけど。 もちろん今買って、今飲んでもこんな味わいになるわけではない。けれどグランピュイラコストの1983と言ったら、たぶんでた当時はかなりタニックでかたかったにちがいない。それが20年待って、こんな至上のワインになるのに。普通は10年目でおいしくなりはじめて、20年で花咲くのにねぇ。オフなら5年で飲みはじめれて、10年で花咲いたりもするのに。 またそんな20年誰かがじっともって待っていたワインが、それがたったの20000円で飲めたりするのに、どうして出始めの7,8万もするワインを、「記号を消費する」よろこびとストレス発散のためか買ってすぐ飲むなんて理解できない。 若いペトリュス買って(あれはね、1本8万円の価値ありますが)、すぐ飲む人間は、たまたま競馬で一発大穴当てたようなお金の持ち主なのだろうけれど、人に「ペトリュスを飲んだ」ということを自慢する以外に、使ったお金に見あうものは何も得ない。あたりまえだ。けれど20年ねかせれば、お金に見合うものはやってくるし、30年ねかせれば投資額の5倍くらいの幸せがやってくるだろう。どっちみち、ペトリュスの8万円には、将来の幸せも値段に織り込まれている。これはラターシュだって一緒だ。 けれど、出始めのワインですぐ飲む味に8万円という値段が希少性を抜きにして、味だけに織り込まれるとは私には到底信じれないのだけど。 ラターシュやペトリュスで6~8万、エシェゾーやラトゥールなどで2~3万円、それが長いワインの生産と消費の中で落ち着いた妥当な値段帯だと思う。これらのワインは素晴らしく歴史と定評があり、ほとんどの場合自信を持って人に勧めれるものばかり。 それを逸脱している、ある種の「熱狂」は別に人の勝手だけど、たぶん、永遠に「熱狂」から「熱狂」へと渡り鳥することによって、熱狂に隠されている影の部分をみないで移動しつづけるのではと思う。まー、お金があまっているなら、何をいくら買っても、それは自由なのであろうと思うけれど。 とりあえず、話は戻りますが、このグランピュイラコスト83には、非常に胸うたれるものがありましたね。正統派ポヤックの優秀な官僚のように、手堅くまとめあげた成果は、ちゃんと20年後にこんなに見事に発揮されている。ブローベントがグランピュイラコストを毎年必ずプライベート用に数ケース買うことの意味がようやくわかった気がする。 ブローベントはもう80歳を越えているはず。そんな彼が毎年数ケースづつ買うのだ。ちょっと私も考え方を変えよう。 とりあえず、今日の一言 これが「クラレット」なんです!!!
2004年01月24日
コメント(4)
タイトル意味なし。体調ちょっといいけれど、明日に備えてワインは飲まない・・・はずだったが、ホットワインなどという者を試す御方がおられるので、真似してみる。 生涯調理用ワイン称号をうけた、腐れワイン、ラフルールメリゴ90の最後の挑戦である。あっためてグラニュー糖をいれてかき混ぜて、ほどよいところでひきあげてマグカップに移す。コーヒーくらいの熱さかなぁ。シナモンをばさばさかける。これはね、なかなかいい香りしますね。味わいもちょっと楽しい。けれど、もとの赤ワインのエグミかフィニッシュ(ホットワインで言うな!)で、いやな味わいが残る。元のワインが悪いのか、作り方が悪いのか、私に合ってないのかわかりませんが。 「これって、やっぱりビュービューに寒いところで飲まないと本格的じゃないかなぁ」「じゃ、コタツとストーブとエアコン消そか?」「そこまでしなくていいて」 結局私の分は半分相方にあげてしまいました。やっぱり私向きではないみたいだ。 休養がきいたのかややこしそうな仕事も順調に片付けて、なぜか高校生相手に講義までして、わりと快調。お酒飲まないといいのかね? 株取引なーんもしないままもう2ヶ月も過ぎてしまいそうだ。今月権利確定の映画優待銘柄が思ったほどのびない。週明けが権利確定の最終日なんだが売指値にまで来そうにないねー。ふだんなら利益がのってるから、今でも売り飛ばしちゃうのだけど、こーも手元の持株が少ないと淋しいから継続でもするかぁ・・・。しかし、月に4枚も映画の優待券もらって私は使わんと思うが。まー、放置しとくか・・・。つまらんなぁ。 関係ありませんが、私って楽天ゴールド会員だそうです。ずーっとそうなんだそうです。別にそのつもりで買ってるわけではないんですけど。こないだ楽天からメールが来てまして、私の一年間ちょっとだかに獲得した楽天ポイントの総計を教えてくれました。10500ポイントくらい。10500・・・?(^^;まじ?楽天の株買ってるほうがよろしいかも。2枚買えるじゃないか・・・。激しく反省中。 BSで「めまい」みました。実はけっこうヒッチコックで見てないものがあったりする。ヒッチコックがあらゆるミステリー映画の基本だったりときにパロディだったりするから、こーいうのを見てないのは味が悪い。ふーむ、なるほどねーという出来。今からみるとすばやくネタバレしちゃいますけど。
2004年01月23日
コメント(9)
書くことがないのか、書く気力がわかないのかよくわかりません。まーそういう事でとりあえず、休載中。何か思い出したら書こう。【驚】 友人からのメールに激しくのけぞる。180度くらいのけぞりました。ある日友人が宝くじにあたり3億円手に入れたといっても、そんなに驚愕するものではないですが、ある日友人が「実はぼく、ビルゲイツみたいになったんだ」とか言われたらのけぞりますよ。うむ~。
2004年01月22日
コメント(2)
ひぃぃぃぃと死にそうな翌日に、よくぞ働いていると自分でも感心しているが、体が動くわりには、頭には虚無な感情が渦巻いている。ってことは、まだ体調は良くないらしい。 なにか気のきいたことでも書こうかと思ったが、なんだかそーいう気分でもないので・・・。ほんとにあと二日で復活できるのだろうか。寿司食いに行きたいよー(まだ言ってるやつ)映画からの引用でも書いておこう(意味なし)I don’t know why he saved my life , maybe in those last moments he loved life more than he ever had before , Not just his life , anybody’s life , my life.久しぶりに書いたらところどころ忘れてた。【本日届いていたワイン】ピュイグロー2001 1ケースちゃんと木箱だね。あたりまえだけどうれしい。ボーモン99は段ボールだった。心意気がちがいますな。老酒20年もの 名前忘れたたいそうな陶磁ぽい瓶に入ってます。飲みたい♪飲みたい♪おまけがミュンマービール。【本日飲んだワイン】今日飲むほどお馬鹿ではありません・・・【本日届いたワイン売り出し】エノテカから自慢げに2001年のビッグ8の売り出しだよーんというメールが来てる。ほーほー。バカ息子のヴィンテージだからね、ちょっくらみてこようか。ガーン。ばか高い。なんでだよー。プリムールわりと安いと聞いてたんだが、この価格はないんじゃない。ラトゥール、ラフィット、いきなり26000円?、人をバカにしてるんじゃない?激しく憤る。まだムートンのほうがましか・・・。それにしてもなー。ま、いずれ値は下がるんだろうけど(今後のボルドーの出来次第ではあるが)、最初の値段って言うのはやっぱり後をひくからねー。いやーがっかり。息子もグランジにするか・・・。
2004年01月21日
コメント(0)
どこかから呪いでもかかったのか(思い当たるふしありあり)、単に暴飲暴食がたったのか、なんだかわからないが、昨晩より激しく体調不良で、午前中休んだ。 いろんな日があるのだが、今日みたいな日を予告なく休むというのは、過去10年なかったはなしで、午後からまだ全然に良くない体をムチうって出勤したら、あちこちで「大丈夫ですかぁ」とお見舞いの言葉をいただく。噂が勝手に一人歩きしているらしく、風邪、二日酔いなんてのから、体調不良、「病に倒れた」まで、さまざま。 半日休んだのに世間から同情を買うのは、ありがたいような、もうしわけないような。しばらく節制モードですかね。っていうか、今日は朝からなーんも食べてないが、全く食欲が今もってないところみると、節制を心がける必要すらないらしい。ナチュラルに体が節制モードにはいっているようで。きっと血液検査とかしたら、去年の夏よりも蒼ざめる悪い数値がでておるのであろうな。わはは(笑い事じゃありませんってば) ・・・ってわけで、しばらく美食鯨飲レポは休載かもしれません。愚痴愚痴と恨み言毎日書いて、世間様を憂鬱な気分にさせてやろう。
2004年01月20日
コメント(6)
この3日間実は休みだったのだが、何もしていない。映画もみず本も読まず、ごろごろごろと子供と遊んだり、ゲームしたり、日記書いたり。今日くらいは一日出かけようと思っていたが、起きたら昼だったので、そのまま堕落しつづけた。いけません。 夕。「晩御飯なんにしよう?」「なんでも」「買いに行くのめんどくさい」「ピザとか出前したら?」「そうしましょう」 家族全体で堕落してます。ステーキもあったな。それでも食べよう。働いている人ごめんなさい。明日から仲間入りします(^^;【堕落ついでのワイン】 別にもう今日は飲まないつもりだったので、ステーキだったがビールですませるつもりでございました。先日の件があったので、やっぱり焼くのは任せて置けないって事で自分で焼いたのですけれど(うまく焼けたと自画自賛)、ビールで流し込みながら、なんとなーくものたりないので、やっぱりワインをもってきてしまう。もうお話にもならないピュイグロー2001ですが、 これってやっぱりおいしい。時間置いてどうなるかはわからねど、少なくとも今飲んでこうに完璧においしいとちょっとどーもこーもないよねー。ついてから時間たてばたつほど美味しいわ。しっかりしたメルロー。少ないタンニン。どっしりとミディアム・フルボディ。2001でこんなに飲みやすければ先が知れているけれど、いったいどういう風に落ち目になるか、ちゃんと見届けてやらないといかんっていうワインですなぁ。 このクラスで葡萄の選別をちゃんとやってるはずもなく、ちょっとしためぐりあわせの美味しさだとは思うんですが、あまりにクリーミーに口の中で溶けすぎますな。追加購入ほぼ決定。 まだ半ケースくらいは残ってるけれど、じっくり腰を据えてお相手しましょ。はい。 ・・・ってわけで、1ケース追加注文してまいりました。デイリーワイン以上であるのはまちがいないですが、はたして安い格付けグランヴァンと微妙に接近する値段にどっちがいいかけっこう微妙ですけど、とりあえず目の前の「目もくらむ」メルローの味わいには抵抗できませんな。
2004年01月19日
コメント(2)
「ヘブン?」読了(ただの漫画だけどね)。いまいちイメージとちがいました。王様のレストランのパロディであるような気がしますが。ストーリーに芯がとおっていたのかなかったのか、いまいち不明。本は紹介してくれた、ユウリィさんというよりは、ちゑ臧さんイメージですが・・・(あ”、読まなくてもいいって(^^)(^^;) なんとなく体がだるく、Depressiveなのは、お酒のみ過ぎで肝臓が疲れてるんだろうか。気力が何となくありません。さて?それでも飲みます? ちょっと飲んでみたワイン ベイシュビル99 夕食は骨付き羊らしいので、じゃ、ってボルドーをあけちゃう。先日のランシュバージュ99に気を良くしているので、ちゃーんと手順を踏んだらボルドー99っていけるかなぁという読みあり。 これまた買って1年以上、セラーで3ヶ月以上寝かせている、ベイシュビルで試してみることにする。ちゃんとデカント。澱が意外に多いので余裕がグラス1杯以上ボトルに残した。 香りがね、まだだいぶ若い。若若すぎる。樽香と若々しい葡萄香の混合というのは、安っぽいワインを思い出してあまり印象はよくない。味わいはこなれてきてる。ちょっとタニックだが、スタイリッシュにできあがりつつある。若干果実味が足りないのは、99だからかなぁ。やっぱり99は半オフだなぁという感じあり。丁寧に飲まないと、とんでもなくまずいワインになるな、こいつは。 時間とともに甘さが目立つ。温度があがるせいもある。香りも少しアロマといっていいほどにはあがる。まだまだだけど。全体的に線が細い。これからは辛さとの戦いかなとも思う。タニックな加減はちょうどだろう。 パーカーさんの悪くないけれどエキサイティングじゃないなぁという感想はだいたい同意しちゃうなぁ。よくこれにパーカーが86点つけたね。デイリーシラーに90点与えすぎて、パーカー点数もだいぶバブルだねぇ。ブローベントの(****)のほうが、かえって不思議。飲みごろ2008年からと書いている。うーん、そういうかねぇ。パーカーはむこう10年で飲んじゃいましょうだ。 この極端な評価の違いがこの2人の生命線的決定的ちがいなのだが、今日飲んだ限りは、不本意ながらパーカーさんに一票ではある。しかし、ボルドーはそのへんの新興産業ワインとはちがうので、(信仰心厚い私です)、もうちょっと様子見てみましょう。幸か不幸か在庫は一杯あるので・・・。【ゲームなんぞしてみる】 R4リッジに再度チャレンジ。あれ~、日本車にしたら走りやすい。異様なグリップの良さ。FFかなこの車?(^^; 一時予選を通過したら、あとは走りやすいコースばかりで、さして苦労もなく、あっというまに優勝してエンディングになりました。フランス娘によろこばれる。光栄だ。婚約とりやめるんだって?それじゃ、私も奥方に印鑑おさせよう・・・(^^;? 妙なゲームバランスで、一時予選が一番難しく、決勝GPは道は広いはコーナーは少ないわ、どんどん易しくなる。最終GPのコースなんて、ずっとアクセル踏みっぱなしで、コーナーワークだけ。気持ちいいけどさー。 まーよくわかりませんが、こういうゲームにのめりこむタイプの人の性格にあわせているのでしょうかしら。とってもお手軽でよござんしたが。首都高速バトルRなんかのほうが、ずっと大変だった記憶があるなー。メカわかんないし。 首都高Rなんかは、こちらの車が早くなるとそれだけコンピューターの車も早くなるという鬼のようなゲーム設定で、いくらパワーアップしても追いつかないので、一度クリアーしたら、二度とやる気にはならなかった。R4リッジレーサーは、それぞれの車のタイムが決めてあるらしく、こっちが調子よく突っ走ったら、あとは一人旅になったりして、のんびりしててよろしい。 あとは家族でタイムアタックしたり、競争したりして遊ぶくらいかなー。とりあえず指を激しく痛める前に終われてよかった。いずれ、他のキャラ(どこにいるんだ、そのユウリィさんが服を真似したというキャラは?)をさがしてやりませう。短時間で遊べるのがよろしいな。
2004年01月18日
コメント(2)
なんてことないテンプラが料理だったので、白ワインをあけてみる。偉大になるつもりで買って、いっこうに偉大にならない、ニューワールドにはいいかげん飽きてきたが・・・在庫がたくさんあるので、しかたない。ペタルマ 1995 豪州 ニューワールドらしくない?果実味に頼らないつくりは好ましいが、樽をきかせすぎ?ってあたりは、やっぱりニューワールドかなという代物。年月を経て、けっこうこなれてきたなぁという印象。冷たくても飲みやすい。けれどこれって、「温かくなると、すごく分厚くなる前兆では?」と珍しく奥方がもののわかったことを言ったので感心した。 が・・・その言ってる端から、どんどんお代わりして飲んじゃうので、わかってるのかわかってないのか、よくわかりませんです。最後になってすこしツヤがでてきたなぁと思うが、フルーツ香とかミネラル香とかやっぱりあがらないのよね。所詮は大地に恵まれすぎておるのか・・・。 次の日、グラスにかすかに残ったペタルマを味あう。おや?ちょっと今まではちがう感じが。偉大の前兆か、ただの枯れか・・・。次飲むときはデカントして時間をたっぷりおいてじっくり飲んでやろう。(モンラッシュのようにあつかえば、ニューワールドもモンラッシュのように・・・ならんと思うが、気は心ですので)
2004年01月17日
コメント(0)
今年最初の御呼ばれであります。しばらく福臨門いってなかったので、まだ正月気分のうちにって事で。 ちゃーんとお酒のリストにはワインもあります。ラフィットやマルゴーのセカンド、グリュオーラローズ、ローザンセグラなどなど、どれもヴィンテージが書いてない(^^;昔のフレンチなんかではそういうワインリスト普通にありました。ここは中華だからしかたないね。何故かウニコだけが1981、1986とヴィンテージいりでおいてある。50000円と60000円だって。はは、いりませんって。 ヴィンテージがないくらいだから、どうせ1997とか99とかなんだろう。それに20000円ちかい値段をつけられるのも気に入らないし、そもそも中華にボルドー合わせるのって難しいし、で老酒を頼んだりする。 女児紅酒20年もの 500ml フィジャック86みたいな値段 いっときますが、楽天で女児紅で検索してでてくるものとは、似てまったく非なるものですので、お見知りおきください。値段が20倍くらいちがう。http://www.artlife-sha.co.jp/column/22.htm ここの解説がわかりやすい。高級ブランデーのような、まったりした味とありますが、まさにそのとおり。まったり、芳醇。めちゃくちゃおいしい。はまりますよ。 同伴している人、お酒飲めないんだそうで、私ひとりで全部飲んじゃいました。これって相当に幸せです。度数約20度で500mlだから、ワイン1本ちょっと飲んだ計算か。 たりなくなって、普通の老酒12年もの頼んだが、ぜんぜん味が違うのでありました。これを2合飲んだんだから、けっこう酔いましたね。 今日はキット飲まないから、帰ってきてから2人で飲みなおそうと奥方に言っていたのに、すぐに寝てしまったので申し訳ないことしました。例によってタクシーで家に帰ったとたんに酔いがまわるって言うパターンで。枕もとでさかんに「車検のお金を」と囁かれていたような気がする。 さて、お料理ですが、いわゆる中華の定番ですね。フカヒレのスープ(ごっつう大きいフカヒレはいってまして、幸せ)、北京ダック(これって福臨門ででるものか?おいしかったけど)、伊勢海老の炒め物、などなど、追加で鮑のオイスター風味もいただく。ツバメの巣もオーダーしてやろうかと思ったけれど、すげー値段だったのでさすがにパス。二度と遊んでくれなくなるかもしれないから。カエル食べたかったのだけど、この季節はないのだって。 コースだったので、メニューがみつかりました。四種前菜盛り合わせフカヒレの姿煮北京ダック伊勢海老のニンニク炒め白身魚とクコの実と椎茸の炒め大根の干し貝柱詰めXOソースあんかけチャーシュー入り煮込みそば 生姜・葱風味メロンプリン中華菓子二種+鮑のオイスターソースなんたら(単品) 白身魚、種類を聞いたら、クエだという。へぇー、クエ?そりゃ珍しいねぇ。って食べるのだけど、どー考えてもクエとは思えない。絶対まちがってるよねぇと話してたら、しばらくしてお店の人が訂正に来ました。クエじゃなくて、ヒラメです。ですよね。 でも、最近、クエでコースを作ったことがあるので、おこったまちがいだとか。福臨門もいろいろやってるのね。お店、金曜日としてはそこそこに入ってました。 久しぶりの福臨門。実は有名で値段が高いだけで、さほど美味とも思ってなかったのですが、たいへーーん、美味でした。これならまた行きたい。ガキつれて行けるしな、なによりあの女児紅酒また飲みたい。15年ものに一度はまったことあるが、20年ものの荘厳さはほんとうに素晴らしい。 調べると老酒にもいろいろあるのね。欲しくなったりするが、これぞ中国ビジネスで、何が本物か適正値段かわからない世界なので、まーおいおい勉強ですねぇ。 というわけで、お勉強のために、さっそく20年ものの老酒注文しました。女児紅の20年ものが欲しかったけれど、ネットではみつからない。他の20年ものでとりあえず我慢。ブームになったりしませんように。
2004年01月16日
コメント(4)
あれー更新して書いたのに、されとらん。1時間待っても更新されないということは、もうだめなんだろうなぁ。やる気なくなりぃ。 これからは楽天日記もバックアップが必要な時代か・・・しかしねぇ。
2004年01月15日
コメント(0)
どこぞの誰かが腐ってやる気のでない監督とキャンペーンしたという、R4を買ってきてやる。ストーカーしてるのではございません(^^;たまたま見つけたので・・・980円。やりすぎて、指が痛い、腕の筋がつる。学生じゃないんだから、ほどほどにしておこう・・・。 さて今宵はチキンのソテーだそうなので、やっぱりワインを開けることになる。あのー私、確かにワイン好きですけど、ふだん日常は飲まないほうだったのですがね。次の日が休みだとかなると、しこたま飲んじゃうけど、ふだんはアルコール一滴も口にしなかったりするくらいだったのですが、どーーーも、ここで日記を書き出してから、私の生活環境にいろんなものが影響を与えているようで・・・。ま、お互いあちこちで相互に影響があるようなのでそれはまーいいのですがね。 もう安っぽい「お値打ち」のデイリーは飽きた。ちったー、まともなボルドー持って来い、っていう気分だったので、ワイン部屋の奥底からちょっと前に買った、セルタンジロー96を持ってくる。 今はオザンナとかに名前変わっちゃったらしい。セルタンジローの名前が良かったのになー。オザンナだったら、いかにも新興で一発あててやろうという山師ワイン丸出しの名称じゃん。しかし、ま、オーナーがムエクスになったというのだから悪いことではなかろう。パーカーとタッグをくんで、メルローワイン経済に影響を与えている醸造家は関係なかろう。 もっとも96はそのムエクスがオーナーになる前の話。セルタンジローの名前の最後のワインだそうな。そんなことはどーでもいいけれど。 かなり冷たい部屋からだし、R4リッジをやるあいだに室温にならし、いちおうデカントしてちゃんと澱をきりいただく。 ええ、大変よろしい。そーねー、ポムロールとはかくあるべし。なんとつややかで豊満で母性本能のようなあたたかいメルロー。すばらしくおいしい。飲みごろにはいってますねぇ。どっかの誰かさんがコンサルトしている、女性にステロイドホルモン売ってボディビルダーみたいにした、メルローとはちがいます。 それから、昨日まで、「おいちー」と飲んでいたピュイグロー2001とも格の違いを見せつけましたねぇ。ま、ヴィンテージが古い若いがあるから、一概には言えないけれど、雑味がなく澄み切っているなぁ。ピュイグローもなかなかきれいだと思ったけれど、こーやって連日で飲み比べると、品質のちがい歴然ですなぁ。 今愛すべき、古きよきポムロールであり、あと5年くらいおいて、成熟させてやりたい気もするが、3本しか買ってないので、このおいしさだと、あっというまに飲んでしまうことでしょう。うまい。偉大ではないけれど。 オザンナに名称が変わってから、パーカーの点数がぐーんと伸びているので、たぶん値段も高くなっているのかもしれないが、86点のこいつのほうが、ひとときの分別ある幸せを与えてくれる。 ポムロールって、ほんとうにいいなぁ。有害害虫高得点フィロキセラがこれ以上押し寄せてきませんように。ps【到着したワイン】 ローザンセグラ89半ケース、フィジャック95が3/4ケース。あきらかにオーバーカロリーというか、オーバーワインポジション。しばらくもう本当に買いませんからね。断じて。絶対に。たぶん。だいたいは。ほぼ。まー。 ところで奥方の車が車検中だ。「費用出してくれる?」「いやだ」「この前出してくれるっていった!」「いつ」「ワイン飲んでご機嫌になってる時(^^;」「覚えてない」「出して」「うちには、ワイン買う金はあっても、車検に出すお金などビタ一文ありません!」「それじゃ、ワイン、ヤフオクで叩き売ってやる!」「だ・・・出しますってば」 なんだか急に貧乏になりました。
2004年01月14日
コメント(5)
どーも妙な成り行きで?誰かが○×というと、他の誰かも私も○×しようといい、その誰かが□▲持っていたら、じゃーぼくも□▲買ってみようと言い出し・・・、「素晴らしい」正の相互作用で、誰かが言い出したワインも映画もマンガもドラマも音楽も、みんなが心理的共有ホルダーにいれたりして、心理的相互リンクされつつある、楽しい状況ですな。別にwinnyしてるわけではありらんのですが・・・(^^; ネットっていうのは、毎度のことながら、こういうのが大変楽しい。ぜーーったいに普通に生きていては、つながりのあるはずもなく、知り合うはずもない人たちと、妙に意気投合してしまったりするあたり、摩訶不思議。 どーんな信頼する親友や特別な異性相手にも話さない秘密の事柄が、ほとんど顔を見たことないとか、一度しか会った事がないなんて相手に、ぼろぼろと語られたりする。非常に不思議な空間が突如出来たりする。 現代思想の難しい先生によると、日本人には他者が存在しないそうで、つまり誰もが仲間内での共通言語をもってしゃべるのが当然である日本村が存在し、それに従わぬものは、村八分の掟により固く排除されるのだそうですな。 これは欧米のように、常に異民族との新たな出会いと戦いと融和を繰り返してきた人々とは根本的に異なるんだそうですな。彼らは原則的に自分以外は他者でありますからその人格と向き合うところから始まる。 そこでの出会いと繋がりは、確たる言葉というものに裏打ちされた契約のようなものであるのだそうです。だから、日本みたいに、語らなくてもあうんでわかる、なんてものは存在しない。 語ることにより信頼され、語ることにより裏切られ、語ることによって愛が確かめられる。語られないものは存在しないのと同じだそうで。逆に「語られた事」は、それ自体が一人歩きするくらいに重要な契約・約束となるわけですな。 ところが日本にあっても、この電脳空間においては、まさに「他者」との出会いそのものが存在しますな。そして、それぞれが語られることによってつながりは得られる。語らないと、自分は存在しない空で、訪問者履歴に残るだけの短い文字列。けれど語った瞬間から、何かになるわけですねぇ。 そして、あらゆるネットで語る人は、属性(職業年齢性別etc)から解き放たれて、(だからオジサンと呼ぶな 笑)、あらたにネット上で新しい「語る人格」として生まれいずるわけですな。おお、誕生じゃ。じゃーん。♪ そこには、すごい「自由」を感じる。自由とは放蕩放埓に何をしてもいいということではないが、少なくとも世俗的な風習としての束縛や現実の生活からは、限りなく遠い。その自由が謳歌できるよろこびと、自らの新たなネット上の人格が、他者から認められるよろこびの余り、やや過剰に、こうした電脳世界に時間をとられすぎるのも、また当然の事なのでしょう。 そして、そのネット人格のようなものだけが一人歩きするのですな。しかし、それは擬似人格や仮面ではない。他者に自分をアピールするために、自分を装飾して見せるのは、欧米の感覚では当然の手段であるわけですからね。 ありのままの自分を愛して欲しい・・・というような、いたいけな乙女と少年の太宰治的願望はちょっと横においておきましょう。(そもそも、ありのまま、って何よ?) まー、現実の自分とはちょっと異なるんだが・・・って、現実の自分って何?バーチャルとリアル、けれど実はその区別はあいまいで。会社内人格と家庭内人格とワイン会人格と恋愛状況人格を全て一致させている人はありらんわけですから、まー、やめておきましょうや。いまさら、ここにネット人格がひとつ増えたところで誰も困らないのですから。 ま、電脳空間騒乱をまことしやかにこれ以上贋分析するヤボはやめて、楽しむことにいたしませう。ここ(楽天日記)に、たまたま集いたる、個性豊かな面々が、おりなす、または、おりなさない、今後を楽しく見守りたいものであります。はい。 まったくもって、攻殻機動隊(オリジナル)の最後のセリフではありませんが、「ネットは広大だわ」。
2004年01月13日
コメント(0)
なんてことない一日。ブックオフで子供に26冊の本を買い(^^;、回転寿司で生ズワイ蟹ばかり10皿以上注文して顰蹙をかい、掲示板の返事を書いて、チャットして、仕事によびだされ、帰ってきてお酒を飲んでたら、一日が終わりました。 「ヘブン!」なぁ。3巻まで読んだ。うう・・・コメディではないか。そうかー、おたんこナースの人かぁ。買ったが私は読まなかったなぁ。やや降参気味。【映画】 あちこちで書かれているので書いておこう。ここ1,2年で最も衝撃度の高かった映画。すこしばかり。「マルホランドドライブ」(特別附録 ストレートストーリー) ひたすらデビッドリンチですなぁ。ロストハイウエイの簡易版のつもりなのかもしれないけれど、これくらいにしないと、ついていけません。これでも難解だと言われて、腹に据えかねてとことん、シンプルで勝負したのかどうかはしらねど、その後の「ストレート・ストーリー」で再度ねじ伏せられました。まだまだ若い分際で(どっかでオジサンと書かれたような気もするが 笑)、「滅びの美学」だのなんだのというのは、若さゆえの証拠と言われたような気がした。人は老いの最後まで自分にこだわる、そして本当の諦観とはこの映画の最後のような場面を言うのだ・・・と痛切に感じた。かなわん。 以下、順不同で「メメント」「千と千尋の神隠し」「トレーニングデイ」 「メメント」はもう語らなくてもいいな。よくぞ作ってくれました。「千と千尋」宮崎映画で初めて心が動いた。娘が大きくなったせいかなぁ、それにしても日本の様式美をこういう形で描ききったのは、市川昆の「細雪」と対照的ながら、対をなす傑作ではないかと。最後に「トレーニンングデイ」。純粋にエンターテイメントですが、こんなに本物の映画はない。だって出てくる奴も場所も本物なんだからなー。何度見てもこの映画のハードエッジにはまいります。映画版レオヴィルラスカーズ。以上。
2004年01月12日
コメント(0)
終わりまで見ました。今さらながらにこのドラマをみて感想を書くというのも時代遅れのはなしだが、元が絶滅品種のnipponitesなので許してもらおう。 どうせこのドラマのワインやレストランシーンについては語りつくされるくらいに好きものに語られきっているのであろうから、ちょっとだけ気がついてなるほどと思ったこと2つだけ。 まずDRCのモンラッシュ1974。第1話にでて最終話にでてくる。第1話みたときに、DRCのモンラッシュの1974がほとんど水かと思うくらいに色が薄くて、あんな色のわけがない!と奥方と声をあげていたのだが、最終話で再びでてくるときは、黄金色で本物のモンラッシュぽかった。最終話だから本物を使ったのかもしれない。 しかし、まちがいなしにワイン関係者の監修をうけているであろうこのドラマが、最初のあの色の薄いモンラッシュでこけているのは何か合点が行かない。このドラマは簡単にはダメなフレンチが素晴らしいフレンチへと変身していく物語だが、その過程は、さまざまな熟成の奇跡によるものともいえなくもない。 色の薄い「贋のモンラッシュ」が、最終話で本当のモンラッシュになっているのは、そういうシンボル的な意味も考えての演出かもしれないなど考えたのがひとつ。 もひとつ。一番最初にでてきた、シーン。牛にシャンベルタンをあわせるという客にソムリエは頑強にボルドーのシャトー・ラグランジェをすすめてもめる。そこに幸四郎がわってはいって、客に非礼をわびた上で、お客様は王様だとこころえています、けれど王様の中には首をはねられた王様もたくさんおられます、といって客を追い返してしまうシーン。 客が飲みたいものを飲ませるのがレストランというものだろう?今さら食材と産地の相性をいうのはアナクロな発想だし、そもそもそんなに非礼な客にも見えなかったが、それを追い出すという行為は、とても一流レストランの発想とは思えない・・・と不思議に思っていたが、しばらくみていて、あーーっ!と手を打った。 ドラマの中ではほとんどワインばかりでてくるが、唯一、支配人が、ビールを飲んでいるシーンがある。遠めでもサントリーのモルツだとわかる。はっきり画面に映るようにショットを撮っているから、サントリーが協賛しているのだろう。もしかしたら、番組のスポンサー自体かもしれない。ということは、提供されているワインは全てサントリーが提供していると考えるのが普通だ。 「そっかぁ」 私は思わず手を打ちましたね。サントリーの協賛をうけているから、ドラマの中で「ラグランジュ」を勧めているのだ(シャトーラグランジュはサントリーがオーナー)。ラグランジュ以外のワインはロマネコンチやラターシュやラフィット、ラトゥール、ペトリュスといった有名ワインばかりだ。協賛が入っているからこそ、ここにラグランジュの名前が出てくるわけだ。スポンサーとして。 スポンサーは何よりの王様だからその要求には答えなければならないから、ここで「ラグランジュを無理矢理に客に勧める」という場面が皮肉を持って演出されているわけだ。ラグランジュを断る客は、非礼な客(にみえないが)という事になって無理矢理にレストランを追い出される。しかし実際に非礼なのはそれを無理矢理に進めるソムリエであり、そう書かせるスポンサーの王様である。王様のスポンサーの意向は絶対なのだ。 しかし、その状況をなおドラマでは皮肉を持って説明されている。 「王様の中には、首をはねられた王様もたくさんいます」という隠喩。 なにより、あの無理矢理ラグランジュを勧める状況を不自然にすることこそがこそが(そもそも定番ならポヤックでしょう)、無理矢理にラグランジュと設定したスポンサーへの意趣返しであり、王様の首をはねようとする試みなのだな。うーむ、なかなか三谷脚本は考えているのかもしれない。【ワイン】とりあえず、体に疲れが入っているので、軽くピュイグロー2001再び。【買ったワイン】 デュクリュボーカーユ1981 安く売りに出ていた。(楽天じゃない)4本たぶん買えているはず・・・だったが、誰かに先をこされた。6980円じゃーなー買うよなー。しかしメール着てから2時間で買いに行ったのに、先を越された。日曜日でもまめチェックしてる人っているんだなぁ。どっかのレストランだなぁ。4本限定で、たぶん売価15000円でデュクリュ81を置いている店があったら、これの仕入れね6980円でしょう!っていってやってください。ぷんぷん。(取り負けものの僻み) 悔しいので別の物色。ちょっとふてくされ気味(^^;どーせこれもないんだろーよとか思いながら、腹立ち紛れにローザンセグラ89を半ケース注文してしまう。既に今飲みごろでなお美味しくなるはずの代物で、楽天価格の半値だから抜群に安いと思うが、頭の中の「買い過ぎだ、バカ!」という声を聞き流しながら、頭にきてたので買ってしまった、(後日談。あーあ。これは本当に買えた。) なお悪いことに、その後メールチェックしてたら、みちのくから新入荷のお知らせが来てる。フィジャック95がとってもお安い。いいの?ほんとにこの値段で?っていうような価格。最近シュバルブランがお高くなって買いづらいなか、フィジャックはうれしいので根こそぎ買った(悪いね。もう残ってません。)。これで本当に打ち止めにしないと、まじに死んでしまう。【夢を見た】 この夜私は夢を見ました。ワインの夢です。熟成したフィジャックを幸せに浸りながら飲む夢・・・ではありません。 ワイン部屋にいったら、何故か空きスペースが一杯ある。やっほー、これなら、買ったまま段ボールにはいったきりの、何がなんだかわからなくなっているワインを整理できる。喜びいさんで、ワインをあちこちに整理して収納する夢。幸せ♪ 私って何か間違っているでしょうか・・・。
2004年01月11日
コメント(8)
昨日4話まで観た王様のレストランの続きをみる。第5話から第9話まで。今日は子供が起きているうちから観ているので、なんだか落ち着かない。 レストラン談義するポイントからストーリーテリングとシチュエーション・コメディの所に入っているので、まー気楽に観ている。【ワイン】 観ながら飲んだワイン。ランシュバージュ99 温度管理はそこそこにしてあったので、約15度くらいから初めて最後は20度くらいか。頭飲んで十分丸みがでてきていると思ったが、念には念を入れて、デカントして約20分。その間にステーキ焼いてさーいただきましょう。米国産カルビステーキが安く出ていたので、それを食べちゃう。大特価でした。BSE?わたしゃ牛脳とかだいぶ食べてるほうではないかと思うので、今さらカルビ肉くらいで、どーこーいわれても困るんだわさ。それより、あまり油ののり具合が良くなくて、これじゃー豪州産とかわらんというくらいにイマイチであった。まさか、豪州産を米国産と偽るはずはないしな(^^; デカントしている間に奥方が焼き始めたので、見に行ったら、焼いているというよりは、赤ワインで煮込んでいるようにトロトロやってる。ダメじゃそんな火の勢いじゃと選手交代したが、火が既にとおり過ぎていて、肉汁も十分でないままに出来上がってしまった。まー失敗。食べれないことはないけど、娘はあらかた残した。 ランシュバージュ99は意外にまろやかになってきている。もともと果実味が豊かで豊満なタイプだがタンニンがこなれてきているのか、かなり飲みやすい。99もののストックはかなりあるのだけれど、ちょっとずつなら楽しめないこともないらしい。 しかし熟成した味とは程遠く、温度が高いと目が粗くなる。飲みやすいが、全体がぼやけている。15度くらいがご推薦かしらん。12,3度から初めて15度で終わっても、ステーキ相手なら全然大丈夫そう。 カカオの香りがやはりよくあがる。気になるなぁ。99ってみんなこんなのか。今飲んで飲めちゃうが、たぶん今飲まずに待つワインなのだろう。2010年までどれだけ辛抱できるかテストですなぁ。 ランシュバージュがあいちゃって、ステーキやらなにやらとたんと食べたので、けっこうお腹にもたれてるが、何か飲みたい。泡でも持ってこようかと思ったが、週末の夜はやっぱり赤がいいしな。あっさりめということでライトなピノを探す(というほど、ピノは持ってない)。笑止千番豪州版ロマコンこと、コールドストリーム2001ピノが、まだ2本ほど残っているので開けてみる。半ケース買ったのが、1年ちょイで無くなってしまうと言うのは、意外に飲む機会があるという証拠かしらん。当初ガメっぽい香りがむんむんとして、ブラインドで上質のボージョレーという評価が次々出た悲惨な過去を持つこのワインは、最近になりようやくガメ香はとれて、ピノっぽくはなった。果実味は満タン。香りにスミレっぽい香りあり。ちょっと品が良くなったかしらん。もうあんまり飲めないっていう状況なので、トロトロと飲む。 ちょーど第9話めのラストで幸四郎と山口智子が赤ワインでカチンと乾杯したところで、我が家でも乾杯。ちょっといい感じ。(これで、横を走り回る、夜更かし小僧のガキどもがいなければね) コールドストリームのピノが本当に豪州版ロマコンなどとソムリエ漫画でもちあげられたのは、リザーブのほうだが、2001、2002と出来が悪くてリザーブはできてない。2003はしらん。2000は作ったらしく、2本だけ買ってあるが、こちらは実はじーーっと寝かせてある。いってみれば、2001が人身御供で全体像を見せてくれたので、2000のリザーブはタイミングを見て飲もうかという感じ。ジャンセン99と比べて飲んでちょーどいいか・・・。どうせ比べるならDRCもいるけれど、手ごろなDRCなんてないしねー。まー適当でよろしい。
2004年01月10日
コメント(3)
昨日の昼にオーダーしたワインが今日の夜に届いちゃうのだから、ネット生活っていうのは便利ね。宮崎県の酒屋で買うほうが、ちかくの酒屋に直接出向くより楽なんだから不思議だ。 届いたのはご案内のとおりのジャンセン、じゃんす。(おぇ) マグナム瓶っていうのは、いつみてもうれしいもので、男の憧憬か?(^^;、(ちがいます!)、見てるだけで美味しい気がしてくるなぁ。ちゃんと瓶詰め本数書いてます。ジェンセン96のマグナムは90本だそうで、そのうちの2本あるんだから、ちょっと気分はリッチ。1,2年寝かせてワイン会に一本だして、おいしければ2本目は長期拘留。まずければヤフオクで売り捌く(うそうそ)のではなくて、無期拘留だろう。 レギュラー99のほうは、どうしたってこうしたっていいのだけれど、しばらく澱でも落としたらセラーにいれて、適当に飲んじゃおう。DRCらしくあつかってやれば、豚も木に登り、やんちゃ娘もレディに変身し、ジャンセンもロマコンのふりをするかもしれない。(信じてませんが) 同時にamazonからDVD.CD.GAMEなどが届く。ユウリィさんに敬意を払って?、アリエッタは買わなかったが、王様のレストランのDVDBOXが入ってる。(実は私見てないんだな、このドラマ)。他にETAGE3も入ってます。子供が寝たら見ましょうという話になっているので、今、奥方が無理矢理に、明日休みで夜更かしたがっている子供どもを力づくで寝かせようとしてて、隣に部屋でもめてます(^^; お酒は何を飲むか未定。今からワイン部屋いって何かとってこよう。おやちょっと静かになったな。もう寝たかしら。じゃ取りに行こう・・・。 娘は最後まで「明日休みなのにどうしてこんなに早く寝なくちゃいけないの?」と抵抗していたらしいが、「大人の都合」なのよ。おじょーちゃん。と寝かせつけ、DVDをみる。 4話続けてみたところで続きは明日。おもしろーい。DRCのモンラッシェ74にしては色薄すぎると思うが。牛にシャンベルタンであわそうとは思わないが、あわそうとしたときに止められたら、私も切れるよ。とかいろいろ思いながら。 あわせたワインは結局、アバディアのセレクション・エスペシャルこの前のアバディアよりはちょっと上等。品種なにかわからん?シラーとメルローじゃないのって思ってたら、テンプラニーニョとメルローだった。ふーむ。うーむ(^^; 今後、カベ・メル・ピノ以外の品種は、辺境品種と呼んで十羽ひとからげにすることにしよう。(環境を自分の考え方に合わせる奴) セレクション・エスペシャル。すぐ飲みでは大変美味しいです。まーこういうのの延長線上にさまざまなニューワールドはあるわけね。確かにおいしーなー。まー、これにはまったら、マイルスデイビスがユーアーアンダーアレストまで戻ったのと同じだわなー。私はさほどに自由人ではありらん。(のはず・・・) 素直に生きれるほど少年の心に帰ったら、それはもう老人と同じだ。あくまで無意味なる青年のつっぱった意地っ張りと大人びたふりを続けながら・・・。
2004年01月09日
コメント(0)
最近どうもカリフォルニア軍にせめこまれているようで、ジロンド派としてもこのまま手をこまねいてみているわけにも行かず(^^;、アリエッタくらいなら白馬の真似というのなら買ってみようかしらんと楽天をうろうろしていたら、気がつけばカレラに迷い込んでおりました。元祖○×版ロマコンっていう奴ですな。今や陳腐となったこの宣伝文句も元祖となるとそれなりの気構えがあるわけで、いやー立派かもしれん。 実は加州にほんとに縁のない私は飲んだこともありませんので(あー、もしかしたら誰か友人がふるまってくれたかもしれんが、私の記憶にはビタ一文残っとらん。加州と聞いただけで銘柄見ない人だったから)、今さらこんな文句で踊るほどのこともござらん。そもそもにピノに未練がまったくない人間だしな。 ところが、先日のワイン会でロマコン53飲んでるときに出た雑談でこんなのがあった。ブル白鬼さんが、どっかのレストランだかに行った時に、サービスで赤ワインを出されて、けれどブラインドであててみそ、ってやられたらしい。ピノで香りが強くて甘味も十分あってDRCぽい感じだったので、「カレラ ジャンセン」って答えたら、はずれていて答えは「本物のロマネコンチ」だったいう話。 そーいうものブラインドで出すんじゃない!という怒号や、いやいや私が行ったときには是非是非出して♪、っていう嬌声は別にして、さほどに若いロマネコンチは、カレラジャンセンみたいな味らしい・・・っていうのは、もちろん逆で、カレラジャンセンがロマネコンチみたいに真似して作っているわけなんですが。 これでわかる大事な教訓ひとつ。いかなお金持ちのワイン通といえども、毎日毎日ロマネコンチ飲む奴はいないわけで、けれどしょちゅうカレラジャンセン飲む奴はいるだろう。ロマネコンチ飲む回数よりも、カレラジャンセン飲む回数が多いとなると、当然にカレラジャンセンの味がデファクトスタンダードになってしまうわけで、いつのまにか実のロマネコンチよりも、カレラジャンセンのほうが「本物のロマネコンチ」らしい味というイメージが官能の中枢に浸透するかもしれない。 まぁ厳密にはDRCの中で飲み比べて、どれがリシュブールでエシェゾーでターシュでロマコンでと全部区別できる人も少なかろうから、DRCとジャンセンとの比較っていう事になるかもしれませんけどね。 私はほとんどのピノは好きとはよういわないが、DRCは好き。もっともそれでもボル古酒にふんだんに浪費しても、DRC買うって事はほんとにありませんけどね。だからまぁ、ジャンセン飲んでみようかという気になった・・・全然理屈がとおってないな。 実は一番大きな理由は単に面白いのが目に付いたから。そうそう、レクター博士もいったとおり、人は一番最初に目にしたものに欲望covetを抱くのだ。娘のヴィンテージの96のジャンセンのマグナム。あー、これならちょーどいいじゃない。飲んでもおいといても。値段も割と安かったのである分、2本買った。マグナムじゃ、簡単には開けれませんねぇということで、99のレギュラーも2本買っておく。あんたらは実験台ね。ほんとにロマコンとはいわんから、DRCみたいな味がするか?若い味はいらんぞ。熟成したDRCみたいな味が・・・する?、あやしい気がするけど。 買った後いろいろサイトみてたら、やけに気になる表現を発見した。カレラのジャンセンじゃなくて、セレック92でしたけど、曰く、「「本当に92年なの?」と感じるほど果実味がまだしっかりあるワインです。」 え?普通のブル白だって92はまだまだ若いぞ。赤でこの表現は非常に気になる・・・。52年じゃない、92年なんだからね。10年くらいでへたりはじめる兆候があるのなら困るんですが・・・。変なものよく考えずにつかんだかねぇ。 まー買ったのは96と99だし、古いほうはマグナムだから当座大丈夫だろうが、こちとらずーーっと寝かせてみようかなぁと思って買っているので、13年後くらいに娘の成人式でマグナムあけたら、やっぱり果実味だけでなんの芳香もしない御馬鹿ピノでしたぁ・・・っていう結末は好きくないなぁ。それなら、ラターシュ1本買って死蔵しておくほうが、ずっと楽しめる。 なんだかわけのわからん店頭株でも買ったようで不安だ。早めに売っちゃう、じゃない、飲んじゃって忘れちゃいましょうかねぇ。沈殿させた豪州ものの勝率は悪いしな・・・、いやー。【ワイン】 夕食に牛煮込みがあるので本能的に赤ワインを飲みたくなる。今日はちょっと一息ついたからそんな気分でもあるな。ワイン部屋からピュイグロー2001を取り出してくる。ちゑ臧本家ご推薦?のデイリーワイン?ちょっとおいているとだいぶ味が落ち着いたようで、10度くらいと低めの設定からはじめたけれど終始おいしい。こりゃ本当に我が家の当確デイリーかなぁ。あと1000円だすと2001年のグランヴァンだけど・・・、こーいうのは難しい。 余ってるボーモン1999はとーてい飲む気がしないなぁ。どうやら料理用ワインになりそうな予感。キッチンドリンカー養成ワインとしては、ちょーど良さげかもしれませんが。
2004年01月08日
コメント(0)

おーーーーーー、まちがって、1月7日に、8日の日記をオンラインで書いてしまったぞー。7日のバックアップとってないから、さいあくだー。と悲鳴をあげていたが、珍しくも7日はオンラインで書いてなかったので、元原稿が見つかりました。あぶないなぁー。 以下、オリジナル日記↓【♪】大人になったら宿題は無くなるものだと思ってた、いかないで夏休みぃ♪ 娘が憂鬱そうな顔をしている。明日が3学期の始業式なのだそうな。人生の辛苦をさっそく味わっておるな。「いやだぁぁぁ~」と嘆いている。始業式なんか、半日挨拶して帰るだけだからいいんじゃないの?って言ったら、今時の小学校は(私立)、始業式から6時間みーっちり授業があるんだそうな。げげげ、そりゃ「いやだぁぁ」。 だいたい、小1といえば、ほとんど半日授業でなかったっけ?と思うのだが、それは今は昔の物語。すでに週のうち4日は6時間目までみーっちり授業がはいっていて、1日だけ半ドン。土曜日は原則やすみだが、学習登校日という名のもとにそれでも来いっていう雰囲気がある。あなおそろし。2年生になったら、7時間目まであるんだそうな。私なら死んでしまう。 私も奥方も人に勉強しろといわれてしたという経験があまりなく、強制されることにはとことん相性が悪かった人たちなので、こーいう、つめこみ押し付け教育というのは、いかにも出来の悪い生徒相手に、出来の悪い学校が押し付ける教育方針に感じてならないのだが、そーいう考え方は今時はやらないらしい。ふーん、そんなもんなの。しかしなぁ、自ら学びたいという意欲を消し去るような教育方針ってどうかなーとやっぱりおもう。 私は小学校は悪ガキで不適応児童代表のようなもので、まー、立派な問題児だった。(あー、そこの、なるほどーわかるわかる、とウナヅイテイル諸君、出て行きたまえ(^^;)その後中高一貫の学校に入ったが、ここでまた悪行をし尽くしたので、中高一貫なのに、お前だけは高校には上げさせないと、担任に言われて一大事になった事がある。高校時代はさすがに懲りておとなしくしていたが、高3にもなって、天文学者になるなどと小学生のようなことを言い出し、親を怒らせ(今でもいいやがる)、結局、天文学者になりそこなったので、浪人してから、じゃー、なんでもいい!という気分で今の道にすすむ。親はまっとうな道を選んでくれたと喜んだが、まわりは「お前がぁ!」とまっとうな道を歩む私に非難轟轟だった。 奥方はというと、こちらは場面緘黙(というらしい)児で、小学校ではほとんどしゃべらない、お友達も作らない人だったらしい。頭だけは良かったらしく、中学高校と順調にいいところに行ったが、親の転勤で高校を転校。ここで完全にぐれてしまって、不登校になったらしい。不登校といっても、学校に行かないだけで、毎日毎日、カバンもってでかけては、友人宅のスナックでモスコミユールを飲み、マイルドセブンを吸って、カラオケを歌いまくっておったのだそうな。「春なのに」は今でも聞くとジーンとくるそうな(^^;これでも出席日数ぎりぎりで卒業させてくれたのだから、けっこうな高校で「自由な校風」とでもいってあげよう。当然に大学にうかるはずもなく、浪人して、一念発起。大学に行った理由が「私みたいな不適応な子供ができる理由を勉強して知りたかったから」っていうんだから、ふるってます。 そういう父母なわけだから、浪人して予備校いくまでは、熟なんてものに一度も行ったことがなく、好き勝手に自学自習していたわけで、まーそれでなんとかなると両親ともども思っているわけだから、今の娘の小学校の徹底した詰め込み教育には、なんだかなぁーっていう気がする。自慢じゃないが(ただの親馬鹿だな)、うちに娘はそーとー頭がいいと思ってる。(息子はそーとーな馬鹿ですが)だからなー、その才能をこんな形で潰していいものかなーと思ったり。 家から私の職場に行くよりも、娘の小学校に行くほうがずっと遠いわけだから、もうそれだけでなんだか可哀想な気がするわけで。朝6時半に起き、電車に乗って学校に行く。帰りは午後3時を過ぎていて、疲れ果ててる。帰ってから、宿題をしてご飯を食べて、お風呂に入ると、もう遊ぶ時間があんまりないよーっていう時間になっちゃうのだから、ちょっとね。私なら絶対に不適応おこしますね。そんな生活絶対できません!自信あるわ。 私立の小学校だから校則はめちゃくちゃ厳しく徹底されていて、だからまー、子供たちは非常に礼儀正しくおとなしくいい子が多いのは確か。でもなー、あーもみんないい子だと、私なんか、どっかの独裁的社会主義国家の幹部の子供向けの人民小学校を思い出すんだよなー。私は隠れて○×△人民小学校と呼んで揶揄してます。 娘が「大人は宿題がなくていいなぁ」というので、先の歌のフレーズを教えました。「そうかぁ・・・」とますます落ち込んでました。かわいそう。まー、がんばれ。子供にも大人にも悩みはある。それが人生というものか・・・。
2004年01月07日
コメント(2)
別にソラリスを観たからではありません。もちろんブギーナイツを観たからでもない。ただちょっと疲れているだけなのかもしれない。たまにはそういう日もある。
2004年01月06日
コメント(0)
今日が最後の正月休。一日映画三昧で過ごそうと思っていたのに、ゲームキューブの初期不良発生。交換にとかいってたら、2本しかみれなかった。【映画】ソラリス リメイクですけど、キャメロン製作でソダーバーグ監督っていうと期待してしまう。はっきりと2001年のアンサームービーを意識したつくりで、原作やオリジナルのソラリスの未知なる知的生命体があくまで冷徹に人の解釈を拒否する鋭さの世界とは無縁。もっと長くもったいぶって意味不明に作って欲しかったけれど、このへんが限界かしらん。最初のほうの雰囲気の作り方はうまかったです。そのうち完全版とかいって3時間くらいの超大作で再度DVDになるんだろーか。売れそーにないんだが(^^;私は買うけど。ブギーナイツ いやお下品な映画といってしまえばそれまでですが、マグノリアにいたく感動したものとしては、やっぱりこれの出来の良さにはうなっちゃいますね。スタッフとキャストはマグノリアと被りまくり。レザーグラハムもジュリアンムーアも脱ぎっぷりいい。最後のシーンにぼかしがはいると、あっといわせたい監督の落ちにぼかしをかけているような気がするが・・・。今度は米国版DVD買ってみてみよう。
2004年01月05日
コメント(2)
昨日のお酒が頭に残っている。胃薬が効いて気持ちは悪くないが、ぼーっとしているので、一日、ぼーっとすごす。夕方から帰って頭痛がしてきたのは、これぞ、禁断症状の表れか・・・。 子供にクリスマス、ゲームボーイアドバンスを買ってあげたはいいが、どうみても目が悪くなりそうな代物で、あまり感心しない。正月親戚にあったら娘よりひとつ上の子供が、アドバンスづけで眼鏡かけることになったという。まー、我が家は私も奥方も激しく近視で目が悪いので、そういう事に抵抗あるわけではないが、小2くらいでゲームのやりすぎで・・・というのは、あまり感心しない。 というわけで、ゲームキューブとそのアタプター(アドバンスのゲームがTV画面でできる)を買う。これだとTV画面でできるので、まー、家族団欒ではあるわけで。子供どもからお年玉を1枚づつ没収して買ってしまう(鬼親)。 買ってTVにつなぐと、じゃーとりあえず、スーパーマリオでもやりましょうかと、みなでやってみる。懐かしい画面。私、娘、息子、奥方の順で1回交代。これがまー性格でまくり。娘はとっても慎重でぐずぐずと見ているうちに死んじゃうキャラ。息子はお馬鹿なので何やってるのかわからない状態キャラ。私は猪突猛進型で、「お父さん、マリオがTV画面の右端にくっついてる。どうして後先見ずに飛んじゃうの?」キャラ。しばしば爆死。奥方は慎重に慎重にやろうとして墓穴を掘るという娘と似たキャラ。性格でますな。なんだかだやってて4時間すぎました。 夕食。なんとなくラーメンを食べに行く。チャーシュー麺のすばらしくおいしいラーメン屋があって(チェーン店だけど)、久しぶりにあそこのバラ肉チャーシューが食べたいということで出かける。こってこて。満腹満足。小1の娘もう一人前食べる。すごいもんだ。さすがに麺は全部食べきれなかったみたいだが、チャーシューは全部食べきっちゃったみたいで、「フォアグラみたいでおいしい」とのたまわった。そういう比喩の仕方しますかねー。いいんだかわるいんだか。
2004年01月04日
コメント(0)
本日はわが家族が集う日。父母、姉夫婦子供(高2中1)、妹夫婦子供(2歳)、我が家私妻子供(小12歳)、けっこう賑やかになる。 主催は父母だけど、実質的に用意するのは我が家と母なので、朝から買出しに出かける。やっほー、ふぐ白子あったので買い占める。あとはまーお正月パティーメニューですな。お節から刺身からピザからお肉までいろいろあり。伊佐美売ってたので一本追加。我が家から泡と赤(エクリプス・カヴァとボーモン1999)も持ち込んでるので酒類は十分。 午後2時過ぎはじまりぃ。ビール飲み、泡飲み、赤のみ。妹の旦那が「あれ、伊佐美あるじゃないですかぁ」って言うので、そいじゃ二人で飲みましょうと飲み始める。ふぐ白子焼きもあるし。水で割りましょうって飲み始めると、すすむすすむ。一升瓶を2人で7,8合飲んだかしらん。ほとんどからになりかけまで飲んだ。そうとうクラクラっとしてました。さすがにこのへんから記憶が朧。 家に帰って古畑任三郎SPをみてたら、途中でなお酔いが回ってそのまま寝た。記憶が途切れがちで、ひさしぶりによく飲みました。 次の日、奥方に問い詰められる、「子供泣かしたの覚えてる?」「おぼえてませーん」「お父さんと長々と談義してたのは」「少しだけ」「家に帰ってから娘を泣かせたのは?」「でんでん、覚えてない」「帰り車を運転しようとして、みんなに止められ私が運転したのは?」「確か私があなたに運転するように言ったよう泣きが」「ちがいます!」 人の記憶というのはいい加減なもののようで・・・。 「とゆうことは、私は家族の前で泥酔してたんでしょうか?」 「それがねー、全然、酔っているようには見えなかった」 「ふーん」 翌日は二日酔いではありらんが、頭がボーっとしてまするね。今日は体を休ませる日にしよう。(4日談)
2004年01月03日
コメント(0)

一日おくれで御節らしいものを家で食べる。全部できあいだから時代は便利だ。昨日食べるのを忘れていた「大トロ」なんてのが見つかってちょっと幸せ。いちおう熱燗つけましょか、と珍しいことをしてみるが、我が家にはとっくりも熱燗用のぐい飲みのないので、ティーポットとポート用グラスで代用する。なんだかね。 昼頃から、運動不足解消もかねて初詣に出かける。(車だけど 笑)ちかくには、辛国神社と葛井寺があり隣なので両方一度に参る人が多い。本日は暖かくて小春日和かなと思うくらい。ぶらぶらと子供と一緒に参拝。このへんは(我が家のあたりもそうだけど)、古墳・遺跡の宝庫で家建てようと土台掘ってたら何か出てきたというのが年中起こる恐怖地帯。一度見つかると遺跡調査とかで家建立が大幅に遅れちゃうのだな。古代物部氏の呪いでもあるのかしらん。 ちなみに御神籤は「半吉」。そんなのあるのね。▼このみくじにあたる人は、としおいて若がえるがごとくふたたびさかえにおうてたのもしきすがたなり神仏を祈りてよし。▼冬枯れをいたむもしばし春くればよろこびのいろ野に山にみつ もしかして、おみくじの人って、同じ七番でも相手の年齢見てだす符だがちがうんだろうか。ちゃんとあってるなぁ。ちなみに御籤を引く前の願い事は、「ミッドエイジクライシスに翻弄されることなく、正しき静穏なる道を歩むよう心強くなりますように」なんてとことだったのだけど、ぴったしあってるねぇ。驚く。 とりあえず、危険や危機はあるが辛抱強く我慢していれば報いられるので神仏に祈り精進しなさい、とまぁこういうことらしい。ふーん。ごもっとも。要はその我慢ができるほどに精神が平穏で安定しているかどうかですな。はれほれ。 ↑初詣 タイ焼き食べるの図。逆光の勝利ですか。 (2004年1月2日撮)ps 背景とかトップ写真とかいろいろいじって遊んでます。3日間で1500枚撮ったはいいが、これをチェックしてプリントアウトするのが実は一番大変なんだよなー。
2004年01月02日
コメント(0)

お正月。あけましておめでとうございます。 朝8時にお節の朝食を食べに和食の店に行き、その後ホテル主催の餅つき大会を見学。なんてことないお正月。例年に比べてホテルの人がめちゃ少ないのは景気のせいか、ホテルの営業対策がうまくいってないせいか。 例年ホテルをチェックアウトしたあとにトイザラスにむかっていたが、混雑するわりに高くて意外に売れ筋のものがないという事がわかり、今回はワンフロアースーパーに向かう。連日食べ過ぎぃというわけで、夜は昨晩に続いて鍋ということになり、(なんとなく雑炊が食べたかったのね)てっちりという事でフグを買い込む。やっぱりふぐ白子なし、残念。子供はめいめいおもちゃ買ってました。 鍋にあうワインって難しいのだけど、普通は泡かソービニヨンブランって事になっている気がするので、7年以上寝かせている(馬鹿じゃないの?)、クラウディベイ・ソービニヨンブラン1996 っていうのをとりだす。今2002年ものがでまわっているのに、1996ものをケースで寝かせているなんてほとんど信じられないくらいお馬鹿な話であるが(7年寝かせても、なーんも熟成した後が見えません!)、娘のヴィンテージって事でなんとなく衝動買いしたものなのでしかたない。残り10本、鍋のたびに開けましょう。 ソービニヨンブランが和食や鍋にあうというのは、酸味が強くなくあっさりすっきりしているというのが、まー、和食の邪魔をしないということのように思えるが、クラウディベイくらいしっかり果実味があると、あうんだかあわないんだか、よーわからん。とりあえずお約束ってところですな。特に意味なし。 ここ数日で子供の写真を1000枚ちかく撮ったはずなので、しばらくその整理におわれる予定。ま、いわゆる親ばかていう奴で、はは(^^; 元旦といわれてもなー、今年の目標とかかげるものもないけれど、あえていえば、 「無事是名馬」 では、本年もよろしくお願いします。PS 掲示板の写真、更新しました。乱暴ものシリーズの続編。 トップの写真、お正月バージョンに追加 ↑これは、別バージョン
2004年01月01日
コメント(4)
全31件 (31件中 1-31件目)
1

![]()
