仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

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2007年02月07日
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 寿司をアテにして酒を呑むならやっぱり日本酒だが、その寿司はにぎり寿司(江戸前のにぎり寿司がお似合い)がかっこがよい。江戸時代はにぎり寿司は低級な食材だったので、寿司を肴に日本酒を飲むと言えば、鯖寿司や柿の葉寿司のようななどの押寿司が主流であったらしい。

 淀川を行き来する三十石の登り船でも、「大阪本町橋名物の押寿司を脇に置いて・・・」というくだりがよく江戸時代の書物に出てくるらしい。私もバッテラ寿司で酒を呑むのが嫌いではなく、宴会などで出てくる鳥栖市を肴で呑むことも多く、それはそれで楽しみなものである。

 そうは言っても、田舎寿司(通称:バラ寿司)ではあまり酒を呑んだことはないが、今度松山市では昔からあったバラ寿司を、「松山鮓(すし)」として復活させ市内の寿司屋で出すようにするらしい。松山市でも本格的な寿司屋ではチラシ寿司はあったのだが、「松山鮓(すし)」は見たことがない。

 この寿司は文学の歴史的にはけっこう重要で、夏目漱石が正岡子規の松山の家に始めていったときに、式の母親がこの寿司を作ってもてなしたそうだ。祝い事や来客をもてなすときの定番料理として家庭で作られていたそうだが、今では「松山鮓(すし)」を知らない世代が増えているそうだ。

 地名の付いた寿司は、江戸前のにぎり寿司や山口県の「岩国寿司」が有名だが、これからは「松山鮓(すし)」もまずは市民への認知度を上げて、地元で青される郷土料理になって貰いたい。しかも松山市の水産市場に、「松山鮓(すし)」にゆかりの句碑も造ったそうで、けっこう力が入っている。

 そういえば「岩国寿司」と言えば、山口県に旅行したときに岩国市で食べようと思い寿司屋に入ったのだが、20人前からですと言われてあきらめて覚えがある。「松山鮓(すし)」もそのようなことがないように、(寿司米や寿司酢が違うので・・・)観光客が一人前から食べられるようにして貰いたい。

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最終更新日  2007年02月07日 12時46分50秒
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