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サンガンピュールの物語(お菓子の国)後書


 -あとがき-

 ニシケン「はい、私が初めて手掛けた本格的な長編小説『サンガンピュールの物語・お菓子の国のチキンレース』はこれにて終了です!」
 サンガンピュール「・・・・・・」
 ニシケン「どうしたの?」
 サンガンピュール「疲れた」
 K「ほんと、読むのに疲れたよ。結果的に全体で約3万7000字(A4用紙39枚分)もあったよ!大学院の修士論文並みだよ!」
 ニシケン「まあ、世の中にはもっと長い小説もあるのでそれに向けて挑戦できたらと・・・」
 サンガンピュール&K「もういいよ!」
 ニシケン「それでもこの物語を最後まで読んでくれた皆さん、本当にありがとうございます」
 サンガンピュール&K「ありがとうございます!」

 K「今回はとにかく大掛かりだったね。とんでもない悪役が出たり、土浦と東京を往復したり、そして最後にはクラスメイトが登場したりと・・・」
 サンガンピュール「でもニシケンさん、気になったことがあるんだけど?」
 ニシケン「何?」
 サンガンピュール「今回のタイトルはどうして『お菓子の国のチキンレース』なの?」
 ニシケン「これにはちゃんと元ネタがあります」
 K「元ネタ?」
 ニシケン「そうです。タイトルの由来になったのはプリキュアの映画です。こちらのタイトルは『お菓子の国のハッピーバースデイ』。さらにPixivで流行している『夢の国チキンレース』というタグを融合させた感じのものにしました」
 K「ニシケンさん、いつの間にパワーパフガールズからプリキュアに鞍替えしたの?」
 ニシケン「自分は気になったことは何でもヒントにするんです!プリキュアについては分からないことだらけです!だから「『お菓子の国』を独自に解釈でき、不思議な世界観を作ることができたと考えています」
 K「ほんと、子どもには理解しがたい世界観だったね」
 サンガンピュール「そうだよ、私も何が何だか分からなかったし」
 ニシケン「次回から分かりやすい世界観を心掛けます・・・」

 サンガンピュール「次にチクロンBって何者なの?」
 ニシケン「調べてみたところ、第2次世界大戦中にナチス・ドイツが使用した毒ガスのことでした。これによって強制収容所で多くのユダヤ人が殺されました」
 この作品では、悪の組織は人工甘味料をイメージした名前にしようと思っていたけど、これは私の勘違い。正確には『チクロ』。またの名をサイクラミン酸ナトリウム。砂糖の30倍から50倍の甘さを持つと言われます。しかし発がん性の恐れが指摘されて、日本では1969年に食品添加物としての指定が取り消された代物です」
 K「マニアックだなあ・・・」

 K「でもね、他に感じたことがあるね」
 ニシケン「ほう、それは何ですか?」
 K「躍動感だね。サンガンピュールが何か生き生きと描かれているように感じたね」
 ニシケン「あっ、ありがとうございます」
 K「どう工夫したの?」
 ニシケン「これはYouTubeで『スーパーマリオ・ギャラクシー』のプレイ動画を見て、どう表現すべきかを勉強しました。さらに、ジャッキー・チェンの映画も参考にしています」
 K「でもただの文字の羅列にしか見えなくて、かえって分かりにくいことは否めないけどね」
 ニシケン「・・・勉強します」

 サンガンピュール「さて、次回はどんなお話になるの?」
 ニシケン「実は・・・。そもそもこの小説の執筆に大いに時間がかかりました。よって次回予告は紹介のしようがないかな?」
 サンガンピュール「え~、少しくらい教えてよ、候補でもいいからぁ!」
 ニシケン「う~ん・・・、おっ、思い出した。次回、サンガンピュールとKは北海道旅行に出かけるのですが、その帰宅したシーンから物語が始まります」
 K「えっ、旅が本編じゃないの?」
 ニシケン「旅が本編ではありません!北海道旅行の際に買ったお土産に秘密が隠されているんです」
 K「さらっと凄いネタバレをしたね!」
 ニシケン「まあ、そんな感じ。とにかく!今回の物語分のあとがきはこれにて終了です!次回作もどうぞご期待下さい!」
 3人「次回作もよろしくお願いします!」

 サンガンピュールの物語(お菓子の国のチキンレース) 完


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