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2012年01月09日

１ラック（10万ルピー）カー　ナノ（タタ自動車）

テーマ：車に関するお話(10095)

カテゴリ：自動車

　10万ルピー（約30万円）の四輪車、インドのタタモーターズのナノも$100PCと同じような時期、2003年に開発開始。

　当時インドで最も安い車が20万ルピーのマルチ・スズキ・インディアの「マルチ・800」。

　2008年1月、発表、発売は、用地問題による工場建設延期により発売延期。

　2009年3月、発売を発表。

　発売時の最廉価版の価格は11万2735ルピー（約21万7000円）。

　資源価格が上昇する中、この価格は立派。

「JAGUR XJ220 1/24 ブルー」

　安全性に欠けるとの指摘も多い。

　自然発火事故も複数回発生した。

　2010年ごろから人気に陰りが見られるとの報道もあった。

　世界的景気後退が売れ行きの転機になるかも知れない。

Tata Nano 2012 TV Commercial

　諸元

　乗車定員 4人
　ボディタイプ 4ドアセダン
　全長 3100mm

　全高 1600mm
　ホイールベース 2230mm
　車両重量 580-600kg

　最高時速　105km
　燃費は20km/L

　変速機 4速MT
　駆動方式リアエンジン・リアドライブ
　サスペンション前：マクファーソン・ストラット　　後：セミトレーリングアーム

　出力　24kW / 5500rpm
　トルク　48Nm / 2500rpm

Tata Nano launch ad

　インドで大きな数字を扱うときは、英米のMillionではなく、10万の単位 Lakh（ラック） と1000万の単位 Crore（クロール） で表す。

　ナノの別名は「1 Lakh Car（ワン・ラックカー）はインド人にはインパクトが大きく、キリの良い数字。

TATA NANO
　公式サイト

世界で最も安い車タタ・ナノに3.5億の黄金バージョン登場

　…（略）…
　30人の伝統工芸職人の手により複雑な金線細工を施された黄金のナノには、80キロの22カラットの金と15キロの銀、そして10,000個もの宝石が使用された。

　このナノは、通常約3000ドルで流通している世界一安いモデルだ。
　円高ドル安も手伝い、今は益々お手ごろだろう。
　一方、黄金バージョンの価値は現在の金相場より換算すると4.4ミリオンドル（約3億5千万円）となる。
　…（略）…