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2012年02月04日
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カテゴリ: 読書


 『ラバウル航空隊の最後』
 ―陸攻隊整備兵の見た航空戦始末
 渡辺紀三夫(著)
 光人社NF文庫 2008/06/16


 祖父はラバウルで整備兵をしていたと聞いた。

 ラバウルの整備兵の整備の話かと思って読んだら、整備以外の話が過半だった。

 祖父のような田舎の百姓上がりの徴兵は、整備を適切に行うこともたいへんだったのだろう。

 しかし、それ以上に生き抜くことがたいへんだったことが分かる。




 そのことを祖父は詳しいことは話してくれなかった。

 よい思い出ではなかったのだろう。





 この本はラバウルの航空戦記でもなければ、部品をかき集めて飛行機を仕立てる話でもない。

 航空機整備の心構え、日常、そいて前線のもう一つの姿がよく分かる本だ。 



 目次
 第1章 雲煙万里を翔ける
 第2章 猛訓練の日々つづく
 第3章 大空を紅に染めて
 第4章 忘れえぬ記憶
 第5章 暗雲の空の下で
 第6章 さらばラバウルよ
 付 最後の百式司偵帰投せり
 佐藤輝雄(著)




 著者と同郷の佐藤輝雄氏が著した「最後の百式司偵帰投せり」が一番普通の戦記ものらしさがある。


ラバウル付近で展開した「ラバウル航空隊」フランクリンミント 零式艦上戦闘機 32型 迷彩塗装機










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最終更新日  2012年02月04日 16時29分25秒
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