SAC.COM

PR

バックナンバー

2025年11月
2025年10月
2025年09月
2025年08月
2025年07月
2025年06月
2025年05月
2025年04月
2025年03月
2025年02月

カレンダー

フリーページ

2012年02月10日
XML
カテゴリ: 航空事故
空飛ぶホテルのような、総2階建ての超大型旅客機、エアバスA380。


 世界中で運用中のエアバスA380およそ60機のうち20機が欧州航空安全庁(EASA)の滞空改善命令)(AD)の対象となり,主翼内構造部分rib-feetで亀裂が発生していないかを検査することになった。

 A380 を最初に就航させたシンガポール航空、同機の最大の運航者であるエミレーツ航空がこの対象となる。

 エールフランスのA3801号機も点検対象。


【ホーガン・ウィングス】[1/400] A380 エールフランス航空 新塗装


 エアバス社は亀裂の発生原因を、ブラケットに荷重をかけすぎたまま主翼表面とリブが取り付けられた、製造中の問題と考えている。

 原因を解明すべくエアバスは一機を使い、主翼の耐久荷重そのものに誤りがあったのかを検証中。

 主翼の組立工場はイギリス、ウェールズ北部のフリンシャー、ブロートン。




​ 欧州エアバス:​
「A380」の主翼に亀裂-2段階で対応進める
 2012年1月26日 ブルームバーグ
 世界最大の航空機メーカー、欧州のエアバスは、超大型機「A380」で点検中に見つかった主翼の亀裂について、2段階で対応を進めていることを明らかにした。
 亀裂の原因については、製造プロセスと使用する材料の要因が絡み合った問題と説明している。

 同社のプログラム責任者トム・ウィリアムズ氏によると、短期的な補修作業は、亀裂が見つかった部分を取り除き新しい部品に交換するもので、1機当たり5日間かかる。
 より長期の問題解決策には、新しい材料の使用や製造手順の変更が含まれるという。

​ 同氏はダブリンで開いた説明会で記者団に対し、「A380の飛行は安全だ」と語った。欧州の航空安全当局は同型機20機の検査を指示。6機は4日以内に、残りは6週間以内に実施することを求めた。 ​​





 問題となった部品は主翼の表面を主翼内リブに接続しているL字型ブラケット。

 主翼にそれぞれ2,000個のL字型ブラケットがあり、主翼内には60個のリブがあり、各リブに30から40個のブラケットが使用されている。

 そのため単一のブラケットの不良は直ちに安全問題とは受け止められないが、点検には主翼内燃料タンクを一度カラにし、アクセスパネルを開ける事が必要。







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2018年10月14日 21時08分29秒
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

Ta152R

Ta152R

コメント新着

私はイスラム教徒です@ Re:マスク効果とマスク・リスク(05/05) 神神は言った: コーランで 『 人びとよ…
maki5417 @ Re:コメ 品薄の構図、値上げの秋(09/09) 需給ギャップは20万トン程度。 6月頃か…
maki5417 @ Re:福島原発の核燃料デブリ取り出し…着手できず作業中止(08/31) 核燃料デブリ取り出し 元請けから下請け…
maki5417 @ Re:香川産 養殖鮭に注目(07/07) 外国のように船ごとの漁獲高制限をしない…
maki5417 @ Re:星野リゾートトマム 施設売却(07/05) 中国に買われていたとは知りませんでした…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: