SAC.COM

PR

バックナンバー

2025年11月
2025年10月
2025年09月
2025年08月
2025年07月
2025年06月
2025年05月
2025年04月
2025年03月
2025年02月

カレンダー

フリーページ

2015年07月10日
XML
テーマ: 日常の雑談(3087)
カテゴリ: 政について



 チュニジアの突然の崩壊の際に、国際的な言論空間で定着した「春」という表現は「プラハの春」以来の感がある。

 「プラハの春」は潰えたが、「アラブの春」は体制打破という目的は達成した。



 その後の展開が定まらないこと、体制は打破したがその地域の住民生活にゆたかさがみえないことから「春」ではないように思う。

 「秋」とか「黄昏」が適切だと思う。




 ピケティ氏の著書『21世紀の資本』に述べられているように、経済的フロンティアの消滅による社会経済の根本的な構造改革への要請が混乱の根底にあると考えられる。

 「イスラーム国」の出現はそのような経済・社会環境変化の表れととらえたい。




 多くの賢者の予測通り、局地的な紛争の乱立となった。

 そのような、経済、国際政治環境の中で大きく揺らいでいるのが「国家」だ。

 (1)中央政府、政治体制としての国家の揺らぎ

 (2)辺境地域、行政面で「統治されない空間」の拡大

 (3)イスラーム原理主義過激派の台頭

 (4)宗教戦争(紛争)の多発



 既存のイスラム主義国家に牙をむける「イスラーム国」台頭により、 「国家」「国民国家」「民族自決」は再定義を迫られている。

 キリスト教と西欧文明を中心とした国際政治の舞台、ルールに衝撃を与え、変革を促している。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2015年07月10日 06時21分38秒 コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

Ta152R

Ta152R

コメント新着

私はイスラム教徒です@ Re:マスク効果とマスク・リスク(05/05) 神神は言った: コーランで 『 人びとよ…
maki5417 @ Re:コメ 品薄の構図、値上げの秋(09/09) 需給ギャップは20万トン程度。 6月頃か…
maki5417 @ Re:福島原発の核燃料デブリ取り出し…着手できず作業中止(08/31) 核燃料デブリ取り出し 元請けから下請け…
maki5417 @ Re:香川産 養殖鮭に注目(07/07) 外国のように船ごとの漁獲高制限をしない…
maki5417 @ Re:星野リゾートトマム 施設売却(07/05) 中国に買われていたとは知りませんでした…

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: