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2015年09月02日
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カテゴリ: フィット


 モータージャーナリストではない吾身の判断を並べる。


 ○ 外観デザイン

 ・・・個性的なプレスライン、力強いグリルデザインが好きだ。

  銀色のメッキが多いのは時代の趨勢と諦めているという部分もある。




 ○ 室内

 ・・・広々して、それなりに愛着のもてそうな内装。




 ○ エンジン

 ・・・回転を上げずとも速度が上がっていく、省エネ時代に相応しいエンジン。

 アイドリング・ストップも過剰でないのがよい。

 エコモードのオン、オフのメリハリもハッキリしている。

 回せば「馬」はついてきます。

 もちろん小排気量なりに。


 ○ 乗り心地

 ・・・ポンポン跳ねる感がある初代、2代目に比べれば、乗り心地は随分よくなった。

 音の遮断もこのクラスの2BOXではよい方だと思う。





 レーシングドライバーで自動車評論家の松田氏注目のリアサス。



 チェリークーペX-1R(リアサスはトレーリングアーム)の大アンダーステアが懐かしい!




 高速コーナリング、急減速して鋭角的なコーナーリングなどタイヤとサスペンションの限界に近づく走りを楽しむことはないので、ダブルウイッシュボーンやマルチリンクの必要性は、全く感じない。



 【フィット プロトタイプ 試乗】
トーションビーム式のリヤサスに注目

 2013年7月21日 レスポンス

 …(略)…

 新しい『フィット』でボクが注目しているのは新しいリヤサスペンション。フィットのリヤサスはトーションビーム式だ。

 これは後輪の左右輪がリジットに繋がったシステム。より高級なサスペンションはWウィッシュボーンでありマルチリンクだ。これらは後輪の左右が独立している。つまりリジットに繋がってはいない。クルマの走りを安定させるとき、リヤタイヤのトーインというセッティングが重要になる。

 トーインとは左右のタイヤを上から見たときハの字型にタイヤの前方が後方に比べて狭くなっていること。ほんの少しだがこうすることで、リヤタイヤのグリップが高くなりリヤが安定する。しかし、直進でもこの状態だと当然抵抗が発生してエコでもなんでもなくなる。だから最近のサスペンションはクルマがコーナーリングし始めたときだけリヤがトーインになるように設定している。これをバンプトーインと言う。

 しかし、これはリヤ左右輪が繋がらない独立式だからできたこと。部品点数が少なく軽量でシンプルなトーションビーム式では不可能と考えられてきた。しかし、フィットでは前後に2本のトーションビームを配置し、前側のビームの剛性を落とすことでバンプ時にトーイン変化を作り出している。ホンダらしいアイデアだ。それにより、どんなに高速のコーナーリングでもリヤがしっかりと安定している。コーナーリング内輪側の伸び側ストロークも長くしっとりと落ち着いたハンドリング。路面に吸いついたような大人のスポーツフィール。若干アンダーステアー系だがこのクラスではスイフトと1位2位を争うトップレベルのサスペンションだ。





 フィットはトーションビーム自体の構造も、剛性としなやかさを併せ持った、優れもの。

 短いストロークの中でしっかりとショックを吸収してくれる。

 横Gをしっかりかけてのコーナリング中も安定している。


 が、安定性の高さが私には玉にキズ

 私はアクセルオフしてタックインでフロントをググット巻き込み、リアサスの伸びを感じながら姿勢を変えるのが好きなので、面白みに欠ける。

 街中でのタックイン活用は、全く必要ない行為。

 オーバーペースでのコーナーインは燃費、立ち上がりを含むコーナリングスピードともにマイナスの行為で、ホンダの設定、松田氏の評価が正しい。

 分かってるんだけどね・・・。




 × 窓

 ・・・リアクオーターの窓は運転席からは外が見えず、後席の明り取りとしても半端なサイズなので、ムダっぽくて嫌い。

 モビリオのように塞いで欲しい。

 × 運転席前のダッシュボードの奥行きは広大だが、水平ではなく物を置けない(置かないように作った)ので、退屈。


 × 迫り来るフロントウインド

 ・・・フロントウインドの上面のぼかしが信号を確認するとなどの上方視界を損なう。

 ルームミラーが前左方視界を損なうが、空力、外観デザインの絡みからガマンのしどころか。





 初代ステップワゴン(重量約1500kg、出力150PS)から、フィット3(重量約1000kg、出力100PS)に乗り換えた。

 ハイブリッドと異なり13G系は軽自動車並みの価格ということを含め、不満といえるほどのものはない。 

 ベテラン国際派モータージャーナリストの山口京一氏も、フィット3の中で13G系に注目していた。

 「性能・装備・価格。すべてを高次元でバランスした基本モデル。」というメーカーのコピーは信じてよいと思う。





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最終更新日  2015年11月10日 18時26分25秒
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