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2015年12月31日
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カテゴリ: 読書


 ―フクシマと日本の運命
 広瀬隆(著)
 ダイヤモンド社 2015年7月16日


 帯より

 おそるべきことが
 音もなく体内で進行している!
 次の被曝者は、あなただ!




 フクシマ原発事故による被曝の害は隠ぺいされている。

 広瀬氏による推定では、福島県の甲状腺癌の発症比率は日本の平常値の72倍。

 P152
 内部被曝を論ずることになれば、原水爆によって放出される"死の灰(放射性物質)"がきわめて危険であることが知られてしまい、原水爆開発の原子力推進政策が進められなくなる。そのため、翌1951年(ネバダでの大気中核実験がスタートした年)に、ICRPでは、最も危険な内部被曝を議論・研究するための第二委員会を廃止する決定を下してしまったのだ。


 国際原子力機関(IAEA)、ICRPと組んで原子力の危険性を隠ぺいする日本の組織は、安倍晋三や経済産業省の官僚ばかりではない。

 放射線医学研究所(放医研)、日本アイソトープ協会、日本財団、放射線影響研究所(放影研)、そして文部科学省。

 核爆発による被爆と異なり、内部被曝は「直ちに危険ではない」。

 米国やソ連ーロシアのデータでは事故の5年後に


 フクシマ原発事故の5年後は2016年。

 プルトニウムを大量に含むMOX燃料を燃やせる原発の再稼働を国が急いだ理由の一端も、分かった。


 目次
 第1章 日本人の体内でおそるべきことが進行している!
 第2章 なぜ、本当の事実が、次々と闇に葬り去られるのか?
 第3章 自然界の地形がどのように被害をもたらすか
 第4章 世界的なウラン産業の誕生
 第5章 原爆で巨大な富を独占した地下人脈
 第6章 産業界のおぞましい人体実験
 第7章 国連がソ連を取りこみはじめた
 第8章 巨悪の本丸「IAEA」の正体





 原子力で利を得ている組織、人脈についても、公開データ、系図とともに詳述されている。







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最終更新日  2015年12月31日 00時18分58秒
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