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2020年01月21日
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テーマ: 航空機(561)
カテゴリ: 航空&ミリタリー
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 米国はF-22ラプターに続き、F-35ライトニングIIが就役。
 F-35は共同開発なので、多数の国々が導入する。
 F-35Bは世界初の実用超音速STOVL戦闘機で、シリーズ中、最も高価と思われるが、米空軍・海軍・海兵隊の他、イギリス空軍・海軍、トルコ空軍、航空自衛隊、ノルウェー空軍が採用を決定している。
 軍事大国の中国、ロシアは、第5世代戦闘機を就役、実戦配備したとの話は聞こえてこない。
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 日本はB型を含め147機の導入を予定。
 2019年3月26日、航空自衛隊はF-35、12機で構成される302飛行隊を発足。
 韓国は40機を発注し、2019年3月2機が到着。
 ブラックボックスをものともしない韓国軍を警戒し、韓国空軍のF-35Aが配備されている清州空軍基地では、米国人のセキュリティ要員が常駐し、F-35Aの飛行データを保管・処理する施設を何十にもチェックしていると伝えられる。
 F-35Bの購入は未定。
 仮想敵国・日本の軍事的脅威、打倒に備えるには不十分。
 大形揚陸艦搭載STOVL戦闘機は、韓国お得意の安価な「国産化」が考えられている。
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昨年米国は81機就役…中国は?
―中国メディア
2020年1月5日 Record China
 2020年1月3日、新浪軍事は、米国で昨年第5世代戦闘機であるF-35が81機就役したことを、ロシアや中国の状況と合わせて報じた。
 記事は米紙ワシントン・ポストの1日付報道を引用。
 ロッキード・マーティン社が発表した2019年の生産報告で、昨年F-35が131機製造され、うち81機が米軍に引き渡されたことが明らかになったと紹介。
 残りのうち30機はパートナー国に供給され、23機は顧客に売却されたとした。
 一方で、ロシアについては「非常にお寒い状況だ」とし、昨年末に就役予定だった初のSu-57戦闘機の最終テストで墜落事故が発生したことで改良を余儀なくされたため、昨年は第5世代機が1機も就役できない結果に終わり、ロシア軍はいまだに第5世代戦闘機を所有できていない状況だと伝えている。
 また、中国については、J-20の具体的な生産台数は明らかになっていないものの、昨年1つの飛行大隊がJ-20に入れ替えたことが公開されたことから20機程度の生産だったと予測。
 F-35よりもはるかに少ない台数だが、J-20は新型エンジンを搭載した「完全体」にはなっていないため小規模な生産にとどまっているとするとともに、今年も大規模な増産は起こらないとの見方を示した。
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 さらに、中国で開発中の第5世代戦闘機であるFC-31については、依然としてプロトタイプ機による試験飛行段階にあり、すべてのテストが完了していないため、今年も量産は不可能だとしている。
(翻訳・編集/川尻)
  ― 引用終り ―
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 第5世代戦闘機の要件はいまだ定まらない。
 第4世代を大きく凌駕する、以下のような要件を備えた制空戦闘機と考えられる。
1.高度なステルス性
2.高度な火器管制装置
3.大推力重量比のジェットエンジンと高機動性
 1は、形状の工夫と、塗料の開発が要求される。
 2は、より高性能なアビオニクス、データリンクによる行動制御が要求される。
 3は、スーパークルーズ、推力偏向装置(スラスト・ベクタリング)などによる、異次元の機動性の実現が求められる。
 フライバイワイヤによる飛行制御の高度化は必至となる。
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 電子機器と素材・加工技術の高度化が必須であり、実現が困難。
 F-35の開発が長期化したのも当然。
 開発費が増加し、価格が上昇するのも当然。
 中国は当然、ロシアでさえ大推力重量比のジェットエンジンの実用化は難儀な課題。
 高機動と高度なエンジン制御が連動しないと、飛行機は墜落する。
 第6世代戦闘機は構想されつつあるが、米国系以外の第5世代戦闘機が実用化されて初めて、次世代戦闘機の要件が示せるようになるだろう。
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中国、第5世代戦闘機「J-20」の弱点を
「ステルス処理」した排気ノズルで克服か?
​​​2019.11.4​ 航空万能論
​ 軍事情報誌「ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー」もJ-20の「新型エンジン(鋸歯状のステルス処理)」について報じているので、J-20のステルス性能向上は事実である可能性が高い。​
  ― 引用終り ―





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最終更新日  2020年01月27日 20時37分42秒
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