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2020年11月05日
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テーマ: 航空機(109)
カテゴリ: 航空&ミリタリー
 2020年 8月14日、政府が2021年度に航空自衛隊が配備を計画している米国製大型無人偵察機・グローバルホーク RQ-4 について、調達中止も視野に再検討を行っていることが報じられた。
 グローバルホークは2014年度に取得のための調査費(約2億円)が計上されて以降、2015年度から2019年度まで機体3機分、地上構成品、整備用機材、受け入れ施設等の取得経費合計848憶円が予算化されてきた。
 2020年度予算では配備が予定されている航空自衛隊三沢基地に臨時滞空型無人機航空隊(仮称)の新編が計上されている。
        ​
 航空自衛隊の無人機部隊の編成の見通しが不透明となる中、海上保安庁は大型無人機の実証実験に使用している機体を公開した。
 機体下部に船舶を捕捉するレーダー、高性能のカメラなどが取り付けられている。
 1機30億円。
        ​
空からの救助や監視、実用性検証へ
2020年10月31日 河北新報 
 海上保安庁は29、30の両日、八戸市の海上自衛隊八戸航空基地で実証実験を行っている大型無人航空機を報道機関に公開した。
 公開されたのは米ジェネラル・ アトミクス社の「シーガーディアン」 (全長11.7メートル、両翼の長さ24メートル)。
 今月15日から1カ月間の日程で三陸沖などを計13回飛行し、海難救助や違法操業の監視などに使えるか検証する。
 遠隔操作による飛行の様子も公開され、大型無人機はプロペラを回転させながら滑らかに離陸し、津軽海峡に向かった。
 機体に搭載された赤外線カメラの映像には、夜間でも巡視船の甲板上にいる乗員がはっきりと確認できた。
 海保の担当者は「これまでにトラブルは発生していない。
 安全性に留意しつつ、実証を進めたい」と話した。
 シーガーディアンは1機30億円
 最大航続時間は有人機の4倍以上の35時間で、コスト抑制などが期待できるという。
  ― 引用終り ―
 世界の空軍は無人航空機(UAV: unmanned aerial vehicle)・ドローンの割合を大きく増やそうとしている。
 無人機の活用で先行しているのは米空軍。
 現在、ロシア連邦軍、中国人民解放軍が急速に開発力を高めている。
 ロシアはステルスUAVや自律飛行、自律攻撃可能なUAVまで開発中。
 中国では100以上のUAVメーカーが乱立し、激しい競争の中UAVの開発競争を展開中。
        ​
 各国で、軍の人員削減が進む中UAV・ドローンを増やすことで人員をカバーしつつ、戦力の増強をはかっている。
 広大な領海・排他的経済水域を持つ日本は、少子高齢化もあり海上自衛隊の定数不足が慢性化、深刻化している。
 政治により大形艦の配備が決定しているが、慢性的な人手不足で領域の監視業務もままならない状態。
 見栄えのする正面装備が充実する一方、隊員の待遇改善、省人化対策は遅れている。
        ​





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最終更新日  2020年11月05日 16時00分07秒
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