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2023年10月19日
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テーマ: イスラエル(13)
カテゴリ: 経済

 10月、SDGs、EVの普及拡大などで減少するとみられていた石油の中長期需要見通しは反転し、引き上げられた。
     ​
新規投資中止に警鐘
2023年10月10日 ロイター
  石油輸出国機構(OPEC)は9日、世界の中長期の石油需要見通しを引き上げた。
 「2023年世界石油見通し」によると、2045年までに見込まれる総需要は日量1億1600万バレルで、昨年見通しに比べて約600万バレル上方修正された。27年時点の総需要見通しも、昨年の1億690万バレルから1億900万バレルになった。
 OPECのガイス事務局長は「新規の石油プロジェクト向け投資中止を呼びかけるのは間違いで、エネルギーと経済の分野に混乱をもたらしかねない」と警告し、石油セクターが45年までに必要とする投資額の見積もりも昨年の12兆1000億ドルから14兆ドルに引き上げた。
     ​
 2023年10月7日早朝、パレスチナ自治区のガザ地区を実効支配するイスラム武装組織ハマスが、イスラエルに向けて数千発のロケット弾を発射。ハマスの戦闘員がイスラエルに侵入して南部を襲撃した。
 イスラエルのネタニヤフ首相は「戦争状態にある」としてガザ地区に激しい空爆を行った。
 イスラエルは、ガザ地区からハマスの完全排除を狙っている。
     ​
 微妙なバランスのもとで戦争を回避していた中東に火種が起こった。ロシアによるウクライナ侵略で危機を迎えた石油需給は、新たに危機を重ねた。
 たとえ石油需要の伸びがなくとも、石油価格は高止まりを続ける要素が加わった。
 シオニズムとイスラム原理主義が全面戦争とならないことを願うばかりだ。
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 大規模な紛争が起きるたびに金と石油の価格が上昇する。オイルマネーが投資先を求めて蠢いていることと無縁ではないように見受けられる。









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最終更新日  2023年10月19日 16時00分10秒
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