人間仁科のブログ・八重山見聞録外伝

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カテゴリ: 島ネタ
シマンチュはゴーヤチャンプルが好きである。


いや。もはやそれは『好き』とか言うレベルの話ではなくて、シマンチュは自律神経系の働きによって空気を肺臓に吸い込むのと同じレベルでゴーヤチャンプルを召し上がるのである。つまり『好き』とか『美味しい』とか『何処のチャンプルが一番!』とかじゃなくして、登山家風情が目の前に山があるから山に登るのと同じ神経回路がシマンチュをチャンプルへと駆り立てるのである。

はっきり言えばゴーヤチャンプルなしでは生きられないと言い切っても差し支えない。

ま、人によってはそれがゴーヤチャンプルじゃなくして、ソーメンチャンプルだったり豆腐チャンプルだったりはするが、要はそういうことである。
No Chample No Life.

つまりそういう次第なのであるが、そんなゴーヤチャンプルよりもシマンチュが好きで好きで堪らないもの、愛してやまないものが実はあるのである。



シモネタである。

そんなアホな。と思われる向きもあるやも知れぬが本当である。



きっと放っておけば終日そんなネタで盛り上がっている筈であるが、残念ながら人口五万に満たぬ島の中では尽きぬほどにその手のシモネタがあるわけでもない。だから同じネタを繰り返し持ち出して、同じ切り口で批評し、同じところで笑うのである。

それゆえにシマンチュ、特に婦女子はシモネタを仕入れるのに日々血眼である。どこぞに二人きりで居てはいけない男女がいないか。亭主の居ない家に間男が上がり込んでは居ないか。同級生の旦那が助手席に乗せていた見知らぬ女は誰か。あの女はきっとナイチャーの筈。間違いない!よ~し、喋り捲ってやる~!!

と言うわけで二日ほどお時間をいただれば誰と誰が姦淫を働いたなんて話は島じゅうで知らない人が居ないってくらいに広く知れ渡り、以後二年間~三年間ほどはリピート激しく巷間にのぼり、五年も経った頃には誰も覚えていないネタとなるのである。

それくらい島は平和だ。めでたしめでたし。






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Last updated  2008.09.25 21:38:44
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