noahnoah研究所

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2015.11.02
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カテゴリ: その他
危険な加圧式消火器
我が家では最近までNationalブランドの家庭用粉末消火器NH-4Bを備えていました。
販売元は松下電器産業(パナソニック)、製造元は宮田工業(モリタ宮田工業)です。

2006年製造で耐用年数は8年の加圧式消火器
2006年製造で耐用年数は8年ですので、買い替えることにしました。

買い替えのために少し調べると、この消火器が危険な「加圧式消火器」であることがわかりました。
現在は比較的安全な「蓄圧式消火器」が主流になっています。

「加圧式消火器」は炭酸ガスボンベが内蔵されており、レバーを握ってボンベの封を切ることで加圧するタイプです。
もし消火器に腐食などがあると加圧された勢いで破片が飛ぶため、人が亡くなる事故も発生しています。
また、ボンベの封を切るため、レバーが固かったり、一度レバーを引くと途中で止められないものも多いようです。

「蓄圧式消火器」は消火器内が窒素ガスで蓄圧されており、レバー操作も軽く、離すと止まるようになっています。

そのため、現在は一部用途を除いて蓄圧式消火器しか売られていないようです。

買い替えた「蓄圧式消火器」
古い消火器は自治体でゴミとしては引き取ってもらえないため、基本的に処分は有料になります。
そこで、買い替えに限り古い消火器を無料で引き取ってくれるホームセンターに行き、消火器を買ってきました。
丸山製作所の蓄圧式消火器SH-3Pで、サイズやスペックはこれまでのものとほぼ同じです(ただしホースなし)。

丸山製作所のSH-3P
設計標準仕様期限は製造から10年後の2025年となっています。

蓄圧式消火器の圧力計
蓄圧式消火器の特徴である圧力計です。
緑の範囲内にあれば問題ありません。

消火器リサイクルシール
消火器リサイクル推進センター が発行した有効期限2028年3月の消火器リサイクルシールが付いていました。
このシールがあれば、所定の場所へ持ち込めば、処分料はかかりません。
次回買い替え時はネット通販でも消火器を買いやすくなります。

我が家の場合、オール電化の高気密住宅のため、暖房には火事や酸欠の原因になりやすいガスや石油を使いません。

そのため、家が火事になる確率は低いとは思いますが、万が一の備えは必要だと思います。

スプレー缶のようなエアゾール式消火具は、場所を取りませんが、いざという時に能力不足で役に立たなかったりします。
また、使用期限が意外と短く、1年あたりのコストに換算すると、かなり高価です。
中には製造ミスで破裂するおそれがあるものや、天ぷら火災には使えない韓国製もありますので、注意しましょう。

ヤマトプロテック「スプレー式消火具【無償交換】」
家庭内火災を防ぐ-その2 エアゾール式簡易消火具のテスト




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Last updated  2015.11.02 22:56:32
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