新米ママ・新米パパに贈る、幸せな子育てのヒント

新米ママ・新米パパに贈る、幸せな子育てのヒント

2008.12.27
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カテゴリ: 子育ての心得
 子どもを育てるのは人生の一大事です。

 新聞を見ると、親子関係の痛ましい事件が後を絶たず、暗い気持ちにさせられます。子どもを育てるのが難しい時代になったという気がします。

 しかし、本来子育ては楽しいものです。

 私は、中学生のころから、早く子どもを育てたいと考えていました。父や母がしてくれたことを、早く自分の子どもにしてやりたいと思っていたのです。

 これまで楽しい思いもたくさんしてきましたが、子どもを育てるという経験は、それらとは比べられない幸せな経験でした。強烈な一時的なものではなく、じんわりと長く味わえるような性質のものです。

 私は教育関係の仕事に従事していますが、教え子たちが子育て世代に入ってきたこと、私自身が子育ての前半を終えた(三人娘の一番下が小学生になった)と感じたことを機に、人生の少し先輩として、これから子育てをしていく若い人たちに、ヒントとなるようなものを伝えていきたいと思いました。

 子育てに関して、私には忘れられない光景があります。それは、私がこの目で見た光景なのか伝え聞いたのかは定かではありませんが、今でもありありと頭に浮かぶのです。

 私の兄は、小学生の頃、蓄膿症がありました。その治療として母は、バスを乗り継いでハリ治療に連れて行っていました。

 ある冬の日、一つ目のバスを降りたところで、兄は言いました。

肉まんが食べたい、その分のお金の節約として、バスに乗らずに歩こうと考えたのでしょう。バス停にして二つ、歩けば10分か15分の距離です。しかし、寒い冬のことです。

 母は肉まんを買ってやり、バス停二つ分を歩きました。
肉まんを買わない選択もありました。買ってやって、バスに乗っていく方法もありました。しかし、子どもの希望を聞いてやり、考えたことを尊重してやり、そして、 子どもと一緒に苦労 しました。

 母はそんな理屈のようなことは考えなかったに違いありません。しかし、私には子育ての最も重要な要素がつまった光景として、頭に焼き付いているのです。

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最終更新日  2009.03.04 22:40:52
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