わたしのブログ

2012.07.03
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カテゴリ: 日常
胃カメラ当日。朝時間通りに受付を済ませ、まず採血。後でわかったことですが、実は前回(胃カメラの日時を決めた時に)血液検査をしなければいけなかったそうで…そんなこと言われなかったと思うけど…(この病院は救急車も行くような総合病院で、患者が受付に行って「血液検査して下さい」と言っても応じてもらえるとも思えません。そもそも血液検査で検査すべき項目は医師からの指示がないとわからないので、医師の発行する何がしかの書類が必要なはずです。この病院では会計時にすべての書類を窓口に提出するので、もし私が忘れたのであれば、そのときに忘れていることが発覚しそうなものだと思うのですが…。また、書類はなく、システムに登録するだけというのであれば、次にどの窓口に行くように、という指示があるべきですが、これもなかったと思います。また、システムは会計窓口でも参照可能であるべきで、やはりここで漏れが把握されるべきだと思います。つまり、血液検査忘れはこちら「だけ」の不手際で起きたと言われる類いのものではないと思うのですが、これを「(患者が)忘れましたね」と言われては、「患者側(だけ)の問題で、病院側には手落ちはない」と主張されているようで、言葉のコミュニケーションを基本とする現在の医療体制下では信頼して生命を預けるわけにはいかない…と思ってしまいます…。これを避けるためにはひとつひとつすべて書面で指示・確認するしかないと思いますが…)。
採血でいつも針を刺される場所(左肘の内側で、一番出っ張った静脈)から2本分の血液を提供。
ほどなくして胃カメラの準備のため、狭い待合室のようなところに入りました。
麻酔と称して「蒟蒻畑」1つ分程度のゼリー状の物体を舌の上に乗せ、5分間じっとしているようにとの指示(この看護士(女性)がなかなか派手な方で別のお店の夜勤明けのような感じで…ある種の刺激を受けました)。確かにゼリー状のものを乗せた部分から舌の感覚が妙になってきました。喉や食道の麻酔ということなので、下に降りていかないといけないものだと考え、少し上を向いていました。飲み込んでしまわないように気をつけていましたが、退屈だったことと徐々に妙な感覚を覚える部分が広がったこと以外には問題もなく、5分の壁をクリア、残ったゼリーは用意された容器に出しました。舌に麻酔がかかってうまくしゃべれなくなるのではないかと懸念しましたが、まったくそのようなことはなく、麻酔にもいろいろなものがあるのだと思いました。
続いて胃レントゲン(バリウムを飲む検査)と同様、胃の動きを止めるため、右肩に筋肉注射。
その後、いよいよ診察室へ。ズボンの腰周りを緩め、ベッドに左側を下にして横になりました。ここで胃カメラ担当の医師が登場し、いろいろとご説明。左足はまっすぐ伸ばし、右足は膝を折ってやや前に出すような形にするのがよいとのご指導。いろいろなご説明・ご指示がありましたが、要するに大人しくなすがままにされているしかないようなので、覚悟を決め、リラックスして極力力を入れないように努めました。ちなみに、目を閉じると力が抜けすぎるので、目は開けているように、とのことでした。
胃カメラ(内視鏡と呼ぶのが正しいようです)は以前に比べれば小さくなったので、飲みやすくなったのだとは思いますが、やはり喉の奥の飲み込む部分を通過するときには「おえっ」となりました。看護士の方も心得たもので、どうやらここがキモらしく、暴れないようにという感じで私の右肩を押さえ込んでいました。何でも胃カメラを引き抜こうとする大胆な受診者もいらっしゃるそうで…どうしてそんなことをする気になるのかわかりませんが、いろいろな方がいらしゃるものです…。結局、飲み込む所作(嚥下)を求められ、何とかやってみると先端が先に進んだようで、後はするすると進み、無事に胃に到達しました。…なんとなく、気持ちが悪いかな…という程度で、診察が終了し、胃カメラを抜く(考えようによっては嘔吐する…医師が抜くので、吐き出す所作は不要)ときもこれといった問題はありませんでした。ただ、口にはマウスピースのようにプラスチック製と思われる筒(ここに胃カメラのチューブを通す)を噛まされるので、診察中唾液が枕元に垂れてしまうのは仕方のないこと…のようです。
先端(カメラ)が胃に到達すると、まずは出口の方を見るとのことで、いきなり胃壁を押したらしく、若干の痛み(鈍痛)を覚えましたが、その後はとくに問題もありませんでした。最初のうちは若干気が滅入っていたので、なすがままで半ば呆然としていましたが、途中からはこのままではいかん、と一念発起(大げさな…)してモニタを注視し、自分の胃をしっかりと見るように心がけました(モニタは医師用の1つだけで患者用のものはありませんでしたが、少し上(右)に目を向ければ見えるところにあったので、「おえっ」で潤んだ涙目のまま凝視しました)。前夜の夕食が遅くなった影響はなく、胃の内部はからっぽだったようで、ホッとしました。胃カメラ担当医は相当枚数の写真を撮り、終盤にチューブにワイヤーのようなものを通して生体標本を取っただけで、約15分で診察を終了しました。標本を取った際には当該箇所から出血がありましたが「出血が多く見えますが、微量ですから」というよくわからない説明を受けました。モニタには大きく映し出されますが、実際にはそれ程大きくないから…と良く解釈して納得することにしました。
胃カメラを抜かれた後もとくにフラつくこともなく、衣服を正して胃カメラ担当医の所見を聞きました。

その後、看護士の方からその後の過ごし方についてレクチャーを受け、胃腸科担当医の問診を待ちました。ちなみに、レクチャーの内容は「飲み物は1時間後、食べ物は2時間後、事前に唾液を飲み込み胃がもどさないか確認」というものでした。ちなみに私の胃カメラ受診は「初めてにしては上手」だったそうです。
胃腸科担当医の診察も撮影された写真をもとにしたもので、胃カメラ担当医の所見と変わりはありませんでした。標本の検査結果が出た後の診察日を決め、逆流性食道炎の薬について問われたので、念のため服用することにして処方箋を書いてもらって終了しました。
前回と同様、看護士の事後の説明があり、会計を済ませて薬局に行ったところ、処方箋で100%自己負担となっているので、保険証を再確認されました。結局、通常の被保険者3割負担としていただけました。思うに、所見で逆流性食道炎が認められていて、薬もそのためのものなので、もともとこれてよいと思うのですが、何故に自由診療扱いになっていたのか…?もともと胃腸科の担当医師の方が「単なる胃痛なのにわざわざ病院に来た」と考えているかもしれない…と思っていたので、ちょっと残念に思いました(病院のシステムで初期値を変え忘れただけかもしれませんが…患者側はいろいろと考えるものなのです)。服用時期についても「朝食前」となっており、薬剤師の方が胃腸科担当医の説明について私に確認をされ、いつもは「食後」と処方されるのですが…と言っていたのですが、結局「朝食前」で処方されました。これも間違いか?…と思いましたが、薬としてはとくに服用時期を特定しているわけではないようなので、これはこれで問題ないのだと考えています(これもシステムの初期値そのまま?)。薬としては服用時期はいつでもよくても、これを決めておかないと忘れる可能性が高まる…ということなのかもしれません。こちらとしては「服用間隔をxx時間取れば、いつ服用してもいい」と言ってもらった方が気が楽なのですが…。
こうして私の胃カメラ経験は終了しました。後は標本の検査結果を聞くだけです。こちらについてはまたご報告します。





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最終更新日  2012.07.09 07:32:32
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