わたしのブログ

2012.08.19
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カテゴリ: 競馬
・札幌記念
このレースに登録していた昨年の天皇賞(秋)馬・トーセンジョーダンが右前脚の裂蹄で回避してしまいました。とても残念ですが、裂蹄で引退した馬はいない(と思います)ので、オールカマー(天皇賞(秋)まで中4週)や毎日王冠(同中2週)での復帰、天皇賞(秋)での激突を期待します。
夏競馬終盤から秋競馬にかけては、とくに能力とデキを掛け合わせたそのレース時点での力量を比較することを求められます。本当は私にはそんなことはできないのですが、大胆にもできるつもりになって予想します(いつものことですが…)。
このレースは定量戦なので、本来ヒルノダムールやダークシャドウといった実績上位馬に注目すべきと思います。さらに、この2頭が内目の3枠に同居したので、小回りコースである札幌競馬場では2頭とも来ないことは考えづらく、逆に2頭とも来る可能性も十分にあると思いますが、何が起こるかわからないのが競馬です。天皇賞(秋)まで中9週と十分な間隔があり、目一杯に仕上げられる状況とは言え、2頭とも休み明けは休み明けですから、順調に来ている馬よりは仕上がりがよろしくなく、その分、実績で劣る馬たちにもチャンスはあると考え、今回はそちらに賭けることにします。
とくに1番人気になると思われる(実際に前日最終オッズでは単勝2.2倍で1番人気の)ダークシャドウは海外遠征だった前走を例外とすれば、左回り(いずれも府中の芝)での戦績は 5-1-0-0(2着は昨年の天皇賞(秋))と右回りの 0-3-0-2 とは比べ物にならない成績ですので、右回りの今回、過度の期待は禁物と考えます。右回りの5戦のうち4戦は2,000mより長いレースで、唯一の2,000mのレースがヒルノダムールの2着になった一昨年の大阪杯(G2)、とすればここでもそれ程割り引く必要はないという考え方もあるでしょうけれども、小回りコースでは2着がせいぜいで悪くすれば届かずに馬券にならないと思うことにします。この馬の出走に合わせるかのように福永騎手がアメリカから帰国しましたが、これはこのレースというよりもその先を考え、他の騎手に乗って欲しくなかった(G2 1個のためではなく、その先にあるG1を見越してのこと)と自分に都合のよいように解釈します。そもそも、昨年福永騎手がトーセンジョーダンでこのレースを勝った時、2着のアクシオンとの着差はわずかにハナ。脚質的に小回りが向かなかったということはあるかもしれませんが、その翌週のキーンランドCでジョーカプチーノ(2番人気)でもいいところなく9着に負けたことも考えますと、福永騎手は札幌競馬場が不得手なのではないかと思います。堀厩舎が(社台RHの)アリゼオをわざわざ自厩舎のエース(の1頭)が出走するこのレースに出してくることも理解できません(G2 2勝とはいえ、前走の復帰戦はオープン特別を選んでいましたので、先週の小倉日経オープンや再来週の新潟記念でもよかったように思います)。昨年の毎日王冠ではダークシャドウとリアルインパクトで堀厩舎のワン・ツー・フィニッシュでしたので、2頭出しを気にしないで済む(馬主に選んでもらえる)実力のある厩舎である、という考え方もありますが、やはりこの2頭出しは気になるので、ここは思い切って無印とします。常識的に考えればありえない結論ですが…。
ダークシャドウ以外の実績馬もいずれも休み明けで、1枠1番に入った3年前のダービー馬ロジユニヴァースは出走自体が目的で成績までは考えられない状況と決め付けて無印です。ヒルノダムールも休み明けはどうかと思いますが、この馬まで消してしまうと結果的に印をつける馬が2頭になってしまうので、残しておきます。
これだけ実績馬を切った私が印をつけるのは、昨年2着のアクシオンと同様、前走函館記念で3着だったミッキーパンプキンと大胆にも宝塚記念に挑戦したヒットザターゲット(前日最終オッズではびっくりの単勝4.8倍でヒルノダムール(単勝6.8倍)を抑えて2番人気)。7枠11番、6枠9番といずれも外目の枠になってしまったことは残念ですが…。

本命 ミッキーパンプキン(11)
相手 ヒットザターゲット(9) ヒルノダムール(3)


・北九州記念
シャーガーカップ出場のために遠征したイギリスで(オリンピックも見たのかな?)鞭の不適切使用(鞭の使用回数や鞭を入れる場所等に制約があり、デムーロ(弟)騎手やカナダのシャンタル・サザーランド騎手(女性、モデルもしている模様)も同様の処分を受けたようです)のため騎乗停止処分を受けた武(豊)騎手がこのレースに騎乗します。シャーガーカップの4戦目・クラシックでのことで、JRA HPに掲載されている写真を見る限り2着入線で、結果も2着とのことですので、降着等はないようです(現地では鞭の不適切使用があった場合、騎手への処分だけでなく、その騎乗馬も失格とするよう主張する騎手もいるようですが…)。騎乗停止期間が来週土曜日からの4日間(JRA競馬開催日は2日間)と少し先になっているため、このレースには騎乗できるようですが、どうして処分期間までに間があるのか…ちょっと不思議です。武(豊)騎手自身はシャーガーカップで0-1-1-2(1レースは除外)と勝ち星を挙げられませんでした(それでも個人12人中4位)が、キャプテンを務めた世界選抜チームが優勝したので、オリンピックと開催時期が重なったこともあり、いい思い出になるべきところでしたが…。ちなみに、除外となったレースも含め、5戦5頭の斤量は57.0~62.5kg。今後日本人の体格の大型化が顕著であれば、日本での負担重量も少し増えるかもしれないと考えています(今のままでは海外騎手の日本での騎乗も制限されますし…)。
前日最終オッズで単勝5.9倍のエーシンヒットマンが1番人気と混戦模様。このような場合には人気馬が駆けることが多いように感じていますが、オッズはあまり気にせずに予想します。
このレースには蛯名騎手のJRA全(10)競馬場重賞制覇がかかっています。彼が本気でこの記録を達成したいと考えているのであれば、その達成まで小倉競馬場を主戦場にすればよいと思いますが、どちらかと言うと珍記録に近いものなので、それ程達成したいと思っているわけではないと想像しています。今年2月の小倉大賞典でコスモファントムに騎乗したときにもやはりこの記録が馬券を買う側が意識してか1番人気に推されましたが、勝ったエーシンジーラインからクビ+クビの3着に惜敗。今回もこの記録を意識して蛯名騎手騎乗予定のジュエルオブナイルはより人気を集め、期待値が悪くなるので、1枠2番という枠順も窮屈であることから、今回は無印とします。
ちなみにこのJRA全競馬場重賞制覇という記録、最初に達成したのは安田富男元騎手だったと記憶しています。ユーワジェームス(ニュージーランドT勝ち、菊花賞3着、有馬記念2着後、AJCCで圧倒的1番人気で5着に敗退)が典型的な例ですが、人気薄の馬で馬券に絡み、人気馬では凡走するという「穴男」振りを発揮した騎手で、決して下手ではありませんでしたが、トップジョッキーだったかどうかは微妙なところだと思います。その彼が最初に達成した記録ですので…。
このレースがスプリント戦になってからの過去6年では必ず10番枠から外の馬と牝馬が馬券に絡んでいます。そこでまず10番枠から外の馬に注目します。
マコトナワラタナはデビュー以来勝ちと負けを交互に繰り返しており、今度は負ける番。コーナーリングに難のあるエーシンヴァーゴウは実質的にトップハンデでは(本当か嘘かはわかりませんが、ハンデが重いと慣性のためコーナーが回りづらくなるという話を聞いたことがあります)小回りコースで外枠への対応は難しいと思います。現在リーディング争いをしている浜中騎手に嫌われたエピセアロームも本命にはし難いので、2勝クラス特別を勝ったばかりなのにハンデ55kgと見込まれた感のあるスギノエンデバーを、JRAハンデキャッパーの眼力をアテにして本命とします。この馬に最近2走騎乗した和田騎手がボストンエンペラーに騎乗する点が気になりますが、元所属厩舎(岩元厩舎)の管理馬だから、と自分に都合のよいように解釈します。
後は牝馬を絡め、また土曜日のスプリント戦では前目にいた馬が有利に見えたので、エーシンダックマンとエピセアローム(大外枠に入ったので3着候補)を相手とします。

本命 スギノエンデバー(16)
相手 エーシンダックマン(9) エピセアローム(18)
ワイド 9-16 16-18


小倉10R(不知火特別):ブライトバニヤン(2)
新潟10R(妙高特別):ナムラジュエル(14)
札幌11R(札幌記念):ミッキーパンプキン(11)
小倉10R(北九州記念):スギノエンデバー(16)
新潟11R(天の川S):オーシャンブルー(3)





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最終更新日  2012.08.19 13:05:17
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