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2018.08.21

丸直

カテゴリ：ラーメン

お店の外壁に貼られたメニューの写真…わかりやすい…でもメニューが多い…ラーメン(汁そば)とまぜそばがあって、ラーメンだけをとっても、ベースが魚介と鶏(こってりもあり)で個別と合わせがある上、タレが醤油と塩…真剣に選ぶと時間がいくらあっても足りなさそうなので、一番わかりやすい魚介塩(760円)を選択。スープは煮干し・昆布・椎茸・サバ節・節類から味を出して動物系は使っていないものだそう…であれば、あっさり系で細麺が合うような気がするのですが、太麺…不思議に思いながら待つこと数分…。
どんぶりが到着…平べったい…背の低いどんぶりがお皿に載って登場。どんぶりに横たわる 2つの長いお肉、鶏胸肉(茹で? 蒸し?)とチャーシュー…前者はあっさりしたスープの中でも鶏味を出していますが、後者はやや脂身が多い部位だったせいか、味が弱め…炙りってあると思うのですが、私的にはもう少し炙ってアクセントをつけたものの方が好みでしょうか…あまり具に味を付けてしまうとスープに混ざって味を壊すかもしれないので…難しいところです…この味なら鶏胸肉だけでよいように思います。
「動物系が入っていない」というスープですが…一口目はやはり物足りなさがありました…が、油(白胡麻油でしょうか…?)もそこそこ入っていて、よくよく味わうと結構味がしました。魚介系の味がどれも他を圧することなく共存…卓上調味料(煮干し粉かつお節粉)でバランスを崩すこともできます…ちなみに海老油は合わないと思いました…まぜそば用? 塩タレ・醤油タレ(やはりまぜそば用?)もあるので、味をぶち壊してしまうことも十分に可能ですが…やはりこのままが一番よいと思いました。
太麺はやや茶色がかかって粒々入り…全粒粉ですね…店前には「全粒粉手もみ麺」とありました…。スープの味がおだやかなので、正直なところ、もう少し細い麺がいいと思いますが…その分、全粒粉の香りと味で補う、という作戦、これはこれで成立していると思います。
具は既述のチャーシュー(2種)のほか、水菜(トッピングメニューにはパクチーがありますが…これも?) めんま(長方形) のり(1枚) ねぎ生玉ねぎ(小さな乱切り)、それにチャーシューの上に載った…シチュエーション的には柚子皮ですが…食べてみるとレモン皮のような気もしました…。味的には生玉ねぎがスープに貢献しています…胡椒では強過ぎるのでその代わりの役割を担っている…ように思いました。
総じて美味しいラーメンだったと思います。ただ、押し寄せてくるものはないので、物足りなさを感じる向きは多いのではないでしょうか。合わせにするとどうなるのか…興味があるところです。
スープ作りには結構手間をかけているように思ったのですが、このほかに鶏スープもあるようなので…魚介系スープは味の抽出には時間がかからないので味を安定させる技術さえあれば、運営面ではむしろよいのかもしれません…これをメインに据えるには勇気がいりそうに思いますが…。
後で調べてみると…1週間振りの営業日だったようです…つまり、お盆明け… ブログを見たんです…。

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