2004年02月25日
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初対面の時の最初の印象は大切だと言います。
実際、はじめにこの人はこんな人、と決めてしまうと、そこからの会話から抜け出せなくなるので、益々、そのイメージが固定化されてしまいます。
私自身は、容姿のせいか、目つきのせいか、はたまた本当に人間性の問題なのかは判りませんが人からよく、とっつきにくい、恐そう、話し掛けにくい、と言われます。
思うのですが、話し掛けやすい人って言うのは、案外、話し掛けてくれる人、だったりします。
いずれにしても、相対的なものだったり、自分の作り出したイメージを固定化していたりするので、時には人に対する見方を転換してみることも必要なのでしょうね。
さて、イメージの固定化といえば、今日の一枚は、まさにそれ。
今日の一枚は、


(「ローマの松」「ローマの祭」「ローマの噴水」)
シャルル・デュトワ指揮
モントリオール交響楽団
LONDON(ポリドール)F35L-21014


このCDは、同じ内容のLPも持っています。巷のオーディオマニアにとっては、このLP版は、CDよりもLPのほうが音が良いことを実証できる名盤なのだそうですが、私は気にして聞いたことはありません。なにせ、今はLPが聞けない状況なので。
購入した時はCDアルバム1枚が平気で3500円もした時代でした。

この後、同じ曲目の、ムーティー指揮:フィラデルフィアとか、
トスカニーニ指揮:NBCといったものも購入しましたが、どれもイマイチに感じてしまいます。全て、わりと名盤との評価の高いものなのですが、はじめに買ったのが、デュトワ版なので、それと比べて、何か違う、と思ってしまうのが原因です。
 ムーティー版は、派手な音色はこの曲にぴったりなのですが、テンポが少し遅いと感じてしまいます。さらに、強奏時に細かいアンサンブルが聞き取りづらい部分や、音が、飽和しきってしまうところを感じてしまうところが残念です。
 トスカニーニ版は、録音が古く、モノーラル録音なのですが、技術的にも、色彩感的にも、ステレオ録音と比べて遜色を感じないほどすばらしいのですが、金管楽器の血管の切れそうな音が時折聞こえるのは、鬼気迫るものがあっていいと感じる反面、演奏に余裕が無いと感じたりもします。テンポ的には、わりと前へ、前へと流れるスムーズな感じ。
 デュトワ版は、クリアーで色彩感豊か。演奏の細かいディティールまで描き出した、緻密な絵画と言う感じでしょうか。テンポもわりと小気味良く流れていると思います。ただ、どーんと行きましょう、的なフォルテが無いので物足りなく感じる人もいると思います。
 つまり、私は、デュトワ版を聞きすぎたために、後の演奏に違和感をおぼえるようになってしまいました。
 第一印象は、人に対してだけでなく、何事にも影響を及ぼしていると実感する出来事です。
とは言え、上の3つの版はどれもすばらしい演奏です。機会があれば、是非聞き比べてみてください。





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最終更新日  2004年02月26日 00時58分49秒
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