お昼に子供達と一緒に食事をしテレビを見ていたら「なんでも鑑定団」(昨年の秋の放送らしい・・・コチラでは初回放送)で牧野義雄という画家の作品が紹介されていた。
染色という仕事がら絵に関しては35年ほど関わっているが、氏の名前も作品も初めて知った。日本人にはあまり知られていない画家だが、「雨のBBC」という水彩画に思わず「へぇ~」と言いながら身を乗り出して見入った。
イギリス、ロンドンの霧の中の建物と人物を描いた水彩画は、「湿気(水気)」を感じさせるものだった。
日本の風土の特徴でもある「水や湿気」を感じさせる絵は、日本画でも水墨画でも少ない。雨や川など「水」を描いていても、その絵の中に「湿った空気」を描いている絵には、なかなか出会えないものだ。
ともすれば「目に見える光景」や「個性的な表現」の絵が人を惹きつけることもあるが、「乾いた空気」や「湿度」「香」「臭い」「痛さ」「話し声」「音やメロディ」など触覚に訴える作品に出会うと嬉しくなる。
絵を描く時間はないし、何でも描きたいなどとも思わないが、10年後にでも私なりの「時間」を描くことができればイイか・・・遠いな~(^^;)