能登の手染め日記

能登の手染め日記

Feb 11, 2007
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カテゴリ: 絵・美術について
休日、所在ない息子が家の中をウロウロする。
退屈そうにパソコンを覗き込むので描いている絵の感想を聞いてみた。

「これ、どうや?」
「・・・貧乏臭い」
「・・・へっ?」
「わざとらしい」
「・・・ん?」
「お父さんの絵は上手く見せようとしているから好きじゃない」
そう言って立ち去った。



昨夜だったか、バラエティに『手描きの文字で性格を見抜くコーナー(?)』があった。
「みえっぱり」「内気」など文字で性格を見抜くのが好きな人がいる。そういう統計もあるらしい。

手で描いたり作ったものには性格や心理状態が読み取れる場合はある。落ち着いて取り組んだ作品と慌てて作った物では明らかに違うし、料理や手工芸には作り手の性格も現れそうだ。

私は仕事がら絵や文字を描くから、そういう印象を利用することがある。
絵には「喜び」「明るい雰囲気」「楽しさ」「寒さ」「暖かさ」「勇ましさ」など、依頼者の好みや望みそうな要素を盛り込んでいくし、意図しなくても結果的にそうなるものも多い。

確かに見方によっては「わざとらしい」(^^;

「染工房」


写真・左端は販売用シールや名刺などに使っている文字。2番目(ボールペン)は郵便の宛名や提出書類等「人の目を気にして」書いた文字、3番目(サインペン)は普段書いているタッチ。4番目はメモなど。当然、急いでいる時はもっと乱暴になるし現実にはこういう文字を書いていることが最も多い(^^;)
右端は「一人(染文字)」

シールの文字は、いかにも筆で描いたように見せてある(笑
実際は筆ペンで書いた文字を、パソコンに取り込み、大小、太細、カスレなどメリハリをつけ修正してある。たぶん、このくらいならば「文字にうるさい人」も納得するだろうという読みで(^^;)営業用の文字として、絵に近い看板のロゴのようなものとして使っている。

「人の目や気持ちを判断して」話したり商品を作るのは営業活動としては当然で、大人には身についている。最近は身についていない大人も多いらしいが(^^;



写真一番右の「一人」(隷書)はケレン味を捨てて、な~んにも気にしないで、な~んにも飾らない気分でローで書いたものだけど(染め上がりは意識していたが)、見た人は殆ど無反応で誰も買ってくれない(笑)こういう作品ばかり作っていると本当にもっと貧乏になる(>_<)

「人の目を気にしない」で絵や文字を描けるようになるには、「子供に戻るか、世俗を捨てて仙人になる」しかないのかもしれない。と息子に言おうとしたが、とっくに外へ出かけてしまっていた。

・・・受験生、勉強せいぃ~~~~~~~~~~~(--;





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Last updated  Feb 11, 2007 06:54:43 PM
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