投資と投機２ （ヤフーoposite522さん
しかし、どんな素人でも「損失を小さくする」という事は可能です。
どんなトレーダーでも「次の瞬間に起こる事はわかりません」
事前に知ることは絶対に不可能です。
プロでも無理です。しいて言えば、過去の経験則から、こういう場合は
「上がる確率が下がるよりは高い」という事を知っているだけです。
言いたい事を理解していただけました?
「次の瞬間、何がおこるかわからない」 という事を完全に理解した時。
ロスカットを躊躇く出来る。エントリーに躊躇しない。
または、予定していたトレードに簡単に見切りをつける。
という事が可能になるのです。
ロスカットをしないで塩漬けをしているいい訳に、企業価値を言い出す人がいます。
でもトレード(投機)をしているのに、企業価値を論じても仕方がありません。
企業価値は投資の世界の概念であって、投機には関係ないのです。
投資と投機は次元の違う話なのです。
企業価値に賭けるのが投資。
株価の変動に賭けるのが投機なのです。
日本の投資・投機教育がお粗末なせいで。
残念ながら 素人の方の多くに 投資と投機の違いすら理解していない方がいます。
テレビに出たり、本を書いているような高名な先生のなかにも、理解していないと思われる方がいます。
私はアメリカの証券会社に口座を開設した時の申し込み用紙にこういう質問事項がありました。
あなたは投資がしたいのか? それとも投機がしたいのか?
でも、日本の証券会社には、その質問すらありません。
今、あなたは何をしているのか? 投機をしているのか? 投資をしているのか?
これをハッキリとしてください。 投資家なら私のコラムは無用です。
ノイズになるだけです。
さて、話がずれてしまいましたが、投機をやるなら。
マーケットは好き勝手に動く。次の瞬間の事はわからない。
目の前の株価が全てであり、議論の余地のない唯一絶対の真実である。
これを完全に理解してください。
だから、「最悪ここまでは損をしてもかまわない。」とロスカットの設定をするという事を理解してください。 確率のゲームである事を理解してください。
（まとめ）
・ 次の瞬間の事はわからない。 と完全に理解して、エントリーとロスカットは躊躇なくしましょう。
・ 投機をしているのに、投資の概念を持ち出してロスカットしない言い訳にするのはやめましょう。
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