小さな幸せ集め時々猫

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2025年06月08日

モナコとセレブおばちゃまとの思い出旅行

(2)

カテゴリ：旅行

   

「ののあおやま」の人口の森に咲いていた地味な花
名前？
それがね、名札が無いのよ

こんな感じでした～

目覚めたのがAM４時
早朝から丁寧な掃除をして（はたきなんかも掛けちゃって）
お風呂に行ったら誰かが入ってるの。
こんな早くに入るのは息子だけ。
あ～ぁ…と思いながら待つ事30分。

自分を磨き上げて、テレビをつけたらシューイチという番組で
「フランス・カンヌへ」が、すでに始まっていて…

場面はモナコに変わっていました。
私が始めて行ったマカオのカジノは添乗員さんに
「道を歩いてる人、カジノの中も全員スリだと思って下さいね」
と言われ、パスポートは全員旅行会社の営業所に預けました。
25年前のマカオのカジノは、最高に危ない観光地でした。
今はラスベガスより凄い街になっているそうですね。

2度目のカジノは「モナコ・ド・モンテカルノ」です。
カジノの前には超高級車が並んでいました。
さすがに日本人の姿は無く、

ドレスコードがあったので、私と連れのおばちゃまは
ロングドレスを着て、パスポートを見せて入場しました。
ギャンブルは大好きではないけど、行ったらやります
ルーレット・ブラックジャック・スロットぐらいはね。

ラスベガスの「フラミンゴ・ヒルトン」では娘がバケツ一杯の
メダルを出したけど、
これもジャパニーズルールで、最初に出して、最後は
スッカラカンになるまでヤラセます。
私達はそこまでおバカではありませんでした。

原宿のプライベートレッスンの英会話教室で知り合った
おばちゃまは、何故か私が気に入って、マンツーマンの
レッスンだけど「一緒につきあってよ！」と誘われて、
私もマンツーマンには息苦しさも感じていたので、
ネイティブの先生と私達二人でサロン形式で50分、
勉強をしましたが…

海外旅行の話が出て
「飛行機はファーストクラスじゃ無ければ嫌」
と言うおばちゃまに合わせて、2度、ファーストクラスで
ヨーロッパ旅行に行きました。
本当に良い経験をしました

アッ「カジノドモンテカルロ」の話でしたね。
今は雰囲気を楽しむだけの観光客も多いそうです。
私達が行った２5年前は日本はバブル景気だったので
農協ツアーなどが押し寄せて日本人の恥じを
晒していた時代です。
今の中国よりは常識的だったかしら。
「日本人料金」があったのもバレたんです。

そして私達はベル・エポック様式の装飾が施されている
豪華な５星ホテルの
「ホテル・エルミタージュ」
に宿泊しました（ただ、古いだけでした）
ロシアにエルミタージュ美術館がありますね。

懐かしかったので、書いてみましたが…
後で甥っ子から聞いて知った、おばちゃまの素性

満州で小学校の先生をしていました。
少し飛ばします（ミステリーなのです）
その後（どのぐらい、その後かは分かりませんが）
東証1部上場の社長（会長かも）さんの後妻になりました。
前妻の子供を複数育てたそうです。
家庭はお手伝いさんなどが沢山いて、大変だったそうです。

社長が亡くなると、手切れ金を貰って（数億円）追い出され
ちったと言ってました。
マンションの最上階のペントハウスに住んで、
後の半分は一流ホテル住まいをしていました。

このおばちゃまは、それからすぐに膵臓がんで亡くなった事を
甥っ子から聞かされました。
甥っ子に言わせると人を信じない人で、
「他人と旅行なんて考えられない」そうですが、
わたしの事はとても誉めてたみたい

コロコロと良く笑い、話好きで私には楽しいおばちゃまでした。
私は、おばちゃまの人生の最後に楽しい時間を共有出来た事が
嬉しかったです。

↓ひよこ豆はカレーに入れます 