小さな幸せ集め時々猫

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2025年07月13日

運命は自らが切り開くもの・人生も自己責任

(1)

カテゴリ：家族

   

庭の紫陽花は峠に差し掛かっていましたが、

被害に有った方がいるので言いにくいのですが～
（政治家ではないので良いですよね）

以前（昔）は夕立が楽しみでしたね。
軒先で雨宿りしていると、清潔感溢れる男性が
「傘に入りませんか？」
「いいんですか」
「送りますよ」
何～んて言われて、カップルが誕生する事もありましたよね。
えっ！
そんな事無かったの　
昔はね、いろいろなチャンスがあったのよ
騙す、騙されるなんて無かったもの
一応、結婚する事が普通だったし、女性は25才が曲がり角でした。
親が決めてきたり、親戚のおばちゃんにお見合いの席を
作られないうちに、自分で探す事に全精力を注いだわ。

私なんか、父親本人が気に入った男性と結婚させたくて
「顔なんて何だっていいじゃないか」と言い出したので
やべ！
と思って血眼になって探したわ

最低条件として
背は高い方が良い（高く無いと嫌）
学歴はどうでも、安定した仕事をしている事
（しっかりした企業の勤め人が良い）
一番の条件は次男以降の人
（私と私の両親との同居でないと許しが出ない）

さて、条件に合う男性が同僚にいたの
広い会社だったので、顔を合わせた事はなかったわ。
社員旅行の宴会場で初めて会ってビビっときました。

同僚との会話の中に「俺は養子でも平気だよ！」といってるのが
「天の声」のように響いて来たの。
社員旅行から帰ってから猛アタックをしました。
全ての条件に合っていて、父親も「参りました～」と言う男性。
しかも、ハ人兄姉の末っ子　
最大の難所は3才年下で新入社員もどきの遊び盛り。
この人に遊びを諦めさせて（女遊びも含む）家庭を持つ気分
にさせるのは至難の業。

年上を十分に利用して、お弁当を作ったり、給料前のお金の
無い時期には用立ててあげたりしながら、給料の中から、
預金をさせる事に成功。
ヤッタ～

プロポーズは手の届く所まで来たわよ！
父親はもろ手を挙げて賛成してくれました。
父親の務め先の官庁の外郭団体に勤務で
総裁が当時高松宮殿下だもの。
幹部社員には、徳川恒〇さんなんて人も居たわ。
絶対、潰れない会社。

実はバブルが弾けた後に、会社が危ない時があって、
夫も肩を何度も叩かれました。
じっと我慢して嵐が通り過ぎたら、日産が蘇ったように
夫の会社も蘇って、定年後も働き続けて70才まで働けたのに
63才で力尽きました。

夫も肩を叩かれて侮辱の面談をされた末に、皆と同じように
辞めていたら、今の私の生活も変わっていたかも。
時には我慢が良い方向に向かう事もあります。
そして、私が選びに選んだ夫は飛び切りの掘り出し物だった
と言っておきましょうか。
これも、行こ責任です。