SocketS1g2編(1)

・NEC LaVie L スタンダード LL550/RG到着、導入編をすっ飛ばして改造編(ぉ

LaVie L スタンダードタイプ LL550/RG PC-LL550RG ホワイト アウトレット品


たまには普遍的な 「届きますた」→「付属品の確認やらセットアップやら」→「ベンチ
取ってみますた」→「改造してみますた」
という流れを ぶち壊して 、届いたその日の
うちにもう改造してネタにしちゃうのも 面白いかなー 、ということで導入編を後日に
回して今日は早速改造編から。まず工場出荷時の状態での各種ベンチマークを行って
おきます。AMD Athlon X2 QL-60 1.9GHzにPC2-5300 2GBメモリ1枚差しですが


Windows エクスペリエンス インデックスのスコアはメモリがシングルチャネルの
ためか奮わず、それに引っ張られてグラフィック/ゲームグラフィックスコアも落ち
ている感じで。CPUはクロック周波数で考えればこんなものでしょう。CrystalMark
のスコアは5万円を切るオールインワンノートPCとしてはごく普通、もしくはちょい
と上となる感じです。どのサブスコアもバランスが(・∀・)イイ!!ですね。HDDも
それなりの速さが出ているみたいですし。出荷時の状態だと常駐ソフトがなかなか
多めなので起動は若干重たいです。これくらいの時期のモデルだと標準搭載のメモリ
容量が2GBとなっていますが、常駐が一杯なのであまり余裕はないような気もします
ね。個人的にあまり好きじゃないウイルスバスター2008も常駐してますし。それは
さておきこれくらいで改造前のチェックは終わらせてまずはメモリを増設。

裏蓋を開けるとすぐメモリとCPUとMiniCardにアクセスできるのはVista登場以降
のLaVie Lシリーズの特徴ですね。元々I-O DATAのNEC向けOEMなPC2-5300 2GB
メモリが1枚付いていたので、LaVie CからTranscendのPC2-5300 2GBメモリを
2枚借りてきて取り付け。元に戻してベンチマークでチェック。


Windows エクスペリエンス インデックスのスコアはメモリが5台にアップし、
グラフィックメモリがメインメモリ共有なためにグラフィック/ゲームグラフィック
のスコアも引っ張られて微増しています。CrystalMarkのスコアはメモリとグラ
フィックのサブスコアが上がり6万点に届きそうな勢いです。他のサブスコアが微妙
に落ちているのは誤差の範囲内です。多分何度かベンチマークを回せば6万点に届く
かと思われます。レスポンスに関してはメモリの空きに余裕が出たためか起動が少し
速くなりました。これくらいだとストレス無く使えるかと思います。次にやっと本題
のCPU換装、初売りで購入してきたTurion X2 Ultra ZM-84に差し替えます。手順
としては今まで何度か弄ってきたLaVie Lと同様で、CPUファンとヒートシンクを
固定しているネジを外して双方取り外し、

CPUソケットのネジを緩めてCPUを取り外して新しいCPUに交換・ネジを締め

あとは逆の手順で元通り組み立てていくだけです。ファンの電源コネクタが小さい
ので、コネクタを抜く際に破損させないように注意することとヒートシンクのCPUコア
の上にくる部分をネジで固定する際ネジ穴に刻印されている数字の順番通りにネジを
締めていくことですかね。CPUコアとヒートシンクに隙間が空くようならシリコン
グリスを塗った方がいいですが、今回は特に隙間も出来なかったのでそのままにしま
した。どちらも一応同じコアのCPUですからね。一通り組み立てたら電源ON、F2キー
でBIOSセットアップに入ってCPUの認識を確認しますが

同時期のラインアップには最高でもUltraが付かないTurion X2しかなかったので、
そのためかCPU名がAMD Sempronになっちゃってます。クロック周波数は正常です。
以前CeleronMなLaVie LにCore2 Duoを乗せたときもCeleronMのままだったので、
ここはあまり気にしなくてよさそうです。なお、BIOS POST時にEscキーでフル
スクリーンロゴをキャンセルした自己診断画面だと

ちゃんとTurion X2 Ultra表示になってます。OSが起動しますが、同じCPUコア同士
の交換のためかデバイスマネージャの表示が前のCPUのままになるので、一旦デバイス
マネージャから削除して再起動をかけると換装後のCPUの表示になります。あとは先
ほどと同じく各種ベンチマークで換装の効果を測定、


Windows エクスペリエンス インデックスのスコアはゲームグラフィックの3.7を
除いて4~5台になり、メモリは最高値の5.9をマークしました。Turion X2 Ultra
だとメモリはPC2-6400指定ですが、今回はPC2-5300で試したのでメモリの
サブスコアがそれほどは上がらないだろーと思ったら意外と最高値という感じで。
他もHDD以外スコアが底上げされています。CrystalMarkのスコアはついに7万点
台となり、とても5万円を切るノートPCのスコアとは思えませんね。何でも普通に
こなせるだけのパワーは得られたかと思います。

そうそう、一応タイムリープぶーとべんちも回しておきました。チップセット内蔵
グラフィックなので設定は軽めにXGAフルスクリーンの効果全切り/紙吹雪無しの衣装
デフォルトでそれぞれ計測していますが、



上から工場出荷時・メモリ4GB化・CPU換装となっててそれぞれ5FPSずつくらい上が
ってます。メモリ4GB化が一番効果があったみたいですね。メインメモリの一部を
グラフィックに使用しているので、やはり空きは多い方がいいと言うことでしょうね。
チップセット内蔵グラフィックの割には優秀かと思いますが、外部GPU付きノートだと


同様の設定でこれくらいのスコアを叩き出してます。やはりまだまだ外部GPUのほうが
優位なことに変わりないなーと。Mobility Radeon X1600なんて数年前のGPUです
が、それに追いついてませんからねー。

そんなわけで到着当日に一通り改造してしまった次期枕元用ノートPCですが、なか
なかのスペックが備わったのでこれで環境を移行しても快適に使えますね。明日は
今日ホントは書くはずだった導入編を取り上げる予定です(w


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: