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2007.01.13
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カテゴリ: 本/映画が好き!
 昨晩、東野圭吾の 「どちらかが彼女を殺した」 を読み終わりました。日本語の小説は帰りの地下鉄の中だけ・・と決めているのですが、あと少しで読み終わる・・と晩ご飯を作ってから旦那さんが帰ってくるまで読み続けました。やっぱりミステリーは面白い

 最愛の妹が偽装を施されて殺害され、警察官の兄が真犯人を探す・・というストーリーです。タイトルから分かるように、容疑者は2人(恋人と親友)に早々に絞り込まれていきます。どちらが犯人か・・と結論付くまでの過程を、兄・和泉康正と練馬署の加賀刑事( 「悪意」 にも登場)の攻防を交えながら進めていきます。

 そうですこの小説は最後まで犯人を明かしません読者も犯人はどちらだろう・・と考えていく過程が面白いのです。一応論理的に回答は出たのですが、釈然としない。釈然としないので、今朝から早起きしてもう一度読み直してみました。数独のような気分ですね・・1つずつ塗りつぶしていく・・。

 やっぱり釈然としない。私の中では3通りの答えがやはり出てしまいます。読んだこと無い人にはなんのこっちゃ・・かもしれませんが

○恋人を犯人に仕立てようとした親友犯人説。これはお兄さんに強要されて睡眠薬を飲むときに意図的に彼の仕業になるよう右で袋を切ることも可能。だって・・ここまで演じてきた彼女ならできない芸当でもない・・。
○恋人を犯人に仕立てようとした自殺説。手紙でもういいや・・と書いたものの、恋人が自分を殺そうとしたことに気付き、彼の仕業になるようにしくんで自殺。
どうやっても恋人が犯人になるように仕向けられていたのかしら。

上級編に 「私が彼を殺した」 という本があり、これは容疑者が3人いるそうです・・。




 先日、アメリカだなぁ・・と思う社会科の授業がニュースになっていました。ブロンクスの7年生の授業で、を教材に用いていました。生徒+社会科の先生が鑑定結果をもとに自分のルーツはどこか・・と知り、世界地図の前でディスカッションしたそうです。この先生は白人なんですが「10%ネイティブアメリカンのDNAが入ってビックリしたなぁ・・」と。生徒たちも「私は見た目がネイティブアメリカンだけど、68%はヨーロピアン、12%アジアンだった・・」と驚いていました。

 ここで生活するたびに「アメリカ人ってなんだろう・・」と考えてしまいます。いろんな人種が集まったアメリカだからこその授業だなぁ・・と思いました。その一方で、日本人ってなんだろう・・と常に自問します。自分のルーツって一番のミステリーであり、誇りだと思います。





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Last updated  2007.01.14 08:22:17
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