ヒロガルセカイ。

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柊リンゴ

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2006/04/21
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もう自分のことしかみえていない真夏は、いつも以上に隙だらけ。

お昼の時間には我慢の限界でした。
立秋より先に真夏の腕を掴んで、引きずるように外へ連れ出しました。
「痛いって!ちょっと!」
真夏が力ずくで振り切っても、容赦なく制服をわしづかみにされて。
「先生、なんなの?」
もう彼女もひいています。
「真夏。なにか悪い事でもしたの?」


「あれ?・・真夏くんは?」
そこへのんびりと立秋がやってきました。
お皿に山盛りのエクレアです。
彼女が立秋を男と見込んで駆け寄ります。
「真夏、先生に連れて行かれたんだけど!」
「なんと!」
立秋がエクレアのお皿を彼女に持たせて携帯を取り出します。
「なにこれー?あーみんな。こんなのもらっちゃったよ。食べよー。」
「・・待て!真夏くんの彼女!!」
「ありがとねー。」
「待ちたまえ!きみは真夏くんが心配じゃないのか?」

「心配なら食べるのをやめたまえよ。大体それは真夏くんのだ!」
騒ぐ立秋を横でみていた運転手のおじさんが、心配そうに。
「ぼっちゃん。やっぱり将軍呼びますか?あいつなら腕っ節もいいですから・・。」
「いや!いい。僕が探すから!」
携帯をひっこめて。

「あんた。かっこいいじゃん。」
彼女がエクレアを持ちながらほめてくれました。
「ありがとう、真夏くんの彼女。それは食べてもいいよ。許そう!」
「・・何様?」


「真夏。口もきかないつもりか?」
陽のささない校舎の裏に押し込まれて。
逃げようとしてつかまって、押し倒されました。
真夏は自分の上に乗しかかった先生を睨みつけています。
髪も制服もぐしゃぐしゃです。
細い両手首は先生の左手に捕らわれています。

土の冷たく湿った感触が気持ち悪いです。

「お前は今・自分を見失っているんだ。たかが1度寝た相手を気にするなんて。
 初めての奴かもしれないが。遊ばれたんだよ。」
「・・・」
「お前をもっと。良くしてやるよ。」
先生が真夏の頬を撫でます。
そのまま首筋を伝って、乱れたシャツの上から胸をゆっくり愛撫します。
先生のほうが息が荒くなっていきます・・。
「真夏・・あいつよりも。よくしてやる。」
「・・いらないよ。」
「?」
ぴく・と手の動きが止まりました。
「あの猫目がいいって?」
「関係ないでしょ。」
真夏は冷たく言い放ちました。でもそれがスイッチでした。
先生が真夏の頬を打ちました。
「つっ!」
「真夏・・よくしてやるよ・・。さあ言うことをききなさい・・。」
やけにやさしいものの言い方・・。
真夏はぞっとしました。
さっきより吸いつくような、ゆっくりとした指の動き。
真夏のシャツをはだけて。
あらわになった突起をゆっくりと撫で回します。
「くうっ・・。」
「さあ・・真夏・・。」
「やめっ。やめて!」
ばたばたと暴れますが、手首も自分の自由になりません。
膝を曲げて先生をどかそうとしてもびくともしません。
「いやだ!どけって!!」
「真夏・・黙らせるぞ?・・」
腰に手をかけられてずるりとおろされました。
「1度やったんなら・・慣れてるもんな・・真夏?」
「せ・・先生?」
手首ははずされたものの・・先生の鈍く光る両目に捕らわれて。
肩がかすかに震えます。
「ほら。お前だって・・。」
「ぐっ・・・?!」
真夏の自身を捕まれて、真夏の肌が一気に紅潮します。
「ほら・・。」
ゆっくりと擦られます・・。
「やめて・・やめて!」
「なんだ?こうは・してもらえなかったのか?あの猫目に。」











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Last updated  2006/04/21 03:40:34 PM


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