お茶漬けさらさら晩ご飯レシピ

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色んな食器

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Apr 22, 2007

お茶丸はアメリカの大学に行ってたんですが
勿論卒業したんだよ。
凄く印象に残った事があるのです。

30年ほど前ですが、校内はバリアフリーで
車椅子、視覚障害者、聴覚障害者の学生が
いっぱい通ってました。

当時、日本の環境では車椅子の人の外出もままならず
従って、初めて遭遇した環境でした。

週に何度か、キャンパスで車椅子の人が輪になって
カウンセリングを受けながら交流しているのを
何度となく見かけました。

盲導犬を連れてた視覚障害の女の子は
卒業が一緒でした。
みんなフツーに友達付き合いしてましたが
卒業式では彼女の名前が呼ばれると
拍手が鳴り止みませんでした。

で、お茶丸が一番感動したのはここからですが

お茶丸は芸術学部のインテリアデザイン科で
基礎建築みたいなクラスを取ってたわけです。

聴覚障害の男の子と女の子が一緒のクラスで
手話通訳がついてました。

この通訳さんも学生で、
手話のクラスがあって、Ａ評価を取ると
大学がアルバイトとして雇ってくれるのです。
因みに、手話クラスは卒業単位にはなりません。

何に感動したかというと、
この子達はいつも手話でおしゃべりをしていて
全然通訳さんを見てないのですよ。

30年も前の日本じゃ
『せっかく通訳が付いているのだから
ちゃんと勉強するべき』
と非難されるかもです。
そもそも、日本では障害がある事すら隠してたんだから。

しかしですね、よ～く考えると
その授業ホントに面白くなくて、
誰も先生の話聞かず、他の事をやってる。
お茶丸だって、その子達付き合ってるのかな～

これがホントの平等でしょ！
通訳さんもバイト料貰ってる。
見るも見ないも本人達の自由だもんね。

留学生にもカウンセラーが付いてて
『車椅子の人が車から車椅子に乗り換えるのに
15分も掛かる、出来ない事は何もないんだよ。』
ってよく言ってました。

大学では、学業だけじゃなく
付随する環境から様々な事を学びます。
友達を作ったり、バイトをしたりするのも
将来の糧になるしね。

お茶丸が手話をやりたいなと思った原点はここだけど
ボラをやりたいと思ったわけではないの。
ボラは別のきっかけで始めたけど
この経験は大きな財産だと思ってます。

ご飯の仕度も出来たし、そろそろ晩ご飯食べますかね
美味しいのができたから、レシピは明日書きますね