シュガー・タイム

シュガー・タイム

ジャマイカ(1994)


12日の結婚式だったのだが、13日の朝、私は39度の高熱をだした。
翌日の出発を控え大ピンチ!!

◆11月14日 出発日
  なんとか熱が下がったものの、本調子じゃないまま強行した。成田までどうやっていったのかさっぱり覚えていない。 行きの飛行機(JALのアトランタ行き)では、機内食をぺろりと食べて、ママにあきれられた覚えはある。 体調が悪いとはいえ、初の海外旅行で張り切っていた。飛行機の中で食事するのも、暗くして寝るのもはじめて。 乗り物で眠れないたちなので、ほとんど起きていたような気がする。

 アトランタに到着。現地時間は当日の朝なので、空港のフードコートで空港職員などがハンバーガーとか食べてる。 その姿を見て大感激!「まるで映画のようだなぁ」初海外は何を見ても興味津々である。 1996年にアトランタオリンピックが開催されるということで、空港は綺麗に整備され、 記念Tシャツなども売っていた。オリンピックは2年先なのに・・・でも買った。 このときのTシャツは今でも持っている。

  13:20発のAir Jamaicaに乗り継ぎ、ついにジャマイカへ! ジャマイカンのスチュワーデスは大きくてむすっとしてて怖かった。 機体もどこかのお古のようでいろんな所にガタがきているようだし、上下によく揺れたので、 ママはすっかりグロッキー。
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  16時頃、ジャマイカのMontego Bay空港に到着。そこでウェルカムドリンクなど飲んでバスを待ち、 ホテルのある Ocho Rios へ。 バスの中から見えるジャマイカの風景は、はじめて海外に来たお~ちょにとって面白くて面白くて・・・ 走っている車、歩いてる人、牛、建物、木や花・・・ 全てが新鮮でした。2時間かけて走ってついた頃はもう真っ暗。 バスを降りると、妙な「ぷひー ぷひー」という鳴き声。 夜になるといつもこのような聞いたことの無い鳴き声で鳴く虫(?)がいる。姿は見ることができなかった。 約24時間の移動が終わり、ホテルに着いた頃には、なんとなく普通の体調に戻っていた。

◆11月15日 ジャマイカ1日目
 利用したホテルはサン・スーシというホテル。フランス語で「問題ない」=”No Problem”という意味らしい。 ジャマイカンは何かと”No Problem!”なので、私のB型の性格にとてもマッチする気がするのである。 私も何かと「大丈夫、大丈夫」派なのである。
  ホテルは宿泊代の中に全てが含まれるという「All Inclusive」というシステムで、ホテルの敷地内で行われる イベント、食事、ルームサービス、チップなど全て込み込みなのである。初海外の私にぴったりなシステムで良かった (その分、高いのであるが・・・)。体調万全なら、食って食って食いまくり、飲んで飲んで飲みまくるところだが、 そもそもそんながめつい人がくる所でもない。ゆったりとの~んびり、きままに過ごすのである。

 朝食をとり散歩。朝のさわやかな空気の中、カリブ海を眺めながらいい気分である。 すれ違うゲストやジャマイカンも皆陽気に挨拶してくれる。我々は2人ともコーヒーは好んで飲む方ではないが、 ここでは毎日食事の時は名物ブルーマウンテンがのみ放題である。

   実は想像していたカリブ海とは違って、あまり海は綺麗では無かった。おかしいなぁ~と思っていたら、 前日までハリケーンが来ていて海が荒れたので濁っているとのこと。確かに後半はとても綺麗なカリブ海だった。
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◆11月16日 ジャマイカ2日目
  この日は、フェイシャル、ママはマニキュアとかペディキュアとかやってもらった。後はプールサイドでのんびり ピニャコラーダを飲みながらだらだらと贅沢に過ごす。徐々に体調が戻ってきた。前半はビーチリゾートでゆっくり 過ごすプランでよかった・・・これがヨーロッパ周遊とか、いきなりディズニーワールドだったら大変だった。

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そうはいっても初海外。お腹の時計は完全に時差ぼけで狂ってしまっている。ごちそうが美味しく口から入ってこない。 いつでもなんでも食べいいのに、なんてことだ(T_T)。

夜は週に2回パーティー形式になる。この日も浜辺でバイキングだった。ショーもあり楽しい雰囲気。 それとは別に、毎晩我々の部屋から見える広場で、レゲエコンサートを24時近くまでやっている。

◆11月17日 ジャマイカ3日目
 朝はいつも通り、散歩してジムで汗を流してプール。そして今日は、
 <ダンズリバー滝登りツアー>の日
 その名のごとく滝を登っていくのだが、結構ハード。みんなで手を繋いで結構な距離を歩くのである。 滝の流れにうたれ前が見えなくなっても、ガイドのジャマイカンは”No Problem!”しか言ってくれなかった。  ホテルの敷地内では、ギターやトランペットでの生演奏がBGMのように流れている。テラスのようなロビーでちょっと くつろいでいても退屈しない。1ヶ月くらいこんなところで暮らしてみたいなぁ~。

◆11月18日 ジャマイカ4日目
 この日も基本的には、プールやビーチでのんびり過ごす。気が向いたらビーチバレーに加わったり、 レゲエダンス教室なんかが開催され、顔を出してみたりする。こうやって1日中ビール(Red Stripe)を 飲んだりピニャコラーダ飲みながら過ごした。ママは”Ting”というグレープフルーツ炭酸飲料がお気に入り。
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<ダウンタウンショッピングツアー> バスでOcho Riosの街中へショッピングツアー。ツアー代は込みだが、ショッピングはもちろん自分のお金で払う。 CD(Bob Marley)や、Tシャツ、雑貨などのお土産を買って帰った。<BR> 噂通りいるいる、薬売ってそうなうつろなラスタマン。 近づかないように注意した。ジャマイカといえばドラッグでも有名(でもマツキヨとかは無い)。

◆11月19日 ジャマイカ5日目
<サイクリング>  この日はサイクリングに参加した。街から少し離れたところになる教会などを見て回るだけだが、 ホテルを出ると一般庶民の暮らしに近づきとても面白い。ジャマイカもあまり裕福な人はいないけど みんな明るく、楽しそうに暮らしている。こんないい所だから当たり前か・・・。 首都キングストンはこことはまた違ってるのだろうが。

◆11月20日 フロリダへ
  早朝、本当に早朝の確か3時くらいだったか、出発の時間がきた。 夜逃げのように、楽しい5日間を過ごしたホテルを後にした。2時間バスに乗り、 Montego Bayの空港で再び Air Jamaicaの飛行機に乗り、マイアミへ飛んだ。 マイアミでアメリカンエアーに乗り継ぎオーランドへ、そしてディズニーワールドを目指した。
<オーランド(1994)>につづく。



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