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* 信じやすい方は以下の文章を、
フィクションとしてお読みください。
三国志で知られる五丈原は、
死せる孔明が生ける仲達を、
敗走させたところ、
指南車に乗り、
戦いの指揮をとっている最中に、
偉大な軍師は生涯を閉じた、
しかし、寡兵の蜀軍は、
なおも軍師の指南通りに戦い、
司馬懿仲達の率いる、
雲霞のごとき魏の大軍を、
走らせた、
いまの日本の政界を、
五丈原に譬えたくない、
しかし、あえて五丈原に見立て、
ドジョウ宰相の誕生を、
陰の戦いを通して見直してみたい、
その見えざる戦いは、
与野党に関係なく、
圧倒的な大軍を繰り出した、
原発推進軍と、
すでに前になったが、
カン宰相の率いる、
きわめて寡兵の脱原発軍との、
決戦であった、
指南車に乗るも、
すでに死に体の、
カン宰相にとっては、
死処を求める、
悲壮な戦いであった、
孔明の軍略の才は三国中に、
鳴り響き、
魏兵はその名を聞いただけで、
慄いたのに、
カン宰相は才もなく人気もなく、
脱原発軍は見るも無残に、
殲滅された、
世界を震撼させた、
フクシマ事件や、
本日午後より停止になった、
川内原発2号機を加え、
54基中42基が停止中という、
原発推進軍にとっては、
大きな逆風を味方にすることも、
叶わず、
哀れ脱原発軍は、
政界の裏次元に存し、
大多数の国民の目に触れぬ、
五丈原で露と散った、
五丈原に轟いた勝どきと、
林のごとく林立した、
原発推進軍の旌旗は、
やがて、日本の通津浦々に、
轟き翻る。
東京タワーから1キロ弱離れた、
新一の橋近くにある、
この建物の上に立つ、
アンテナ状のものも、
3・11で少し曲がった、
のだろうか、
以前、この先端に、
風見鶏が止まっていた、
風見が許されぬ、
閉塞して息苦しい世に、
ますますなりつつある、
のだろうか。
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