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メディアの仕事をしている人には、
すぐピンとくる数字だろう、
1996年、
書籍と雑誌の総売上額が、
2兆6253億円に達した、
過去最高となったが、
マイナス成長の出発点でもあった、
それから17年経った2013年、
その総売上額は、
1兆7711億円まで落ち込んだ、
約35%ものの売上額が消えた、
電子書籍雑誌の売上げが伸びており、
数年後に2800億円規模になる、
という予測もある、
紙の書籍雑誌の市場は、
電子書籍の追撃もあって、
ますます縮小するだろう、
かと言って、
電子出版が紙の出版の縮小を埋めるか、
というとそうでもない、
紙の出版が失ったものを埋めるには、
1兆円規模の売上げになって、
初めて現実味を帯びるだろう、
つまり、
電子出版の伸びに関係なく、
紙の本が雑誌がパッパッと消えていくのだ、
これは日本人から知が喪失されていく、
ことではないか、
これは怖いことだ、
文は武より強し、
知に裏づけられた理性が、
戦争抑止の力として働いた例は、
古今東西には多いのではないか、
戦争より怖い怖い事態が、
歯止めもなく深刻化していく、
神風よ吹け!