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2015.07.08
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  絵本サイン会で、

  お母さんに連れられてカワイイ系の、

  女の子が順番を待っていた、

  黄色く染めた髪に、

  くるくるパーマをかけて、

  ふりふりの薄い黄色のワンピースを着て、

  濃い黄色のハイヒールをはいていた、

  マニキュアは爪ごとに色を変え、



  マスカラー、アイシャドウも原色系、

  顔は幼くカワイイ、

  絵本にサインして、

  中学生かなあ、と思い、

  「何年生?」と、訊いた、

  お母さんが代わって答えた、

  「小学5年です。でも、学校は休んでいます」

  不登校の女の子だったけど、

  母娘の背中を見送りながら、

  (あの恰好じゃ小学校は無理だよね)

  と、そっとうなずいた、



  現実離れしていたのに、

  ドキッとするほどの存在感があった、

  なぜだろう?

  そうか、と膝を叩いた、

  ポップカルーチャーの世界から、



  と納得したのである、

  自分の部屋であの子はアニメや、

  漫画の世界に、

  出たり入ったりしているうちに、

  その世界の匂いを色濃く身につけた、

  に違いない、

  今は20歳前後になっているはず、

  原宿カワイイ系の主流として、

  どこかを闊歩しているのだろうか。



  元原宿系のきゃりーぱみゅぱみゅは、

  たとえばニューヨークの5番街を闊歩して、

  ニューヨーク子たちを騒がすことができるだろうか、

  とだれかに訊かれたら、

  さあ、と首を傾げる、

  なぜならまだポップカルチャーの鏡の中の、

  世界から完全には抜け出していない、

  まだ鏡の中から愛想を振りまいているようなところがある、

  完全に抜け出ていれば、

  濃い匂いに充ち、

  小さな悪魔的な魅力を電磁波のように、

  カワイイ殻を透して放ち、

  そばにいるだけで翻弄されそうな、

  存在感を発散させるはずである、

  そうなった彼女がブロードウェイを歩けば、

  たちまち騒ぎが起き人並みが沸き立って、

  ニューヨーク市警のお出ましになるだろう、

  彼女がその進化を遂げたら、

  全世界でレディ・ガガ並みの人気者になるだろう。



  レディー・ガガは鏡の中から、

  意気揚々と出てきて、

  まるで原子炉を抱擁しているような、

  強烈な存在感を発散しまくっている、

  ところで、今の僕の願いは原宿系カワイイたちに、

  草食系男子を、

  大気圏外へ弾き飛ばす、

  ような超弩級の発信力がほしいことだ、

  貴方たちに新しい〇〇系男子を

  生み出してほしいのだ。

  カワイイ系風俗にそろそろ革命がほしい。











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最終更新日  2015.07.08 17:54:28
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