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2015.07.30
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  中高年の人が3人寄れば、特に3人寄れば、

  親の介護の話をしています。

  今の少子高齢化の日本社会では、

  それほど切実な問題だということです。

  姦しくではなく、声を潜めて話しています。


  さて、年齢に関係なく男が3人寄ると、

  自分の健康の話になることが多いですね。



  ストレス社会の重圧にさらされ、

  若い人も心身のリズムを壊しがちだ、

  という事実を突きつけられたような気になります。

  聞き耳を立てていると、皆さん、

  医者が使う養護をよくご存知ですね。

  GOD、GPTが上がったの下がったの、

  尿酸値がどうだとか。

  でも、憐れみあいながらお互い安心している。

  みんな健康不安を持っているんだ、と。

  こういう健康談義なら大いにやって下さい。


  ところが、困る人が割り込んでくることがあるんですね。



   もう10年も要注意のチェックが入っていない。医者も驚いていたよ」


  「毎日、腕立て伏せを100回、腹筋運動を200回、ジョギングを10キロ、

   台風、大雪の日はランニングマシンだ」

  などなど…

  こんなような人、周りにいませんか?



  夏なんか袖を二の腕までまくりあげてニューッと力瘤を作ったり、

  腹筋をペコポコさせたりして、いやー、もう勘弁してくれ、

  と叫びたくなります。

  羨ましくなるほどの健康、体力は、

  言わなくても周りが知っています。

  人一倍の健康、体力を持っていても、自慢したら価値がなくなる。

  黙っているから、ちゃんと努力しているんだろう、

  と他人は内心で敬意を払う。

  健康法や、体力維持法を訊かれたら謙虚に答えればいい。

  今の世の中は医学が発達したのとは裏腹に、

  健康を損ねている人や、健康不安を抱えている人はゴマンといます。

  そういう人達への配慮もなく、無神経に健康自慢、体力自慢をするようでは、

  いつかはその健康や、体力に足許をすくわれるでしょう。

  少子高齢化社会がくるところまできて、

  坂道を転げ落ちるような人口減少社会に突入しました。

  今の我々に求められているものは、知恵を蓄積し、それを働かせながら、

  お互いに生活の質を高め、周囲と心地よくおりあうことではないでしょうか。

  健康自慢、体力自慢は周りへの気遣いに乏しく、

  他には中身が空っぽのようで侘しすぎます。

  実はこの稿を書いているのは自分への戒めのつもりです。

  酒席なんかで、お前は健康どうなんだ、と訊かれようものなら、

  待ってましたとばかりに、

  「この前なんか、20代の若いのと腕相撲して勝ったよ。

   小柄なやつだったけどね」

  と、体力自慢を始める。

  これじゃ、単細胞もいいところでボケるのも早い、

  と後で反省しきりでした。








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最終更新日  2015.07.30 12:05:55 コメント(1) | コメントを書く


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