音の棲む場所より

音の棲む場所より

2009.05.21
XML
カテゴリ: 音を紡ぐ
取り散らかしていた楽譜を

折りたたみ、そろえてまとめて

いるもの

いらないもの

すべてのものを

「その時に必要なもの」

だけにしていく作業




こちら(さて、どっちを着るんだ? 笑)
迷走中~♪

楽譜製本を終え、段取りのチェックをし
身の回りのすべてが、その時に向かって動き出しております。
(ときどき、迷子になっておりますが 汗)

昨年のシューマン・アンソロジーを皆様に喜んでいただき
今回もフェリックスの声を聴いちゃったから、ついつい・・・
と、企画・練習・上演の運びとなっているわけですが
やはり、


生粋のクラシック屋です(でした?笑)から
まるで美術館・博物館にかざるように
これらの曲を、あるべきスタイル・あるべき場所で
ガラス細工のような静寂の中から立ち上らせることが
本来あるべき姿なのだということを、よく理解しております。
そのうえで
音の隙間から聞こえてくる声
作曲者の・・・いや、もしかしたら、私の?
いえいえ、ひょっとしたら「にんげん」が誰でも持っている

「魂のゆらぎ」だとか

「思いのさまよう姿」とか



そんなものに気づいてしまって(勝手な思いすごしかもだけれど 汗)
それを、どうしてもどうしても、伝えたくて
サロンという小さな場所、ひとの呼吸が伝わる場所で

「ナマの声」

にこだわって、朗唱人(うたひびと)・奏琴人(かなでびと)として


喜んでくださるだろうか。
美しいものを、美しいままに
伝えられるだろうか?

楽譜の整理をしながら
自分の心も整えていくような気がしています。

ともあれ
お客様の呼吸や、その場の空気も
「わたしたちの音楽」の一部なのですから
今、どうこう悩んでもムダなわけです(うふふ)

物語は
1820年 2月
アメリカはボストンの教会の
結婚式から始まります。

だって・・・
世界でいちばん有名なメンデルスゾーン作品といえば?(うふふ)
これはチラシには載せていない「隠し玉」でございます。
そして
結婚式の場面で終わった、前回のシューマン・アンソロジーに
さりげな~~くリンクさせてみました。

さて、このカップルはいったい誰?
そして、この二人の行く末はいかに?(火曜サスペンス風味?笑)

皆様がよくご存じの曲をたくさん使っています。
ということは?
どの曲にも皆様それぞれにいろいろな思い出があり、
すでにイメージもお持ちなのだ、ということ。

題名をもっている曲なら、なおさら
その曲のイメージは、一般的に固定しております。
それを
あえて、物語世界に織り込んでいくこと
音に隠された物語を、こっそりお伝えすること
それが、今回の「もくろみ」です(←やっぱり目論んでいるひと)
もちろん、作曲年を含め背景・音列などなど、
音のもつ本来の意味などは、深く吟味したつもり・・・。
いうなれば
たいへん上等なフレンチの材料を使って
あえて和食をつくったような?(うふふ~♪)


シェフ音夢鈴・・・
心をこめてお届けします。
皆様のお口に(お耳に?)合うといいのですが
(どきどきどき)

そして、せっかくの湖のほとりのサロンなのですから

お天気さんには


うまくいったら(?笑)こんな感じ?という
イメージ画像でございます(私はともかく、姫は花のよう~♪)
イメージ画像?(笑)
さてさて、というわけで譜面台の上は楽譜でいっぱいなので
その隙間から、じろりん?と見ているM氏はこちらです。
楽譜ひろげすぎ!(怒)

ではでは、本日はこのへんで~♪






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009.05.21 18:02:36
コメント(7) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: