音の棲む場所より

音の棲む場所より

2011.01.10
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カテゴリ: 音を紡ぐ

「お仲間」のみなさま!

こちら・・・大島ミチルさん編曲です。

5月が楽しみですね!

と・・

お話がそれないうちに(爆)本題をば。

すばらしきアレンジ!と思います。さりげないですけれど。

彼女の声と「祈り」とドヴォルザークの響きと「想い」と

その出会う場所を演出している絶妙なハーモニー

ちなみに演奏は「えぬきょう@2004年」

なつかしいお顔がいっぱい(涙目)

こーゆー演奏会において「PA(マイクなどなど)使ってるからうんぬん」

という発言はない方向で是非。

むしろ、病床に向かう時代の歌姫の音量を

フルオケとミキシングして

なおかつハウリングしない!

という音響さまGJ(ぱちぱちぱちぱち)

 という発想の方向にてお聴きくださいますよう

よろしくお願いいたします。

天使みなこちゃん

最後まで進化・深化しつづけた人でありました。

誰に聴いても「天使だ」という人でもありました。

PCに初めて触れたころ、BUNKAMURAのHPにて

舞台にすわりこんで歌う彼女のクラシック曲が強烈な印象でした。

その後、S君との共演をのぞみ

(実際オファーもあり・・それは現在もいろいろな活動へと続き・・)

結局かなわなかったあの日のショックとともに

忘れられない歌手のひとりです。

「家路」と題された歌は、英語歌詞)「Goin’ Home」の直訳。

この「home~家」というのは

英語詞の作者(作曲者のお弟子さん)フィッシャーの思いとしては

キリスト者における「家=天界」ということでしょうか。

そんなこんなで、のちにこの作品自体が

「ボヘミア風だ!」「いやいや黒人霊歌がヒントだ!」

などといらぬ物議をかもしたらしい・・・

というこれは当時のゴシップのきれはし(しかも受け売り)

日本では山田耕作センセ指揮にて帝劇で演奏され

(あ・・・さすがに生では聴いてませんからね!笑)

その後学生さんなど音楽愛好家を中心に

「うたごえ喫茶」などから広まり今にいたり。

「キャンプソング」とか 小学校などの教科書にも

「遠き山に日は落ちて」

の歌詞で載っており(世界名歌は原詩ですね)

なので、この歌詞に郷愁を覚える方もたくさんいらっしゃり・・・

私自身 もともとの「家路」の歌詞も大好き!です。

良くあちこちで歌います。

この曲が「お帰りのチャイム」だった時代もあったりしましたし(笑)

でも・・・なのですよね。

でもでも・・・異論を覚悟でこっそりと打ち明けるとしたら・・・・なのです。

「新世界」というドヴォルザーク自身による命名と、

この曲の誕生した時代背景・彼の立場から思うに

また、原曲全体が持つ響きから推察するに

新世界(新大陸)アメリカより

故郷ボヘミアの未来へ 

彼の心からの祈りを込めて作られた

・・という意味において(これは彼自身の手紙より)

みなこちゃんが「音から聞こえた歌を書きとめた」という

こちらの歌詞のほうが

より「音楽の言いたかったこと」を表現しているかも?

・・・というそんな気がしたりします。

それぞれの「想い」の重なる場所のありかた・・というか。

「言葉」が決めつけてしまうこともなく。

「音楽」が独り歩きするでもなく。

絶対音楽(歌詞を持たない)という選択をした古い時代から

西洋音楽が気付かないふりをしてきた「なにか」が

この曲の民族性と切りとられたメロディーの「ひとり歩きの旅」を経て

再生されているような・・そんな気がするのです。

そして

そのあたりに・・(え?どのあたり?苦笑)・・・

自分のこれからの「旅」の方向を見つけていたりもします。

以上

吟遊詩人見習い(たぶん永遠なる見習い)音夢鈴の

ちょっとした ♪独り言♪ でした。

現在の進行状況@現場報告

三者そろい踏み

三者(ことば・え・おと)そろい踏み♪

ヒロミちゃん♪ rumiちゃん♪ 

誰より自分よ!自分!!!!!(←ここ強調!)

あとは練習するだけよ~~♪

リハまで自習!ふぁいとでございます!






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Last updated  2011.01.10 19:36:26
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