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此岸より 尾花手招く方(かた)見れば
瑠璃と見紛ふ 行き合 ひの空
-鍵盤屋音夢鈴 詠ー
秋の御彼岸ですね。
で、「いまさら」ながら、なぜ春分&秋分近辺を
「御彼岸」と言うのかな?そして行事化したのかな?と
目の前の便利な箱(PCちゃん)に問うたところ
太古の太陽崇拝を含めいろいろな「いわれ」の中から
「 此岸(しがん)」という言葉に出くわし
この言葉をよくよく噛み砕いてみたら
「 此岸」→「しーは(さんすくりと?)」→「シャバ(娑婆)」
という意味だと判明。
(ここまできてやっと「お膝ぽんっ!」←おや?おひさしぶり?)
「娑婆」なら良く知っております(うんうん)
というわけで婆が(←あ!自分で言っちゃった 笑)娑婆から
天津御空をあおいでいましたとさ・・と
一首詠じてみました♪
というお目汚しの一幕でございました。
さて 「行き合ひの空」というのは
ブログお友達であり沖縄の同業者(鍵盤屋)さまである
「ぴっぴあの様」のところで出会った言葉
このあたりです。(9月17日日記)
南の島のぴっぴあの様「行き合いの空」
これまたその後、しばし「ことばさがし」を。
いにしへの歌人 慈円氏にこんなお歌が
夏衣かたへ涼しくなりぬなり
夜やふねぬらむゆきあいの空 『慈円』
また古今集「夏の歌」最後には、こんなお歌が
夏と秋と ゆきかふ空の かよひぢは
かたへすずしき 風や吹くらむ 『凡河内躬恒』
たしかに 「かたへすずしき風」も吹いてまいりました。
この急激な気温差・気圧差・・・
自分も楽器たちもた~いへん!
そんな中、身近に感じる「彼岸(かなたのきし)」は
無事演奏終了・・となった、その瞬間のことでしょうか。
これから出会ってくださるであろう方々
そして、これまで出会ってくださった方々を想う時
皆様の前に差し出して恥じない音を
ともに「楽興の時(もめんと・みゅじかる)」を紡いでくれる
仲間たちに恥じない音を
ただそれだけを、ひたすらに 願いつつ
遠い彼岸への白き道をたどります。
そんな中、煮詰まりそうな私と会ってくれた同期の
うりこひめ~~!!!!
(文字サイズ変えることができました~~~←私信)
忙しい中、お茶していただき感謝!
そして、チケご購入も、とってもとっても感謝!
楽しんでもらえるようにがんばるね!
最後に・・・御存じの方も多いかも
可愛い可愛いイワリスの俵太先生が旅に出られました。
俵太 さま
俵太先生を語るマロさんの言葉、素晴らしいです!
銀猫氏と共にある今、見習いたいこと多数。
そんなこんなの、
想ふこと多き2011年秋のお彼岸の朝
ヒガンバナは朝露にきらめいておりました。

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