本当に読みたい本・・・

本当に読みたい本・・・

楡 周平

☆☆ 作者 紹介 ☆☆
1957年 東京都生まれ。
慶応義塾大学大学院修了後、某米国企業日本法人に入社。
勤務中にクライム・ノヴェル『Cの福音』を宝島社より出版。
30万部を売り上げる快挙を成し遂げ、読書界に衝撃を与える。
受賞作は無し。

個人的な作家に対する書評・・・・

 受賞作が無いのが不思議な作家。きっと内容が濃すぎるためであろう・・・。
圧倒的な描写と、大胆な展開に、いつも寝不足に・・・。
ハードボイルド小説好きには堪らない。

 大藪晴彦等の小説が好きな人には、ぜひ読んで欲しい。
 また、ハードボイルド小説を読んだ事が無い人にも、ぜひ触れてみて欲しい。

【代表作】

Cの福音 クーデター 猛禽の宴 ターゲット クラッシュ 朝倉恭介
(Cの福音・完結編)

■■■ ★★★ 楡 周平 「朝倉 恭介 シリーズ」 全6連作 ★★★ ■■■

Cの福音
とにかく「ハードボイルド」この一言に尽きる!
デビュー作にしていきなりベストセラーになったのもうなずける一作。
日本を舞台にした、麻薬のディーリング。
その方法は、今まで誰も考え付かなかった大胆かつ、巧妙な方法だった。
そして、その麻薬ビジネスは着実に裏社会の脅威となっていき、
恭介に危機が迫ってくる・・・・。

チャイニーズマフィア、アメリカマフィアをも巻き込んだ
壮大なスケールと、テンポで描くアクション映画のような本。

朝倉 恭介 シリーズ第1弾!
ハードボイルド好きにはたまらない一冊
まずは手始めにこの本から・・・・。
Cの福音新装版
クーデター
 世界中の闇で流通する、戦争の負の遺産。
ひょっとして、その武器達は静かに日本に上陸しているかも知れない・・・。
クーデターを画策する者達の手によって。

 長引く不況の中、漠然とした不安を抱える人々の中に、その新興宗教は
静かに、そしてしっかりと浸透していった・・・・。
そして、信者から日々寄せられる、腐敗した政治、社会の情報は、
静かに、教祖の心を蝕んでいく・・・。
それが、『狂気』に変わった時、日本を揺るがす空前のクーデターは、
誰にも気づかれる事無く、ひっそりと始まっていた・・・。

 正義のジャーナリスト「川瀬 雅彦」は、真実を知るために、
立ち向かう。戦場ジャーナリストとして培った、生き残るための勘。
極限まで感覚を研ぎ澄まし、真実に迫る・・・・。

 圧倒的な描写、臨場感溢れる展開に息を呑む。
不覚にも、最後には、涙がこぼれてしまった・・・。

川瀬 雅彦 シリーズ第1弾!
平和を貪る日本に、【クーデター】という問題を投げかける。
その時あなたには何が出来ますか・・・。

寝不足を覚悟して読み始めるべし!!!
クーデター新装版
猛禽の宴
アメリカのマフィアの頂点に君臨するドン・ファルージオ。
その座を虎視眈々と狙う、コジモ。
そして、マフィアに取って代わろうとする、チャイニーズマフィア・・・

チャイニーズの襲撃を受け、一命は取り留めたドン。
弱ったボスの座を巡り、猛禽達の宴が始まる・・・。
そして、図らずもその宴に恭介も巻き込まれてしまう・・・。
迫り来る危機の中で、ファルージオ暗殺未遂の黒幕を知る恭介。
父と慕うファルージオの復讐に、恭介のスイッチが入る。
クライマックスは、アクション映画さながらのシーンの連続。
戦闘ヘリ「コブラ」まで飛び出し、一気にラストまで読んでしまった。

朝倉 恭介 シリーズ第2弾!
アクション映画よりも面白いこの一冊
臨場感溢れる戦闘シーンの数々。
この本を読まずして、ハードボイルドは語れない!
ぜひご一読を・・・。
猛禽の宴新装版
ターゲット
北朝鮮は南進を始めるに当って、在日米軍の無力化を図ろうとする。
旧ソ連から、流出した細菌兵器の開発に成功した北朝鮮。
ひょんなことからCIAにリクルートされる事になった恭介。
恭介は、CIAに嵌められ工作員としての仕事をするはめに・・・・。
人の指図を誰よりも憎む恭介だが、工作員としてのトレーニングを積むうちに、
狩猟本能が覚醒されていく・・・・。

今回限りのビジネスだと、CIAに約束させ、任務を受ける恭介。
ターゲットは北からウイルス兵器をばら撒くために、日本に潜入する工作員達。
舞台は、工作員達の潜伏する、東京、そして沖縄。

ここで、参考文献に目を向けてみよう。
「スローウィルス感染とプリオン」、「沖縄の米軍」
「スパイブック」、「最新軍用銃辞典」等など

参考文献の題名だけでも、危険な香りが漂うこの1冊!
圧倒的リアリティーと、臨場感を皆さんにもぜひ味わって欲しい。
朝倉 恭介 シリーズ第3弾!
これを読まずして、ハードボイルドを語る無かれ。
寝不足は覚悟の上で読み始めよう・・・。
ターゲット
クラッシュ
朝倉恭介と対極をなす正義のジャーナリスト『川瀬雅彦』。
恋人の死を乗り越え、復帰の舞台に選んだのは、カメラマンではなくジャーナリストの世界だった。

その彼が題材として選んだものは、インターネットの世界に潜む危うい現状だった。

恋人に裏切られ、インターネット上に恥ずかしい写真を垂れ流された、凄腕のプログラマーが復讐を誓った時、
未曾有のサイバーテロの幕は開いた・・・。

自分を辱めた者達全てへの復讐は、インターネットを使う全ての者達への怒りと変わってゆく。
インターネットを舞台にした、彼女の復讐は世界中を巻き込み震撼させるテロに発展する。
次第に、彼女の意思とはかけ離れて行き恐ろしくなっていく彼女だが、
既に彼女の放った、最強のコンピュータウイルス『エボラ』は、
世界中のコンピュータに潜み、発症の時を待っていた・・・。

現実にこの本の様な事態が発生したら・・・・。
世界中のコンピュータが只の箱に変わってしまったら・・・・。

 Windowsを搭載したパソコンが大半を占める現状に、毎日のように更新されるウイルスの情報。
現実の世界で、同様の現象が起きる可能性は決してゼロでは無い・・・・。


川瀬 雅彦 シリーズ第2弾!
コンピュータ社会に潜むサイバーテロの脅威。
その時あなたには何が出来ますか・・・。

この話が実際に起きたら・・・・。そう考えると、次のページを捲る手が震える!!!
なにより驚きなのは、この本が2000年に書かれている事かも知れない。
クラッシュ
朝倉恭介(Cの福音・完結編)
 長かった6部作も遂に完結編を迎える。
この作品で、「朝倉恭介」ともお別れしなくてはならない・・・。

 前作「ターゲット」で、CIAの仕事を完璧にこなしたものの、恭介の闇の部分に気づいてしまったCIA。
マフィアとも繋がりのある男を、工作活動に使ったのがばれると、史上始まって以来のスキャンダルに
発展してしまう。それを恐れるCIA。世界中の通信を監視する エシュロン までを駆使するが、
恭介たった一人を捕捉するどころか、居場所すら掴めない。

 そんな中、「クーデター」、「クラッシュ」でおなじみのジャーナリスト「川瀬雅彦」は、
日本に蔓延し始める「コカイン」の源流を辿るべく、コロンビアに・・・・。

 そして、対極に位置する二人の運命が、遂に交錯する時が・・・。
悪のヒーロー『朝倉恭介』、正義のヒーロー『川瀬雅彦』

 果たして気まぐれな神はどちらにキッスを送るのか?

『YOUR YOUNGEST AND STRONGEST WILL FALL BY THE SWORD』
(お前たちのなかで、最も若く、最も強い者は、剣によって倒されるであろう。)
恭介の中で繰り返し思い出されるのは、ドン、ファルージオの墓石に刻まれた、メッセージだった・・・。

朝倉 恭介 シリーズ第4弾! 遂に完結!!!!
ハードボイルド超巨編、全6部作完結編を読まずして、どうする?!
全6作品の登場人物が、勢揃い!!!!
もう読むしかない!!!!
朝倉恭介新装版

■■■ ★★★ 楡 周平 「その他の作品」 ★★★ ■■■

フェイク
朝倉恭介シリーズとは全く別の作風である。
ハードボイルドでは残念ながらない・・・・。
しかし、切れ味鋭い作品である事は間違いない。

虚飾の町銀座を舞台に繰り広げられる、裏切りと復讐の数々・・・。
朝倉恭介シリーズが、バイオレンスとしたら、こちらの作品はサスペンス?という感じ。

長さもそれほど長くなく、一気に読めてしまう。

じめじめした、梅雨時には持って来いの軽快な物語です。

ハードボイルドに疲れたら、はし休めにどうぞ!!!
フェイク
再生巨流
朝倉恭介シリーズとは全く別の作風である。
少しだけハードボイルドな香りがする・・・・。
次の頁をめくるのが楽しみであるのは間違いない!!!

誰よりも結果を残してきたやり手営業マン『吉野』。
しかし、やり手でありすぎたが為に敵も多く、左遷の憂き目に・・・。

組織の枷に打ちひしがれる『吉野』・・・・。

そんなある日閃く起死回生のプロジェクトの青写真!!
自分と同じく組織からつま弾きされた部下と共に、プロジェクトを実現させる為に邁進する・・・。

不況で沈滞した空気を吹き飛ばす一冊!!!
再生巨流


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: